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駆け抜けて。

スマートフォン。いつもはスルスルと素通りする、Yahooニュース。
エンタメページ。思わず目(手)が止まった。

銀杏BOYZからギターとベースが脱退する。
一瞬、驚いたものの…わからないでもないか、という想いで記事を眺める。
銀杏BOYZの前身、GOING STEADY との初めての出会い。
高校生、セブンイレブン、アルバイト先の女の子、大山さん。
大山さんがまとめて貸してくれたおすすめMD!の中に、GOING STEADY がまぎれていた。

まだ日本語パンク、というジャンルを認識していない自分が、
GOING STEADY を聴いた時、耳に残ったのは「銀河鉄道の夜」。
入り込みやすかった曲なのかもしれない。

まともに女の子とつき合っていない状況で、
そんでもって全く取り柄もない状態で聴く。夏の夜に。
こんな切ない感情はいつまで続くのか。
楽しい世界はどこから始まるのか。
本当に始まるのか。

考え続けて、動き続けて、10年以上。
デザインとの出会いがあり、その感情が柔らかくなったかと思いきや、より増してきている。
脱退された2人の真意はわからないけど、
はたから見れば、有名なバンドに属していていーな、的な思い込みとは関係なく、
「今の状況・状態はなんか違う。」という行動の表れだろうか。

動物界で生き残れる種は、唯一。進化し続けるもの。
自分、という存在を見失わず、生き残っていくには、進化し続けるしかない。と考えている。

高校生の時から、あいもかわらず。

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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