ディレクション費・デザイン費について、リアルな話し。
ディレクション費・デザイン費について。
ディレクションは「ヒアリング・リサーチ・コンセプト立案・進行管理」、
デザインは「ラフ制作・実施制作・検証・調整・提案」
が具体的な業務内容となります。
そして、
・「01. 全行程に必要な、すべてのデザイン提供と工数」
・「02. 納品後のデザインがもたらす付加価値」
・「03. 今までの実績数・ノウハウとなる経験値」
をもとに見積内容を算出します。
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「工数」よりも、
「付加価値・経験値」(への期待感の大きさ)が、ディレクション費・デザイン費を左右すると考えています。
“大変なのに安く見られる!” という主張は
工数軸なのであまり意味がなく、対処するならば、
「付加価値の根拠・経験値の提示」を、
具体的・視覚的に見せた方がいいでしょう。
・「付加価値の根拠」:
今まで、自分がデザインで携わったクライアントの方々が、経営や運営等の面で成功しているか。
・「経験値の提示」:
自分が提供してきたデザインが、世の中から評価(実際の声やデザイン誌掲載等)されているか。
なので、つくって終わり、ではなく。
納品後もデザインに効果があったか、きちんと記録、そして、発信していくことが大事です。
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大元を辿れば、デザイナーが安く見られるのは、クライアント側ではなく、
デザイナー側(業界側)に原因があることだってあるんですよ。あるある。
これぞ、セルフブランディング。
“友人や知人以外” からの、自分に対する、世の中のマジな声と反応。
どう見られているか、自身のデザインができているか? 11月へ向けて。
ツイート、そのまま!
んんん、一部改変、間違い探し。
正しい話し、答えを探し続ける。
探索、探求、冒険旅行。
ジュピター!
2016年10月31日 16:32 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
独自の考察 = 自分の言葉。
「独自の考察 = 自分の言葉」は、
「自分の色」でもあります。
視覚的デザインも同じですが、
あたりさわりのない吸い出し方、ではなく、
・「ここを見てほしい!」
・「ここを聞いてほしい!」
・「これを感じてほしい!」
という、自分自身の素直な気づき、
着眼点を言葉に起こし、人に話していきましょう。
結果、オリジナリティを含めた、
デザイン力がつきます。
2016年10月28日 22:50 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
泳ぎ続ける、ということ。 〜 第一話 〜
その時、私は末広町にいた。
Webデザイナーである原田氏と待ち合わせ。
来た。丸い黒ブチフレームの眼鏡をかけている。
青山あたりにいる、お洒落女子がよくかけてそうな眼鏡。
初見である。
「それ、どうしました?」
「今日のために新調しました」
本気だ。男気とでも言おうか。
勢いづいた私たちは、秋葉原の駅方面に向かう。
さて、打合せのための店探し。
できれば静かな場所がいい。
裏通りをウロウロする。
しかし、この辺りは呼び込みが多いな。
道を塞ぐ感じで、ビラを渡してくる。
他の街だと迷惑千万であるが、
この街だとそんなに迷惑さを感じない。
むしろ、相手にされて、ちょっと嬉しい。
とはいえ、早めに落ち着きたいものだ。
一件の店前に着いた。
“海底の世界をイメージした店内”
“たくさんの海の仲間たち”
そんなことが看板に書いてある。
海底か。うん、実に静かそうだ。
打合せも捗るにちがいない。
「ここにしましょうか?」
私が声をかけた時、原田氏はすでにエレベーターに乗り込んでいた。
さすが、眼鏡を新調しただけのことはある。
千里眼を持った状態だ。
私たちは海底に向かった。
(つづく)
22:16 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
田町、ちゃんちゃん焼き。
今日、蒲田へ向かう途中、田町を通過した。
田町といえば、ちゃんちゃん焼きだ。
ん? あぁ、こっちの話しだ。
大学の時、田町にある古びた居酒屋に後輩と行った。
ろくにメニューも見ずに、久々に会った後輩と話し込む。
店員のおばちゃんが、注文は? と聞いてきた。
正直、何も決めていないかった私は、
卓上に置いてあったスタンドメニューを見て、
ちゃんちゃん焼きください、と言った。
おばちゃんが厨房に向かうと、後輩がニヤニヤしながら、
今、ちゃんちゃん焼きって、言いたいだけでしたよね。
そう、つぶやいた。
そうだ。ちゃんちゃん焼きって、言いたいだけだった。
エクスカリバーもそう。言いたいだけだ。
口に転がしたい。それだけでも十分な理由じゃあないか。
つまりはネーミング。
名称と向き合う。口に転がしたい。
そんな名称と。
2016年10月26日 23:23 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
WANIMA。
しびれますわ。J-WAVE で流れてきて、初めて聴いた。
そんでもって、CD購入しました。
熱い暑い厚い。
パワーアップ。
メッセージと曲。
前向きにしてくれるあなたは、そう音楽。
かましてください。
今日も明日も。THANX!
