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ディレクション費・デザイン費について、リアルな話し。

ディレクション費・デザイン費について。
ディレクションは「ヒアリング・リサーチ・コンセプト立案・進行管理」、
デザインは「ラフ制作・実施制作・検証・調整・提案」
が具体的な業務内容となります。

そして、
・「01. 全行程に必要な、すべてのデザイン提供と工数」
・「02. 納品後のデザインがもたらす付加価値」
・「03. 今までの実績数・ノウハウとなる経験値」

をもとに見積内容を算出します。

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「工数」よりも、
「付加価値・経験値」(への期待感の大きさ)が、ディレクション費・デザイン費を左右すると考えています。

“大変なのに安く見られる!” という主張は
工数軸なのであまり意味がなく、対処するならば、
「付加価値の根拠・経験値の提示」を、
具体的・視覚的に見せた方がいいでしょう。

・「付加価値の根拠」:
    今まで、自分がデザインで携わったクライアントの方々が、経営や運営等の面で成功しているか。
・「経験値の提示」:
    自分が提供してきたデザインが、世の中から評価(実際の声やデザイン誌掲載等)されているか。

なので、つくって終わり、ではなく。
納品後もデザインに効果があったか、きちんと記録、そして、発信していくことが大事です。

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大元を辿れば、デザイナーが安く見られるのは、クライアント側ではなく、
デザイナー側(業界側)に原因があることだってあるんですよ。あるある。

これぞ、セルフブランディング。
“友人や知人以外” からの、自分に対する、世の中のマジな声と反応。
どう見られているか、自身のデザインができているか? 11月へ向けて。

ツイート、そのまま!
んんん、一部改変、間違い探し。
正しい話し、答えを探し続ける。
探索、探求、冒険旅行。

ジュピター!

 
 

独自の考察 = 自分の言葉。

「独自の考察 = 自分の言葉」は、
「自分の色」でもあります。

視覚的デザインも同じですが、
あたりさわりのない吸い出し方、ではなく、

・「ここを見てほしい!」
・「ここを聞いてほしい!」
・「これを感じてほしい!」

という、自分自身の素直な気づき、
着眼点を言葉に起こし、人に話していきましょう。

結果、オリジナリティを含めた、
デザイン力がつきます。

 
 

泳ぎ続ける、ということ。 〜 第一話 〜

その時、私は末広町にいた。
Webデザイナーである原田氏と待ち合わせ。

来た。丸い黒ブチフレームの眼鏡をかけている。
青山あたりにいる、お洒落女子がよくかけてそうな眼鏡
初見である。

「それ、どうしました?」
「今日のために新調しました」

本気だ。男気とでも言おうか。
勢いづいた私たちは、秋葉原の駅方面に向かう。

さて、打合せのための店探し。
できれば静かな場所がいい。
裏通りをウロウロする。

しかし、この辺りは呼び込みが多いな。
道を塞ぐ感じで、ビラを渡してくる。
他の街だと迷惑千万であるが、
この街だとそんなに迷惑さを感じない。
むしろ、相手にされて、ちょっと嬉しい。

とはいえ、早めに落ち着きたいものだ。
一件の店前に着いた。

“海底の世界をイメージした店内”
“たくさんの海の仲間たち”

そんなことが看板に書いてある。
海底か。うん、実に静かそうだ。
打合せも捗るにちがいない。

「ここにしましょうか?」

私が声をかけた時、原田氏はすでにエレベーターに乗り込んでいた。
さすが、眼鏡を新調しただけのことはある。
千里眼を持った状態だ。

私たちは海底に向かった。
つづく

 
 

