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リデザイン・リブランディング。

リデザイン・リブランディングは、
表層を新しくするデザインではない。

良いとこを継承し、
時代や思考の変化に伴う、
その商品・その企業の目的・ビジョンに沿った、
デザインに昇華させること。

※ 必要なスキル
・ 知らないとできない。(知識と知恵)
・ 攻めないとやれない。(先回りの行動・思考・デザイン)
・ 信頼されないと、了承されない。(美しい所作、コミュニケーションの多さ)

デザインする。
リデザインする。
デザインしない、デザイン。

まずは知ること。
次に先を読むこと。
仮説を立て、検証すること。

そして、人に伝えること。

どれもが、デザインなのです。

 
 

デザインは自らつかみ取るもの。

私が講師を務める、ユーム
昨日が4期生の最終日であった。

人数は4人。
専門学校、授業としてのレクチャー数としては、少ないだろう。
通常は20〜30人ほど。
しかし、「デザインを教える」というのは、あってないようなもの。
そこに数は関係ない。

なぜなら、「デザインは自らつかみ取るもの」であるから。
教えるものでも、教わるものでもない。
最終的には、各々次第。

5期生も含めた忘年会は12月の後半、別日に設けているが、
どうしても4期生たちだけで話をしたく、授業最終日、飲みに誘った。

授業が終わり、仕事の電話をしてから店に向かうため、
皆に先に入ってもらうよう伝えた。

電話が終わり、店に入る。
個室に通され、席につく。

やーやー、遅れて申し訳ない。
飲み物、注文しなきゃね。
永井さん、もう頼んでありますよ。

手元を見ると、ちょうど今、頼もうとしていた芋焼酎の水割りが置いてあった。

私が少しだけ遅れてくる状況や、スムーズな乾杯などなど、
「自ら考えて」、先にオーダーしてくれたのだろう。
接してきて1年半の中。デザイン集大成を見ることができた。

デザインってのは、何も視覚的に見えることだけじゃない。
人を喜ばすシーンづくり。これが、デザインである。
とても嬉しかった。感謝を返すつもりが、また感謝しなくてはならない。

水道橋駅前の安い居酒屋だったが、
とても美味しい時間だったよ。

 
 

デザイナーとしての所作・振る舞い。

■ デザイナーとしての所作・振る舞いについて
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打合せ開始前や打合せ中、終了時など、全体が見えているか?
自分のことだけやっていないか?
人の手伝いや片付けを率先できているか?

自分のことだけで精一杯、なんて人は、デザイナーに向いてません。
人に喜んでもらう +α 、がデザインなので。

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「よりその場が円滑になるためには」
どうしたらいいか?
「常に考え、気づき、行動する。」
それがデザイナーです。

そのためには、
・ 用意周到な準備
・ 周りを俯瞰して見ることができる目
・ 貢献できる判断力
が必要です。

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参考までに、茶道の所作はとても勉強になると思います。

静寂の中、無駄が一つもなく、
全ての動き、飾り、立てる音に意図・意味がある。

本当の意味で、場にいる人、
人たちを “もてなす” とはこういうことです。

その所作や振る舞いは、デザイナーに必須です。
次ステップです。宜しくお願いします。

シャカシャカシャカシャカ……。

 
 

吸いつき侍。

どんなコンペに応募したらいい? への回答は、
「自分が本心で、その企業(または、商品)に共感できるか?」です。
応募前、興味のある企業や商品があれば、
理念を調べ、実際に商品を購入して食べる、または使ってみる。

その上で判断しましょう。
応募の際、“共感” という念を込めることができます。

そうです。
念には魂が宿ります。
魂は熱を帯び、人を惹きつけます。

人は感じるでしょう。

吸われる! 吸われる! 吸われるぅぅ〜〜〜!
ボク、カービィ
いっぱい、吸っちゃうぅぅ〜〜〜!

 
 

レイアウト確認における、重要3ポイント。

■ 01. モニタ上で考えることをやめる。(※ 関わる人に失礼です)
…最終的にデザインが反映される、「原寸(100%)」の「媒体(紙)」で、必ず随時確認する。

■ 02. 先方様からいただいた資料(ラフ・原稿等)は、全てプリントする。
…「相手が何を求めているか?」俯瞰的に、効率的に判断できます。

■ 03. 対価をもらう前提で、責任ある仕事(デザイン)をする。
…今回のプロジェクトには、「ライター・モデル・カメラマン・編集者・メーカー・印刷会社」、
と多くのプロの人達が魂を込めて、仕事として、責任を持って、紙面をつくろうとしています。

・ あなたのレイアウトは、「仕事として、責任を持って、対価をもらえるデザイン」ですか?
・ プロの人達が用意した、「原稿・容姿・写真・企画・商品・紙面」を台無しにしていませんか?