2016年10月25日 23:44 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
実にシンプル。
仕事・デザインを共にやる人通しの感情は、以下の2つです。
■ 負:怒り・不安
■ 正:喜び・楽しみ
“無感情” という感情はないんです。正か負、のどっちか。
自分が動くこと、動くレベル、そもそも動かないこと。
クライアント(候補)、上司、外部ブレーン、
デザイン感度の高い人は、あなたのことを常に見ています。
で、「仕事を頼むべきか」「仕事を一緒にやりたいか」、判断しています。
声には出さずに。
携わる人が、自分の行動・提案に対し、
正か負か、どちらを感じているか、常に意識してください。
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■ 周りが動くまで、自分も動かない。
■ 引っ掛かりを感じるが、見て見ぬふりをする。
こういった人は、デザイナーになってはいけません。断じて。
■ すぐやる。
■ 自発的にやる。(周囲の状態・環境がどうとか関係なく)
デザイナーで生き残り続けている人の共通点。
実にシンプルです。
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そして、突き抜ける、クリアー。
2016年10月21日 23:52 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
ホップステップ。
アンドゥ。
飛ぶ前には、飛ぶ前兆が必要だ。
タメ、である。
飛ぶには、タメが必要だが、
いつまでもタメてても、飛ぶことはできない。
タメが少ないと、飛距離が短い。高くもない。
タメが多いと、爆発力が凄い。
しかし、時期を誤ると、既に飛ぶ意味がなくなっている可能性もある。
見切り発車も時には必要だ。
ん? どっち? おしっこ? うんち?
どっちも! どっちも同時に出た時、空を見上げよう。
2016年10月20日 23:04 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
はなかっぱのベビー煎餅。
はなかっぱのベビー煎餅が家に置いてあった。
がんばれ! 野菜家族。妻が息子に買ってきたものだ。
このパッケージを見た時に、妙な切なさを感じた。
はなかっぱというキャラクターのやわらかさ。
ハードな毎日。
切なさは、その差、だろう。
もっと、家族と向き合うべきである。
それでも、やりたいこと、やるべきことがたくさんある。
何をもってデザインか。デザイナーか。
スピード感、充実感。
もっと、もっと、角度ある力をつけなきゃならんよ、ボクは。
2016年10月19日 23:58 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
宝庫。
新しいiPhoneケースを購入。
一度はめて、外そうとしたけど、全然外れない。
調べた対処法を色々試したけれど、ガッチリ。
お店に電話。
「あの…先ほどそちらで買ったケースが、呪いにかかったように外れないのですが…」
電話越しにお姉さんが笑ってくれた。
呪いは解けた。このままでいいや。
何があっても、意地でもネタにする。
というより、ネタに昇格させる。
正も負も、すべてに意味が出てくる。
もちろん、意味なき意味も、大きく意味を成す。
ちょっとイラッとするようなことも、悲しいことも、シンドイことも、
全て「ネタの提供」であると変換すれば、ありがたや、ありがたや。
そんでもって、嬉しいことは、そのまま加速させて。
どんとこい、日々。
2016年10月18日 23:10 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
正面と背中。滲み出る、悟られる。
仕事ではなく、
電話越しにあるお願いごとをされまして、
どうしても、という感じだったので、
一度は仮として、引き受けました。
しかし、その直後、電話を切る際。
・ 相手から
・ ガチャッ
っと、切ったんです。
用が済めば、終わりかい!