田町、ちゃんちゃん焼き。

今日、蒲田へ向かう途中、田町を通過した。
田町といえば、ちゃんちゃん焼きだ。

ん? あぁ、こっちの話しだ。

大学の時、田町にある古びた居酒屋に後輩と行った。
ろくにメニューも見ずに、久々に会った後輩と話し込む。
店員のおばちゃんが、注文は? と聞いてきた。

正直、何も決めていないかった私は、
卓上に置いてあったスタンドメニューを見て、
ちゃんちゃん焼きください、と言った。

おばちゃんが厨房に向かうと、後輩がニヤニヤしながら、
今、ちゃんちゃん焼きって、言いたいだけでしたよね。
そう、つぶやいた。

そうだ。ちゃんちゃん焼きって、言いたいだけだった。
エクスカリバーもそう。言いたいだけだ。
口に転がしたい。それだけでも十分な理由じゃあないか。

つまりはネーミング。
名称と向き合う。口に転がしたい。
そんな名称と。

 
 

WANIMA。

WANIMA- THANX

しびれますわ。J-WAVE で流れてきて、初めて聴いた。
そんでもって、CD購入しました。

熱い暑い厚い。
パワーアップ。

メッセージと曲。
前向きにしてくれるあなたは、そう音楽。

かましてください。
今日も明日も。THANX!

 
 

実にシンプル。

仕事・デザインを共にやる人通しの感情は、以下の2つです。
■ 負:怒り・不安
■ 正:喜び・楽しみ

“無感情” という感情はないんです。正か負、のどっちか。
自分が動くこと、動くレベル、そもそも動かないこと。

クライアント(候補)、上司、外部ブレーン、
デザイン感度の高い人は、あなたのことを常に見ています。
で、「仕事を頼むべきか」「仕事を一緒にやりたいか」、判断しています。
声には出さずに。

携わる人が、自分の行動・提案に対し、
正か負か、どちらを感じているか、常に意識してください。

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■ 周りが動くまで、自分も動かない。
■ 引っ掛かりを感じるが、見て見ぬふりをする。
こういった人は、デザイナーになってはいけません。断じて。

■ すぐやる。
■ 自発的にやる。(周囲の状態・環境がどうとか関係なく)
デザイナーで生き残り続けている人の共通点。
実にシンプルです。

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そして、突き抜ける、クリアー。

 
 

ホップステップ。

アンドゥ。

飛ぶ前には、飛ぶ前兆が必要だ。
タメ、である。

飛ぶには、タメが必要だが、
いつまでもタメてても、飛ぶことはできない。

タメが少ないと、飛距離が短い。高くもない。
タメが多いと、爆発力が凄い。
しかし、時期を誤ると、既に飛ぶ意味がなくなっている可能性もある。

見切り発車も時には必要だ。
ん? どっち? おしっこ? うんち?

どっちも! どっちも同時に出た時、空を見上げよう。

 
 

はなかっぱのベビー煎餅。

はなかっぱのベビー煎餅が家に置いてあった。
がんばれ! 野菜家族。妻が息子に買ってきたものだ。

このパッケージを見た時に、妙な切なさを感じた。
はなかっぱというキャラクターのやわらかさ。
ハードな毎日。

切なさは、その差、だろう。

もっと、家族と向き合うべきである。
それでも、やりたいこと、やるべきことがたくさんある。

何をもってデザインか。デザイナーか。
スピード感、充実感。
もっと、もっと、角度ある力をつけなきゃならんよ、ボクは。

 
 

宝庫。

新しいiPhoneケースを購入。
一度はめて、外そうとしたけど、全然外れない。
調べた対処法を色々試したけれど、ガッチリ。

お店に電話。
「あの…先ほどそちらで買ったケースが、呪いにかかったように外れないのですが…」

電話越しにお姉さんが笑ってくれた。
呪いは解けた。このままでいいや。

何があっても、意地でもネタにする。
というより、ネタに昇格させる。
正も負も、すべてに意味が出てくる。

もちろん、意味なき意味も、大きく意味を成す。

ちょっとイラッとするようなことも、悲しいことも、シンドイことも、
全て「ネタの提供」であると変換すれば、ありがたや、ありがたや。
そんでもって、嬉しいことは、そのまま加速させて。

どんとこい、日々。

 
 

