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マークを生かす、カッケー、加工。

いってみたかった。
盛り上げたかった。
輝きたかった。

なんのこっちゃ。
後日、伝えさせてください。

形にして、みせます。

 
 

豆乳クッキー。なんか、いいね。

EPA+(エパプラス)豆乳クッキーのCMをご存知でしょうか。

モデルの森絵梨佳さんがふわふわっとクッキーほおばる。
明日のワタシは、今日よりキレイ。
天気のいい日。おしゃれな雰囲気。

まさに、「なんか、いいね。」です。

昨日、Facebookの話しをちょいとしましたが、
ここで出てくる「いいね!」は、ストレートすぎて強い。
誤解をおそれず言えば、ちょっと厚かましい。

ボクはね、SNSでポチポチ義務的に押したり、
いちいち声に出して伝える必要のない、
「なんか、いいね。」という感情を大切にしたいのです。

この豆乳クッキーCM、ふらっと流れてきて、
たまたま見ていたボクの心を「なんか、いいね。」と感じさせた。

デザインも、「いいでしょ!見てよ!」と露骨にアピールするのではなく、
たまたま通りかかって、たまたま目にふれた人に、「なんか、いいね。」と思ってもらう。
それで十分なんです。

圧力で1位をとることなんかより、圧倒的賛同を得ることなんかより、
数少なくても、純粋に、心の中で、「なんか、いいね。」と思ってもらう。
結果、とってもいい効果があらわれる。

そう信じて、デザインと向き合っていくのです。
これからも。

 
 

しごと展とライターさんの話し。

しごと展にいってきた。
しごと展、ってのは、講師をつとめる専門学校の外部企業さんに向けたポートフォリオ展みたいなもんだ。
以前インタビューを受けた、フリーのライターさんと一緒にまわる。

熱心にアドバイスをきく学生に対し、こっちも熱心になる。
逆に、技術が高くても、謙虚さがない学生に対しては…。
私はストレスをためたくないのであ〜る。
きく姿勢、もデザインの一つよ!

見終わった後、ライターさんと神保町ドトールへ。
職業柄、いろんなデザイナーさんにインタビューするらしい。
後にFacebookでつながることも多いと。

某デザイナーさんとつながったが、タイムラインにあげられる記事が1日20以上を越え、
その内容、どれをとっても、自分の思想と180度異なる。
自ら申請をしたので、困ったもんなのです。とライターさんは笑っていた。

私はこういう話しを聞く度に思うのである。
Facebookにガンガン記事をあげる人の真逆、まったく記事をあげない人の話しこそ聞いてみたい。
知り合いに思想を垂れ流す人よりも、影でコソコソしている奴の方が面白いに決まっている。

なぜなら。それが私なのです。
ともだちください!ギャフン!

 
 

突破しますか。

そこに壁があるとする。
大きな壁じゃない。
越えようとすれば、越えられる。
ただ、ちょっと、おっくうだったりもする。

ん〜寝るか。どうするか。
休んでも壁はそのままだ。
低くなることもないし、うすくなることもない。
ボリュームそのまま。

んで、その壁を越えないと、次の壁は現れない。
いっことばしではいけない。スキップできない。

壁の手前でずぅーっといてもいいんだけど、飽きはくるわな。
戻る…こと、すでに見た景色をまた見ても、んなに感動しないだろう。

そしたらさ。
初見のエロ本が感動的なようにさ。
学ランでもエロ本売ってくれる、となり街の本屋さんまで自転車こいでったようにさ。
めんどくさいことをしよう。めんどくさいことを楽しもう。

突破する楽しみは、まだまだ、つづく。

 
 

ジャングル・ファイヤー。

やるべきことが重なり、
ケツに火がつく。

高校時代、スキー部合宿。
最後の夜、余興として、何かネタをやらなければならない。
ある後輩は、真面目な性格から、面白いネタを考えることが不得意だった。
余興の時間が近づく。ネタは決まらない。
すると、ある先輩がいう。

ジャングル・ファイヤー、やってみたら?

ジャングル・ファイヤー? なんのことだ?
よくよく聞くと、ちん毛に火をつける、という行為のようだ。
もちろん却下。結果、その後輩は、奇声をあげながら手をたたく、
というよくわからないネタをやっていた。こわかった。

人は追い込まれたら、普段からは想像つかないパワーが発揮される。
その状態を、ジャングル・ファイヤー、と名付けるか。

あ゛ぁー!! サイコウ!! サイコウ!!