対価をいただくレイアウト・デザインは、それらが生きる「最高の舞台」を用意することです。
たかだか、4〜5回の出力確認で、最高の舞台が用意できるわけがありませんよね。(断言します)
なんとなくの仕事は、関わるプロの人達に迷惑をかけるだけなので、端からやらない方がマシです。

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と、厳しいことを言いますが、就活が始まれば、外部の人は何も注意してくれません。
(注意する責任も義務も無く、1人1人の指導は労力がとてもかかる)
見せられたデザインが良か否か、まず、そこで判断されます。

めげずに取り組む、皆の姿勢は尊いです。
「最高の舞台」、形にしていきましょう。
人に向けた貢献は、やがて、自分自身の最高の舞台になります。

 
 

見積書はデザインである。

見積書はデザインである。
いつも非常に考える。

提示する相手の状況、予算、事業のビジョン、デザインに対する想い。

まず種をつくり、引いて確認する。
本当に大丈夫か? 2通りの意味で。

この金額で、
・ 相手に無理はないか。
・ 自分は気持ち良く仕事ができるか。

これを考えるのである。
うまくバランスがマッチした時、良いスタートを切れる。
つまり、良いスタートのための見積作成もデザイン。

同じ状況など、ないのだ。
判を押すように、見積提示はできない。
すべてが、オリジナル。
だから、大変、だから、面白い。ってか!

 
 

気持ちいい!は、気持ちいい!

昨晩、渋谷FabCafeにて、“食とデザインの話”をしてきました。

会場に向かう途中、ウイダーinゼリーをかっこんだ。
これから食の話をするのに、自分の食がままならない。
あぁ、しかし、これがリアルな食なんだろう。全然あり!

食のデザインを形にするには、
スピィーディに食を取り入れるのも必要ってわけか。

本番だ。話す、伝える、話す。

多くの方へのプレゼンのコツは、「いかに気持ち良くなっていただくか」だ。
気持ち良さは、「何を聞きたがっているか」を知らなければならない。
決して、自分が話したいことを話す場じゃない。私はそう考えている。

なぜなら。
お客さんが「気持ちいい!」と感じることが、
私にとって一番「気持ちいい!」からだ。

どんな未来がきても、食べる行為はデジタル化されないアナログなこと。
感情の伝達もしかり。

多くの方が仕事帰りでも、デザインに接しようとする空気がとても美味しかった。
心から、ごちそうさまでした。

 
 

ディレクション費・デザイン費について、リアルな話し。

ディレクション費・デザイン費について。
ディレクションは「ヒアリング・リサーチ・コンセプト立案・進行管理」、
デザインは「ラフ制作・実施制作・検証・調整・提案」
が具体的な業務内容となります。

そして、
・「01. 全行程に必要な、すべてのデザイン提供と工数」
・「02. 納品後のデザインがもたらす付加価値」
・「03. 今までの実績数・ノウハウとなる経験値」

をもとに見積内容を算出します。

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「工数」よりも、
「付加価値・経験値」(への期待感の大きさ)が、ディレクション費・デザイン費を左右すると考えています。

“大変なのに安く見られる!” という主張は
工数軸なのであまり意味がなく、対処するならば、
「付加価値の根拠・経験値の提示」を、
具体的・視覚的に見せた方がいいでしょう。

・「付加価値の根拠」:
    今まで、自分がデザインで携わったクライアントの方々が、経営や運営等の面で成功しているか。
・「経験値の提示」:
    自分が提供してきたデザインが、世の中から評価(実際の声やデザイン誌掲載等)されているか。

なので、つくって終わり、ではなく。
納品後もデザインに効果があったか、きちんと記録、そして、発信していくことが大事です。

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大元を辿れば、デザイナーが安く見られるのは、クライアント側ではなく、
デザイナー側(業界側)に原因があることだってあるんですよ。あるある。

これぞ、セルフブランディング。
“友人や知人以外” からの、自分に対する、世の中のマジな声と反応。
どう見られているか、自身のデザインができているか? 11月へ向けて。

ツイート、そのまま!
んんん、一部改変、間違い探し。
正しい話し、答えを探し続ける。
探索、探求、冒険旅行。

ジュピター!