と無性に腹が立ったんで、折返しかけて、断りました。
もちろん、理由も伝えました。
さっき、ガチャ切りしましたよね?
お願いごとをして、それはないんじゃないですか?
腹が立ったので、お断りします。
用が済む、ってことはないんです。
「その後の所作・態度」が一番見られているんです。
その人は、誰かが言わなければ、変わらなかったでしょう。
私は腹が立った。その人は変わるキッカケになった。
結果、より良くなれば、それも1つの通過点です。
2016年10月15日 16:58 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
情報を食べている。
飯じゃなくて情報を食ってるからな
どこで誰といくらの何を食べたかが重要
2ちゃんのまとめサイトにでてきた一文だ。
言い換えれば、“雰囲気” を食べているのだろう。
雰囲気は、またそのお店に行きたい。という記憶、そして、
あのお店よかったよ! ぜひ行ってみて! という口コミにつながる。
そして、その雰囲気は複合的である。
何か1つだけの要素で雰囲気は決定しない。
味、音楽、内装、サービス……限りなく、心意気が届いているか、で雰囲気が決まる。
しかし、その雰囲気には、1つの明確なビジョンが必要だ。
お客様に、「こう感じていただきたい」。
この軸こそ、お客様自身も発信しやすい情報(口コミ)になるのであーる。
匿名性ゆえの2ちゃんリアリティー。気づき。
そこまで、わるくないと思うんですよ。
15:01 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
クラインアントワーク。
自主制作の作品は、自分で表現、クオリティを操作しやすい。
操作しやすいのだが、誰かと一緒にやった、という念、
というか、熱が薄く見えることもある。
ここは絶対に決めなければならない。
そんな念が入る、クライアントワーク。
誰かに頼まれ、自分から攻める。
とてもいい状態だと感じます。
2016年10月14日 23:53 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
魂を込める。
見積に魂を込める。補足説明にも魂を込める。
なぜ、ディレクション費・デザイン費がその金額か。
多くの方に、まだまだ理解されていないのが “普通” だと考えています。
一方的に合理的に説明しても、相手は聞く耳を持ってくれないでしょう。
まずは、「聞いてもらえる空気づくり」。
そこから、デザインはスタートしているのです。
で、ですね。
よく、まとめサイトなどに上がっている、
「デザイナーの仕事が甘く見られて、いやんなっちゃう!」
「他の職業だったら、ありえないのに!」
…って、デザイナー自身が言ってるやつ。
考え方は人それぞれなので、そのコメントに対し、多くは語らないですが…
私の考えを申し上げると。
ディレクション費・デザイン費に対し、多くの方から理解を得られていない状況は、
「デザイナーが120%悪い」です。(あすか120%じゃないよ)
私も含めた、デザイン業界全体の問題、そして、「改善」すべきことだと考えています。
そうです。上のコメントには、「具体的な改善策」が、なにも書かれていない。
だから、そんな愚痴を言ってても、何も解決しない。
デザイナーであれば、「問題解決への具体的な改善策を立て、実行」すべきですよね。
じゃあ、お前は何を考えて、何をやってんだ? よくぞ聞いてくれました。
私が考える改善策は、「わかりやすく! 親しみやすく! 楽しく!」
「デザイナーではない人、にデザインを伝える」こと。
そんな、「日常とデザインを拡げる活動」の1つがここっちゅーわけです。
ちなみに、私の周り、または、接していただける相手の中で、
クライアントさんも含め、「デザイナーの仕事を甘く見ている人」は存在しません。
どういうことでしょうか? また改めて、語っちゃうよ!