 
 

特殊加工、入稿時の注意エリア。

特殊加工がかかる時、注意が必要。
ここぞとばかり、オフ印刷部分。

加工指定の記載に気を思いっきりとられ、
印刷エリアの注意がもってかれる。

気をつけましょう。自分自身。
わすれないよーに、メモっとこう。

 
 

ラーメン。嗜好品に対抗。

昼飯か夜飯にラーメンを食べる人がいる。
そう、“主食” としてだ。

私は実のところ、そこまでラーメンが得意な方ではない。
誤解をしないでほしいのは、決して、嫌い、ではない。
むしろ、タイミングがくれば、好きになる。
すべてはタイミングなのだ。

そのよくわからない理由として、
ラーメンを “主食” ではなく “お菓子” としてみてしまうとこにあるのだろう。
味が濃く、栄養価を無視した、欲の塊。嗜好品。無論、いい意味でだ。

つまり。ラーメンは間食であるから、
「ご飯の中で何が好き??」というクエスションのアンサー土俵には入ってこない。
で、「お菓子の中で何が好き??」と聞かれれば、「チョコパイ!」と即答するので、
ラーメンは立ち位置として、非常に曖昧なのである。

京王新線、幡ヶ谷駅を上がったところに武蔵家がある。
横浜家系のラーメン。しょうゆとんこつ。
月に一度は食べる。時おり、ポテトチップスを無性に食べたくなる。あの感覚だ。

そして、先ほど食べてきました。
30を過ぎると、濃厚な脂に対して胃袋がきつい。
食べた後にやっちまった…と毎回、後悔する。
後悔を消すかのように、セブンイレブンでカゴメのトマトジュースを買う。
これでプラスマイナス。になるわけないんだろな〜とジュースをシェイク。

後悔する自分と、無駄な抵抗をする自分。
決して、嫌い、ではない。

 
 

義務を旨味に変換する。

やらなきゃいけないことだ。

その感情はすぐに周囲、相手にバレる。
義務感は、つまらない、という意識を生み出し続ける。
充実させるため、義務を旨味に変換する。

ワクワクすることだ。

そりゃあ、期待感を形にするのは大変だろう。
しかし、前のめりな姿勢は、場を盛り上げるだろう。
参加してよかった、きっと、そう感じさせることができるだろう。

2014年7月26日、土曜日。
共にうみ出し、可能性を拡げる日。
まずは、自らの企みを形にします。

 
 

流派。二流。

ナガオカケンメイさんの「二流でいこう 〜一流の盲点、三流の弱点〜」を読みました。

超絶一流と数多くの三流の架け橋となる二流、的な話しをされている本で、
Amazonレビューなんかを見ると、それこそ賛否両論でしたが、
自分としては共感、そして納得いった感じです。

グラフィックデザイナーにも色々な人がいて、例えば、
Macいじって生活できればOK!が、三流デザイナー。
国内外の賞を総なめ、文字通りトップに君臨するのが、一流デザイナー。
んじゃあ、二流デザイナーとは??

組織や誰かにゆだねない環境で、ちゃんとした仕事をして、
そこそこの評価を得ながら、そこそこの結果を出し続けることを目指す。
そして、唯一無二の特徴・クセがある。
…そういった意味では、私が目指す方向は近いかもしれません。
誰も目指していないだろう、「グラフィックデザイン業界一、いい塩梅のいい加減な人」。
別の言い方をすれば、「サブカル的な立ち位置」。まさに、二流です。

各々のライフスタイルにあった生き方、生き様。
結果を出し続け、誰も目指していない方向を目指そう。
デザインの間口を広げよう。

まったく関係ないですが、Bの流派を思い出しました。
よくみろよ チェックしろよ YO!Bの流派!とかなんとか。

 
 

疲れでちんこが腫れた話しをしようか。

そろそろ本題に入ろう。
ボクにとってデザイン会社、2社目。
そこで、疲れのあまり、ちんこが腫れた話しをしようか。
まぁ、待て。あせるな。へんな病気じゃない。
伝染らないから、もう少し近くで聞きなさい。

くる日もくる日も徹夜続き。
社内で朝方寝てしまい、出社した人に叩き起こされ、そのまま仕事を続ける、なんてことがざらにあった。
疲れでミスが重なり、ミスを補うため、また徹夜。
ようやく負のスパイラルから開放された、一瞬。終電で帰る。
ろくに晩飯も食べず、泥のように眠りについた。