 
 

独自の考察 = 自分の言葉。

「独自の考察 = 自分の言葉」は、
「自分の色」でもあります。

視覚的デザインも同じですが、
あたりさわりのない吸い出し方、ではなく、

・「ここを見てほしい!」
・「ここを聞いてほしい!」
・「これを感じてほしい!」

という、自分自身の素直な気づき、
着眼点を言葉に起こし、人に話していきましょう。

結果、オリジナリティを含めた、
デザイン力がつきます。

 
 

実にシンプル。

仕事・デザインを共にやる人通しの感情は、以下の2つです。
■ 負:怒り・不安
■ 正:喜び・楽しみ

“無感情” という感情はないんです。正か負、のどっちか。
自分が動くこと、動くレベル、そもそも動かないこと。

クライアント(候補)、上司、外部ブレーン、
デザイン感度の高い人は、あなたのことを常に見ています。
で、「仕事を頼むべきか」「仕事を一緒にやりたいか」、判断しています。
声には出さずに。

携わる人が、自分の行動・提案に対し、
正か負か、どちらを感じているか、常に意識してください。

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■ 周りが動くまで、自分も動かない。
■ 引っ掛かりを感じるが、見て見ぬふりをする。
こういった人は、デザイナーになってはいけません。断じて。

■ すぐやる。
■ 自発的にやる。(周囲の状態・環境がどうとか関係なく)
デザイナーで生き残り続けている人の共通点。
実にシンプルです。

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そして、突き抜ける、クリアー。

 
 

宝庫。

新しいiPhoneケースを購入。
一度はめて、外そうとしたけど、全然外れない。
調べた対処法を色々試したけれど、ガッチリ。

お店に電話。
「あの…先ほどそちらで買ったケースが、呪いにかかったように外れないのですが…」

電話越しにお姉さんが笑ってくれた。
呪いは解けた。このままでいいや。

何があっても、意地でもネタにする。
というより、ネタに昇格させる。
正も負も、すべてに意味が出てくる。

もちろん、意味なき意味も、大きく意味を成す。

ちょっとイラッとするようなことも、悲しいことも、シンドイことも、
全て「ネタの提供」であると変換すれば、ありがたや、ありがたや。
そんでもって、嬉しいことは、そのまま加速させて。

どんとこい、日々。

 
 

正面と背中。滲み出る、悟られる。

仕事ではなく、
電話越しにあるお願いごとをされまして、
どうしても、という感じだったので、
一度は仮として、引き受けました。

しかし、その直後、電話を切る際。
・ 相手から
・ ガチャッ
っと、切ったんです。

用が済めば、終わりかい!
と無性に腹が立ったんで、折返しかけて、断りました。
もちろん、理由も伝えました。

さっき、ガチャ切りしましたよね?
お願いごとをして、それはないんじゃないですか?
腹が立ったので、お断りします。

用が済む、ってことはないんです。
「その後の所作・態度」が一番見られているんです。

その人は、誰かが言わなければ、変わらなかったでしょう。
私は腹が立った。その人は変わるキッカケになった。
結果、より良くなれば、それも1つの通過点です。

 
 

魂を込める。

見積に魂を込める。補足説明にも魂を込める。
なぜ、ディレクション費・デザイン費がその金額か。
多くの方に、まだまだ理解されていないのが “普通” だと考えています。

一方的に合理的に説明しても、相手は聞く耳を持ってくれないでしょう。
まずは、「聞いてもらえる空気づくり」。
そこから、デザインはスタートしているのです。

で、ですね。

よく、まとめサイトなどに上がっている、
「デザイナーの仕事が甘く見られて、いやんなっちゃう!」
「他の職業だったら、ありえないのに!」
…って、デザイナー自身が言ってるやつ。

考え方は人それぞれなので、そのコメントに対し、多くは語らないですが…
私の考えを申し上げると。

ディレクション費・デザイン費に対し、多くの方から理解を得られていない状況は、
「デザイナーが120%悪い」です。(あすか120%じゃないよ)
私も含めた、デザイン業界全体の問題、そして、「改善」すべきことだと考えています。

そうです。上のコメントには、「具体的な改善策」が、なにも書かれていない。
だから、そんな愚痴を言ってても、何も解決しない。
デザイナーであれば、「問題解決への具体的な改善策を立て、実行」すべきですよね。

じゃあ、お前は何を考えて、何をやってんだ? よくぞ聞いてくれました。
私が考える改善策は、「わかりやすく! 親しみやすく! 楽しく!」
「デザイナーではない人、にデザインを伝える」こと。
そんな、「日常とデザインを拡げる活動」の1つがここっちゅーわけです。

ちなみに、私の周り、または、接していただける相手の中で、
クライアントさんも含め、「デザイナーの仕事を甘く見ている人」は存在しません。
どういうことでしょうか? また改めて、語っちゃうよ!