01:20 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, メディア掲載
枯渇と充実。
校友会なる、学校の集まりに参加した。
専門学校のOB・OGが集まる、記念パーティーだ。
枯渇と充実。
感じたのはこれだ。
皆、何かを目指していて、
現状環境に不満があって、
どうにか抜けだそうとしている。
で、まぁそれは結局、本人の問題なんだけども、
センスがあったり、筋があったり、
何より、感謝しなけりゃならない相手には、
頼まれなくても、何かしらの力になりたいと思うのです。
というか、頼まれてないからこそ、
やりたい、やりがいがあるんでしょう。
そうだ、そうだ。
良い血流には、動きが必要だ。
今日の集まりも動きのきっかけ。パワーアップ!
そんでもって、あとは睡眠っすよ。
Zzzzzzzzzzzz……
2016年10月9日 00:02 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
鹿、熊、鹿、熊。
かわいい、どうぶつ。
鹿、熊、鹿、熊。
困った顔も怒った顔も。
笑った顔も。
ぜぇ〜んぶ、かわいい。
鹿、熊、鹿、熊。
ひっくるめて、感情の絶品。
2016年10月6日 22:04 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
すっごい雑談。
本日、2本の打合せをしてまいりました。
打合せ、1本目。1時間の中、本題10分、雑談50分。
打合せ、2本目。2時間の中、本題20分、雑談100分。
とても有意義な時間でした。
雑談、といっても、“ほんっとうの雑談” かというと、そうでもございません。
ある意味、デザインから派生された雑談。
業界のこと。
仕事への取り組みのこと。
インスピレーションのこと。
デザインで絡む方と、こういった雑談をする時間。
私はかなりのエクスタシーを感じるのです。
最高だった…最高だった……と。
良いデザインを生み出すには、“心の余裕” が必要。
なぜなら、感情が表情に出るように、表現にも滲み出てきます。
どんなにハードな毎日でも。より楽しく。よりエキサイトして。
改めて、有意義な時間をありがとうございました。
また、走ります。
2016年10月5日 23:11 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
ぷかぷか、ぷかぷか、ぷかぷか。
「私は賢いんじゃない。ズル賢いんだよ」
社長はそう言うと、タバコの煙を吐き出した。
非喫煙者の私は、いつも缶コーヒー片手に話しを聞いている。
ズル賢く、ドSな社長。
あぶねぇなぁ…と思いつつ、結果を出す姿はカッコよくも感じた。
盗めるもんは、全部盗んでおこう。
知識と体感。前職の深夜。
喫煙者と非喫煙者。
煙たがれるのはどちらだろう。
これはね。その場にいる比率。
10人中、9人が吸うのであれば、残り1人に対し、
なんじゃ、お前さんは吸わんのか! ってな感じとなり、
10人中、9人が吸わないのであれば、残り1人に対し、
副流煙ってご存知ですか? ウエッホンゴホンッ!! となるわけです。
正義も悪も。生真面目クールもウェイウェイも。
場にいる比率だぎゃあ。
ワンダースワン!
2016年10月3日 23:38 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
想像からして、イケてる。
改装工事で出入りをする職人さん。
竹野内豊に激似の人がいたので、豊ですか? と聞く想像をしていた。
彼は満面の笑顔で答えてくれた。
「ちがいますよ (^^) 」
これも想像だ。
いきなり下の名前で聞くのも想像だ。
想像、空想、仮説。
何事もそこからスタートだ。
気づけば、一歩を踏み出していた。
それはそうと、“イケメン” とは何ぞや。
文字のごとく、イケてるメンズ、でしょう。
では、“イケてる” とは何でしょう。
単純なカッコよさ?
整った顔?
ちょっと髭が生えてる感じ?
俳優?
エロい声出すボーカル?
のんのん。それは、「魅力」だ。
それも、男女問わず、ビショビショに感じさせる「魅力」。
単純な整った顔だけであれば、たくさんいるだろう。(そうか?)
沸き上がる「魅力」は、何かに打ち込んでいたり、
必死になっていたり、そのために鍛錬していたり。
そういった前進、全身の諸々が顔にグググゥ〜と滲み出て、“イケてる” となるのです。
無論、持論。
ただ本人がこれを意識し過ぎると、“イケなく” なるという現象が起きます。
つまり、ここに打ち込んでいる時点で、“イケなく” なっている!
ヤッバ! やぁ〜めた!
2016年10月1日 22:41 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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