朝だ。起きる。シャワーを浴びようと服を脱ぐ。風呂場。
ジャーと冷水が温水に変わり始めた時、違和感に気づく。

ちんこが腫れている。

正確にいうと、カリ首の下、皮の部分が、プクーッと蛙の喉が大きく膨らんでいるイメージ。
大きさにしてピンポン球くらいだろうか。質感は水風船。

驚いた。生まれてから今までに、自分のちんこが見たことのない状態になっている。
いちおう、つんつんしてみる。痛くない。まったく痛くない。そこが逆に不安だった。
痛みはなく、破裂しそうな感じでもなかったので、とりあえず出社する。
唯一相談できそうな、歳が10上ぐらいの先輩デザイナーを屋上に呼び出した。

「Oさん、いそがしい朝にすいません」
「どうしたの?」
「実は…ちんこがめちゃくちゃ腫れていまして…(状態を説明)」
「誰かから病気もらったの?」
「いえ!そのような行為はここ最近(最近でもなく)、してません!」
「そうなんだ…」
「Oさん、なったことありますか?」
「ボクはないなぁ…ちょっと原因を調べてみたら?」
「…わかりました。ありがとうございます」

朝から相談相手に心底ひかれ、自分のデスクへもどる。
いよいよ心配になってきた。言われたとおり、原因を調べてみよう。

Google
「ちんこ 腫れた 皮 原因」

女性社員が真横にいる状況で、この検索ワードを打ち込む。
のぞき込まれたら変態だ。いや、大変だ。しょーもない。

そしたらですよ、Google先生はすごいです。
まったく同じようなお悩みをかかえた日記が出てきまして、原因判明。
ちなみに日記のタイトルは、「ミミズに小便かけたわけじゃないのに・・・・」。これもまた逸脱。

原因としては、
雑菌・疲れ・寝不足・ビタミン(特にE)不足・血行不良(足を組んでいてもなる)・ゴムかぶれ・・・・など
で、改善策としては、
ビタミンEってなにで摂るんだ?なになに、種子類(アーモンド・ナッツ)、非加熱油、アボカド、にら、大根の葉、マヨネーズに含まれてるのか・・・・・・
っちゅーことで、ビタミンEをとるのが、直近でできる方法らしい。

変な歩き方でローソンに向かい、ピーナッツクリームパンとおつまみナッツを購入。ナッツは多めに。
ポリポリと食べ続け、その日は早く寝て、またポリポリと食べていたら、ちんこは元に戻りました。
早速、先輩デザイナーに報告。

「…そ、よかったね」(コチラを見ず、Macカチカチしながら)

うわー、まだひいてるわー。
治ったら治ったで、笑い話しにしたくなり、後日、他の同期デザイナーに、こんなことあったんよ〜と打ち明けた。

「どぅわっはっは!永井ちゃんウケル!
ってか、そのちんこ腫れ、オレもなったことあるよ!
過去に2回ほど

あ、この会社は、ひょっとしてちんこ腫れ場なのか。
いや、場にいるデザイナーがちんこ腫れ人なのか。ふと感じた、20代半ば。
その後、幸いなことに、ボクのちんこは腫れていない。

 
 

粋な意地。エドスタイル。

三越7階、催事会場での打ち合わせ。
エドスタイル展のまっ最中。

100年以上続く伝統の集結。
客・職人の減少、今後の継承。
どこも似たような悩みを抱えているのだという。

けっしてはっきりと口には出さないが、
少しでも改善を望むことで、デザインを必要としてくれたのかもしれない。

粋な意地を生かし続ける。
爽やかコークを飲みながら、そう強く想った。

 
 

その人を信じて、その人に託す。

私の言葉ではありません。
三井住友信託銀行のキャッチフレーズ。

用があり、この銀行を初めて訪れる。新宿駅。
名刺に始まり、パンフレット、記入用紙、ティッシュ、クリアファイル。
全てに、「その人を信じて、その人に託す。」が刷り込まれている。

何度もキャッチが、同じテンションで目に入ることで、頭の中にも刷り込まれた。
前向きなマインドコントロール。今度から、シンジル&タクセルにも注目しよう。

 
 

おしりをむちでたたいてくれた!