 
 

オリジナル = ワード = ワールド。

文章化する。
文章化をしておくと「自分の言葉」として変換されるので、
面談や諸先輩との会話で、必ず役立つ。

時に真面目に、時にふざけて。
あなただ。あなたの言葉を聞きたい。
感覚。価値観。

どこでも拾える情報とか、当たりまえの答えや、合理的な内容じゃなくって。
別に奇を衒う必要はない。ちょっとでいい。ちょっとずつ。
横にずれる。

そして、つながる。
魅力ある、オリジナル。

 
 

追い風が吹いている。

「最低限のことだけ」して世の中がうまく回るのであれば、
デザイナーは必要とされません。

日常の細かな「より良くなることは何か? どういう行動を取れば良いか?」に気づき、
実施できて、はじめて良いデザイン提案ができます。

ビビりながら進むんじゃない。相手に喜んでもらうことは何か。
状況、時期、相手によって、全部ことなる。

もっと吹っ切れていいと思うよ。
吹っ切れなきゃ。

 
 

気づき。

講師を務めるユームの場。
2年前、メンバー募集をかけた時、希望者はなんと…たったの1人…。

実はこの経験、
「その人に経験・実績・賞歴等があったとしても、響かない人には、全く響かない。」
という大きな気づきがあった。

当たり前と言えば当たり前だが、
私は、その当たり前に気づいてなかったのだ。
経験や実績を伝えることで、話しを聞いてくれると思っていた。
だが、現実はちがった。全くちがったのだ。

それよりも、重要なのは、
「その人が “私” に直接、何をしてくれるか。何を伝えてくれるか。」

これを明確にした方が、断然響く。
話しも前向きに聞いてくれる。
ここに気づいた。

そして、ユームの伝え方、募集の仕方を切り替えた。
結果、今年は希望者16名。
デザインをより深く学ぼうとする、多くの意志は純粋に嬉しい。

もう一度、言おう。
「その人が “私” に直接、何をしてくれるか。何を伝えてくれるか。」
明確にしてますか? オレオレ!

 
 

道のデザイン。

「正直、まだ具体的な道がわからない」という人。
解決方法はただ1つ。「人より多くつくって、人に見せる。」
これです。(既に見えている人も、着実なステップアップにつながる)

つくっている時の自身の気持ち(単純に楽しいか等)、
見せた相手のリアクション(喜んでもらったか等)、
多く知ることで、具体的な道が見えてきます。
で、道が見えるのは、早ければ早いほどいい。

様々な事象に追われる日々が続くと思いますが、
そもそも何のために “それ” をやっているのか?
「自身の道のデザイン」を意識しながら進んでいきましょう。

それは、人生ロード。自分クライアント。
最も大切にしたいこと。本心イエス!

 
 

むきだし。

「可愛いよりも、可愛げがあるか、の方が重要だろ。」

有名人でもない一人の発言に、多くの男性が賛同していた。
私もなるほどぉ、と感じたほどだ。
何気ない一言。

時を超え、頭ん中にこびりつく。
それを見たのは2ちゃんねる。リアルリアル。

SNS上、特に固定で本名を出して、世の中に発信すること。
この発言って、どこか “ええかっこしい” 印象があって、
本心の中の本心とは、ちょっと違う、と感じる。

まぁ、それも当然だろう。
頭ん中にある欲望や感じたこと、思ったことをさらけ出し、
すべてを知り合い全員にブチまけまくってたら、生きづらいだろう。

つまりは、名前が露出するSNS上の発言は、
マジな本音、本心とは少し横にずれてるんじゃなかろうか。
(もちろん、重なる時も多々あるだろう)

そんでもって、2ちゃんねるは匿名であるがゆえ、
マジな本音、本心が見える場、だと感じるわけです。

感情の裏側を垣間見れる場は、デザインの参考になることも。
なぜなら。デザインは人の感情を動かすものだから。
好き。大好き。耳元でささやくことで、ビクンビクンと反応が返ってくる。

つ・ま・り、Mr. 感謝!