正面と背中。滲み出る、悟られる。

仕事ではなく、
電話越しにあるお願いごとをされまして、
どうしても、という感じだったので、
一度は仮として、引き受けました。

しかし、その直後、電話を切る際。
・ 相手から
・ ガチャッ
っと、切ったんです。

用が済めば、終わりかい!
と無性に腹が立ったんで、折返しかけて、断りました。
もちろん、理由も伝えました。

さっき、ガチャ切りしましたよね?
お願いごとをして、それはないんじゃないですか?
腹が立ったので、お断りします。

用が済む、ってことはないんです。
「その後の所作・態度」が一番見られているんです。

その人は、誰かが言わなければ、変わらなかったでしょう。
私は腹が立った。その人は変わるキッカケになった。
結果、より良くなれば、それも1つの通過点です。

 
 

情報を食べている。

飯じゃなくて情報を食ってるからな
どこで誰といくらの何を食べたかが重要

2ちゃんのまとめサイトにでてきた一文だ。

言い換えれば、“雰囲気” を食べているのだろう。
雰囲気は、またそのお店に行きたい。という記憶、そして、
あのお店よかったよ! ぜひ行ってみて! という口コミにつながる。

そして、その雰囲気は複合的である。
何か1つだけの要素で雰囲気は決定しない。
味、音楽、内装、サービス……限りなく、心意気が届いているか、で雰囲気が決まる。

しかし、その雰囲気には、1つの明確なビジョンが必要だ。
お客様に、「こう感じていただきたい」。
この軸こそ、お客様自身も発信しやすい情報(口コミ)になるのであーる。

匿名性ゆえの2ちゃんリアリティー。気づき。
そこまで、わるくないと思うんですよ。

 
 

クラインアントワーク。

自主制作の作品は、自分で表現、クオリティを操作しやすい。
操作しやすいのだが、誰かと一緒にやった、という念、
というか、熱が薄く見えることもある。

ここは絶対に決めなければならない。

そんな念が入る、クライアントワーク。

誰かに頼まれ、自分から攻める。
とてもいい状態だと感じます。

 
 

猛省。

コツコツ、進んでいきます。
最大の恩返しは、結果を出すこと。

 
 

魂を込める。

見積に魂を込める。補足説明にも魂を込める。
なぜ、ディレクション費・デザイン費がその金額か。
多くの方に、まだまだ理解されていないのが “普通” だと考えています。

一方的に合理的に説明しても、相手は聞く耳を持ってくれないでしょう。
まずは、「聞いてもらえる空気づくり」。
そこから、デザインはスタートしているのです。

で、ですね。

よく、まとめサイトなどに上がっている、
「デザイナーの仕事が甘く見られて、いやんなっちゃう!」
「他の職業だったら、ありえないのに!」
…って、デザイナー自身が言ってるやつ。

考え方は人それぞれなので、そのコメントに対し、多くは語らないですが…
私の考えを申し上げると。

ディレクション費・デザイン費に対し、多くの方から理解を得られていない状況は、
「デザイナーが120%悪い」です。(あすか120%じゃないよ)
私も含めた、デザイン業界全体の問題、そして、「改善」すべきことだと考えています。

そうです。上のコメントには、「具体的な改善策」が、なにも書かれていない。
だから、そんな愚痴を言ってても、何も解決しない。
デザイナーであれば、「問題解決への具体的な改善策を立て、実行」すべきですよね。

じゃあ、お前は何を考えて、何をやってんだ? よくぞ聞いてくれました。
私が考える改善策は、「わかりやすく! 親しみやすく! 楽しく!」
「デザイナーではない人、にデザインを伝える」こと。
そんな、「日常とデザインを拡げる活動」の1つがここっちゅーわけです。

ちなみに、私の周り、または、接していただける相手の中で、
クライアントさんも含め、「デザイナーの仕事を甘く見ている人」は存在しません。
どういうことでしょうか? また改めて、語っちゃうよ!