おしりの見えない、スケジュール。
むちでたたいてくれる、優しいS。

友人とフェチの話し。

後輩の女の子と普通に話していて(相手は敬語)、軽いボケをかました直後に、ちげーよ!いきなりタメ口使われた時。

が私のフェチ。

そうです。Mなんです。

 
 

マジカル亀甲。

亀甲。吉祥。
縁起を担ぐ紋。文様。

長寿。展望。
見通す先。発展。

予兆。公言。
いいこと起こりそう。

発することで始まる。
始める。

 
 

仮眠グスーン。

眠い時は眠い。
仮眠をとって、頭をリフレッシュ!

きづいたら、朝だった。

なんてことないように。
数時間後の私、よろしくお願いしますわよ。

 
 

生きると向き合う。

笛井事務所「岸田國士 Love Collection」を観てきた。

三編からなる愛の物語。
その中、「命を弄ぶ男ふたり」。

嬉しいことや、つらいこと。
おしっこちびるぐらいに笑ったことや、ちんちん腫れるぐらい疲れたこと。
日常を生きていると、本当にいろんな出来事がふりかかってくる。

当たり前だが、それらは “生きる” 上に成り立っている。
当たり前ゆえに、“生きる” 状態にはちゃんと向き合わない。

“生きる” からこそ、あれもこれもそれも感じることができる。

日常から切り離された空間で演劇を観ること。
日々通り過ぎる、当たり前と向き合える、いい機会。
その喜びも、“生きる” 意味なき意味なんだろう。

 
 

無限の情報。

無限の情報。
これは安部公房の言葉だ。

作品にテーマは設けない。
捉え方によって、情報は無限に広がる。
説明的な内容は、作品とは呼べない。

なるほど。
野生爆弾天竺鼠のコントもそうか。
見る側に考えさせる。

唯原ひなせはどうだろうか。
彼女から、様々なコスプレによる表現と、絶妙な表情が放たれる。
こちらの妄想力をグググググと盛り上げてくれる。
グググググググググググググググ。
そろそろ、現実に戻る時間だ。

感謝したい。感謝だ。
無限の情報に、感謝。

 
 

交渉のタイミング。

こちらからお願いすること。
交渉のタイミング。の直前はドキドキする。
打診して、どう思われるか不安だからだ。

そんな時は紙に書く。
交渉は何が目的で、何がゴールか。
明確にした上、今現在、不安なのはなぜか。

以外や、以外。
そうでもない。
そりゃそうだ。

交渉しよう、と思ったのは、
イケル、と感じた要因があるから。
あとは勢い。

交渉する相手は、人です。

 
 

ほうれん草の可能性を拡げる。

引っ越しの手続きを行うため、千歳烏山に行ってきた。
区役所出張所。そんなに込まず、スムーズに手続き。
帰り際、インドカレー屋に寄る。

メニューを見る。いつも迷う。
バターチキンかほうれん草か。
ほうれん草にした。

誰だか知らないが、ほうれん草をインドカレーに反映した人は素晴らしい。
ベッタリとした、グリーン色からは想像つかないマイルドさ。
食べてみると、独特の濃厚風味が口内を揺るがす。

こういった感じで可能性を拡げてくれるもんだから、
インド人のテキトーさもゆるせてしまう。
ごちそうさまでした。

 
 

いよいよ、汗ばむ。

浜松町から新橋、日本橋へ。
駅が変われば、人も変わる。
雰囲気。活気。

移動、移動。
帰りの東西線に乗った瞬間、鼻をくすぐるニオイ。

右に白ポロシャツの小太り男。
左に女子大学生2人組。
真ん中、自分。

ニオイの原因はオレじゃない。
オレじゃないはずだ。
君たち、そんな目で見ないでくれ。
ツライのはオレも一緒なんだ。

最寄駅。
なんだかんだで、落ち着きやがる。
汗ばむ身体も笑ってる。

 
 

熱は伝導する。

中高スキー部の先輩、Tさん。
アーティストのPVを撮影されるディレクター。

日々仕事をしている中で感じること。
それが、熱の伝導だ。

中心に立つ者。
この人物の熱(= 勢い・やる気・モチベーション)こそ、
皆を動かす原動力になる。

単純明快ではあるが、条件による企画倒れ、日々の忙しさ・疲れで熱は奪われがち。
そんな時こそ、アッチアチな熱を。

メラよりもメラゾーマ
ファイアよりもファイガ

アツー!

 
 

ゆるさとしっかり具合のハーモニー。

ショッパー。ロゴタイプの上下にあてるイラスト。
ロゴタイプはしっかりと安定させている。
コントラストをつけるため、イラストにはゆるさをかます。

ゆるすぎず、かたすぎず。

元のイラストの良さを生かしつつ、
ベストな塩梅に調整を。いい距離感。

 
 

ソフトなアイス。

立川。昭和記念公園手前にセブンイレブン。
アイスコーナー。お父さんと小さな娘さん。

わたし、ガリガリくんにしようかな。
オレはシューアイスにすっかな。
なんでおかーさんはハーゲンダッツなの?
…まー。ん〜…。

早くもハーゲンダッツが異次元にあるアイスだと知ってしまったのだろうか。
お母さんがどこにいるのか気になった。

公園から帰り際、出口付近でアイスを買う。260円。
ソフトクリームを食べたかったからだ。
なめると、なんかちがう。フワフワ感がすくない。
メニュー表をよく見ると、「ソフトクリーム」ではなく「ソフトアイス」。
まじか。これは「ソフトアイス」。「ソフトクリーム」ではない。

なんでよく確認しなかったんだと後悔しつつ、ペロペロと歩く。
すぐ近くのIKEAに着く。飲食コーナーを見ると、「ソフトクリーム 50円」の表記。
まじか。「ソフトアイス 260円」に対し、「ソフトクリーム 50円」。5本買えるぞ。

家についたら、チョコソフトが出たよ。

 
 

ポートフォリオに肘を置かれたので注意した。

専門学校内。授業終了後。
参考資料として持ってきた、自分のポートフォリオ。
それを勝手にペラペラとめくる男子学生。
しかも、目の前にいる女子学生と雑談をしながら。

はじめはチラチラと気になって、遠巻きに見ていた。
途中、ポートフォリオの上に肘をついた。
勝手に写真を撮ろうとした時、我慢の限界がきた。

近づく。肩をかる〜くたたく。
ハッ、と男子学生が振り返る。

君さ、さっきから見てたんだけどさ。
雑談しながら、人の作品に肘ついて、勝手に写真撮ってさ。
なんか一言ないの?
魂こめて、つくっている作品なんだよね。マジで。

無表情で伝える。
すぐに謝罪の言葉をもらう。

伝えること伝えたし、も〜いいや〜と思い、自分の席に戻る。
5分後。さっきの男子学生が。

さっきは本当にすいませんでした!
意識が足らなかったです!
あと、その着ているシャツ、かっこいいです。
フレッドペリー…。

なぜこのタイミングで、その発言が出たかわからなかったが、

それは、ありがとう。

と自分もよくわからない返し。一件落着。
デザイナーを目指す学校の場は、作品に対する姿勢もちゃんと伝えるべきだと思うのです。

 
 

謙虚に。

仕事としてお金が発生する以上、心証良いまま、責任を持って最後まで進行する。
絶対ミスをしない人はいませんが、謙虚な気持ちを持ち続けることは誰でもできます。
傲慢な気持ちゆえに出る発言・行動は、接する人から心底怒りを買います。
謙虚に。謙虚に。コツコツと。覚えておきましょう。

 
 

手書き。打ち込み。

手書きは情緒的。
打ち込みは情報的。

真摯なメッセージを伝える時は、一度、自分の手・筆・紙を通してみる。
字はきたない。しかし、まぎれもなく自分の字。
感情が練り込まれているのだ。

特定の相手に、目的達成を意図したメール文であれば、パチパチとそのまま打ち込む。
不特定多数の人たちに、頭ん中のビジョンを伝える文章であれば、紙に書き起こす。

っていうのが自分に合っている気がする。
ちなみにこれは打ち込みです。

 
 

先の景色。東京モノレール。

東京モノレール
HKTとのコラボ。
席に座って、遠くの景色を眺める。

つもりが、眺める先の手前、
向かいの席のおばちゃん。
私のことを見ているんじゃないかと、
チラチラをコチラを見る。

ちがうちがう。
そこじゃない。
もっと先だ。もっと先。

先を見据えて、生きて行こう。

 
 