 
 

枯渇と充実。

校友会なる、学校の集まりに参加した。
専門学校のOB・OGが集まる、記念パーティーだ。

枯渇と充実。

感じたのはこれだ。
皆、何かを目指していて、
現状環境に不満があって、
どうにか抜けだそうとしている。

で、まぁそれは結局、本人の問題なんだけども、
センスがあったり、筋があったり、
何より、感謝しなけりゃならない相手には、
頼まれなくても、何かしらの力になりたいと思うのです。

というか、頼まれてないからこそ、
やりたい、やりがいがあるんでしょう。
そうだ、そうだ。

良い血流には、動きが必要だ。
今日の集まりも動きのきっかけ。パワーアップ!
そんでもって、あとは睡眠っすよ。
Zzzzzzzzzzzz……

 
 

鹿、熊、鹿、熊。

かわいい、どうぶつ。
鹿、熊、鹿、熊。

困った顔も怒った顔も。
笑った顔も。
ぜぇ〜んぶ、かわいい。

鹿、熊、鹿、熊。
ひっくるめて、感情の絶品

 
 

すっごい雑談。

本日、2本の打合せをしてまいりました。

打合せ、1本目。1時間の中、本題10分、雑談50分。
打合せ、2本目。2時間の中、本題20分、雑談100分。

とても有意義な時間でした。
雑談、といっても、“ほんっとうの雑談” かというと、そうでもございません。
ある意味、デザインから派生された雑談。

業界のこと。
仕事への取り組みのこと。
インスピレーションのこと。

デザインで絡む方と、こういった雑談をする時間。
私はかなりのエクスタシーを感じるのです。
最高だった…最高だった……と。

良いデザインを生み出すには、“心の余裕” が必要。
なぜなら、感情が表情に出るように、表現にも滲み出てきます。
どんなにハードな毎日でも。より楽しく。よりエキサイトして。

改めて、有意義な時間をありがとうございました。
また、走ります。

 
 

ぷかぷか、ぷかぷか、ぷかぷか。

「私は賢いんじゃない。ズル賢いんだよ」

社長はそう言うと、タバコの煙を吐き出した。
非喫煙者の私は、いつも缶コーヒー片手に話しを聞いている。

ズル賢く、ドSな社長。

あぶねぇなぁ…と思いつつ、結果を出す姿はカッコよくも感じた。
盗めるもんは、全部盗んでおこう。
知識と体感。前職の深夜。

喫煙者と非喫煙者。
煙たがれるのはどちらだろう。
これはね。その場にいる比率。

10人中、9人が吸うのであれば、残り1人に対し、
なんじゃ、お前さんは吸わんのか! ってな感じとなり、
10人中、9人が吸わないのであれば、残り1人に対し、
副流煙ってご存知ですか? ウエッホンゴホンッ!! となるわけです。

正義も悪も。生真面目クールもウェイウェイも。
場にいる比率だぎゃあ。
ワンダースワン

 
 

想像からして、イケてる。

改装工事で出入りをする職人さん。
竹野内豊に激似の人がいたので、豊ですか? と聞く想像をしていた。
彼は満面の笑顔で答えてくれた。

「ちがいますよ (^^) 」

これも想像だ。
いきなり下の名前で聞くのも想像だ。

想像、空想、仮説。
何事もそこからスタートだ。
気づけば、一歩を踏み出していた。

それはそうと、“イケメン” とは何ぞや。
文字のごとく、イケてるメンズ、でしょう。
では、“イケてる” とは何でしょう。

単純なカッコよさ?
整った顔?
ちょっと髭が生えてる感じ?
俳優?
エロい声出すボーカル?

のんのん。それは、「魅力」だ。
それも、男女問わず、ビショビショに感じさせる「魅力」。
単純な整った顔だけであれば、たくさんいるだろう。(そうか?)

沸き上がる「魅力」は、何かに打ち込んでいたり、
必死になっていたり、そのために鍛錬していたり。
そういった前進、全身の諸々が顔にグググゥ〜と滲み出て、“イケてる” となるのです。

無論、持論。

ただ本人がこれを意識し過ぎると、“イケなく” なるという現象が起きます。
つまり、ここに打ち込んでいる時点で、“イケなく” なっている!
ヤッバ! やぁ〜めた!

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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