ブースで立ち止まり、見本誌を手に取るまで。

文学フリマ、初参加。一般。

コミケやコミティアなどといった場は、
作品ビジュアルがガツンと目に入ってくる。
文学フリマでは、文章で勝負する。

では、どこで、これは!感情を引き出すか。
ブースで立ち止まり、見本誌を手に取るまでの流れ、
実際にいいな!と思えた点をメモってきました。

────────────────────────────────────
01. 内容
■ テーマ・コンセプトが明快
■ テーマ・コンセプトを一瞬で認識できる
■ わかりやすい、キャッチフレーズ
■ キャッチーなキーワード(例:仕事/人脈)

02. 姿勢
■ 売る時の姿勢、清潔感
■ 丁寧な接客
■ 攻めて見本誌を手渡す

03. 見せ方
■ 見本誌の中身を見せる(中面を折って、開いておく)
■ 中身の拡大コピーを見本誌として見せる
■ 立体物は目にとまる
■ 布と本の色のコントラスト
■ 机の上や背面でPOPで高さを出す

04. 装丁
■ クオリティではなく、想いがこもってるっぽいか
■ グラフィックより、文字タイトルをわかりやすく
■ 興味をそそるタイポグラフィ
■ 蛍光色ベタ全メン

────────────────────────────────────
…で、いよいよ見本誌をペラとめくるのだが、
ここで買う・買わないの判断をしなければならない。
といってもはじめて知る作家さんだし、
目の前で全ページ読むわけにはいかない。

────────────────────────────────────
05. 中身
■ 心地よい行間・字間が取られているか
■ はじめの1ページぐらいを読んで、続きを読みたくなったか

────────────────────────────────────
…んなことが重要に感じてくるのです。
当たり前じゃんか!と思うかもしれませんが、
「続きを読みたくなったか」は、個々の合性があるとして、
「心地よい行間・字間」は、結構残念に感じたシーンが多かったです。

やはり行間・字間がキツキツだったりすると、
ずっとワンサイズ小さい服を着せられたまま本を読む。
どうしても気になってしまう。そんなイメージじゃい。

っつー、勝手な客観的視点も含めて、色々と勉強になりました。
次回の文学フリマ、本日のアトオシとして初出展するつもりです。
 
 

ポスト投函。

書いた手紙を御茶ノ水駅から少し歩いた路地裏ポストに投函。

しばらく歩いた時、ふと思う。

あのポスト。だいぶダーティだったけど、ちゃんと届くか。

 
 

喜び。慶び。

手紙を書く。手書き。

真っ白い紙に手書き。試し書き。
慣れないことで、バランスわるい。
練習していく内に良くなっていく。

バランス感覚は反復練習でグングンと改善される。
的なことを武井壮がいっていた。なるほど。

書き出しのとこで、「およろこびもうしあげます」ってなる挨拶文。
この、よろこび。“喜び” と “慶び” がございます。

どっちを使えばいいんだ〜と調べたところ、
喜び:うれしい時:汎用的
慶び:めでたい時:新年明けた時とか
ざっくりなのだが、使い分けとしてはこんな感じか。

今回は、うれしい時なので、“喜び” でいかせていただきます。
…いかせていただきます? かしこまって〜フィニッシュ!

 
 

己をふりかえってみる。2014年春。その1。

作品、色々更新しました。
5月に入ったこともあり、数回に分けてプロジェクトをふりかえってみる。
表向きではなく、多少えぐった感じでいきます。

六本木焼肉 Kintan

記憶に残るのは、案が通ったデザインを、
いかに紙媒体(名刺・フライヤー)へ反映するか。
これが大変だった。

入稿データをつくって、メールで仕様をしっかりと伝え、
電話1本入れた日には、もうあっという間に夕方。
1人で進行する時間の限界値を感じていた。

濃いブラウン地色にオレンジピンクの蛍光特色を見せること。
当然といえば、当然なのだが、未晒・クラフト紙の上に蛍光をひけばくすんでしまう。
白インクをひいて蛍光特色か。
印刷所の方と何度も擦り合わせ、校正を繰り返す。

最終的に、白地の紙に、ブラウンと蛍光色を印刷することで解決。
うまくパキッと両色が見えた時は、もうブルックリンに行った気分になった。
月並みですが、できあがると苦労したかいがあったと思うのです。

クライアント・印刷所の方・自分がぐるぐると回って完成しました。
もっとうまく進行できた点もあったろうに、そこは次回にいかします。

 
 

12
本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
カテゴリ 更新企画
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