 
 

ムーンサルト! 勿体なくないと感じるお金、時間の使い方。

多くのモノ・コトに当てはまるのですが、デザインして終わり、
ではなく、やはり、実際に多くの人に触れて、使っていただいて、本当のゴールだと感じています。
拡げることも、忘れらんねえよ。CからはじまるABC

はじめて聴いたのは、アニメ版カイジのエンディングだった。
耳から流れこみ、脳天に響く歌詞。CからはじまるABC。
ダメであることを肯定し、全力で駆け抜ける。不甲斐なさは力の源。
音も枡もかきならせ! そんで、つぼ八で語ろう。

100人中、100人が勿体なくないと感じるお金、時間の使い方は最低限の衣食住欲だろう。
そっから先はお互いが、勿体ねぇなぁ…あんな使い方して、
と感じる(こともある)だろうから、思いっきり振り切ろうじゃあないか。
理解されない方へ。

無駄を価値に上げた時、文化祭が始まるのです。
やりたいこと > やるべきこと。
ゆえにどちらも輝くんだじょ。おうよ。

 
 

コントラストの花。

表参道。歩いてくる、清楚系黒髪のお姉さん。
品性あふれるお方だなぁ〜、なんて思ってたら、
横を通り過ぎる時に見えました。

左腕にガッツリ、花タトゥーが咲いてました。
コントラストが眩しかった。よくわからないけど、ドキドキしたんだ。
「魅力ある意外性」とでも言っておこうか。

人は人を見る時、まずは表面上の見え方で判断する。
まぁ、当然だろう。パッと見の判断。
で、パッと見の一段階を経て、二段階目に入る。

そこで「魅力ある意外性」に触れた時。
記憶に残るのだろう。

この一段階、二段階へのジャンプがデザインには求められる。
キレイだったり、カッコよかったり、完成度が高かったりする、
「まず見てもらう平均ライン」の後に待ち構える、「魅力ある意外性」。

記憶、ツナガル。
花タトゥー、咲カセッゾ。

 
 

プリンタ団子。

専門学生の頃、遊んだり、飲みにいったりする余裕がなかった。
余裕とは、お金のことだ。

お金がない。デザインを学んでいる。
グラフィックデザインは、紙媒体。
力を上げるには、「紙で確認する」必要があるのだ。

つまり、Webデザインと違って、微妙な調整も毎度毎度、プリントする。(私は)
A3対応、インクジェット。バカバカ出力すれば、そりゃあインク代もかかる。

金ないって言いましたよね? ええ。
どこで調整するかっていったら、食費です。
昼飯、コンビニ、100円団子。
これが私の素敵なランチ。

しょうゆ、ごま、あんこ、しょうゆ、ごま、あんこ。
ありがとう、団子。腹持ち完璧、力つけますわ。
もっちもち。

 
 

20代と30代の10万円の体験価値は、10倍以上違うと考える。

20代にお金を使い、体験する価値はとても貴重。後の道に生きてくる。
ポイントは、“自分のテリトリー以外” に使いまくることだ。
場にいる人を見る、一緒の空気を吸う。

理解しなくてもいい。
体験は地頭につながる、一生ものだ。

貯金した10万円は、10年経っても価値は変わらないが、
早期に10万円で体験したことは、10年後、100万円につながる思考となる(可能性が大いにある)。

学生ローンで借金して、インドに行った。ポジティブな生き地獄を味わった。
洒落たディナー。ギラギラのクラブ。コミケへの出展。

ライヴ!

全て理解不能で全部最高! 自分自身が理解不能!
入り込み過ぎない(できない)からこそ、
その場を冷静に観察、味わえるってこともありますよね。

人も空気も。ごちそうさまでした。
そして、いただきます。

 
 

麻布十番焼肉 Kintan。ギャップとフック。

麻布十番焼肉 Kintan。
2016年5月20日(金)オープン。

デザインコンセプトは、「ギャップとフック」。
40代の大人をターゲットにした、焼肉レストラン。カジュアル・リッチ。

強いデザインには、熱が必要だ。
熱を発する大元は、お金でも、素材でもない。

人だ。

「これをやりたい」という、人の熱意と同時に、
「これをやるべきだ」という、方向性を見定めるセンス。

デザインと重なると爆発的な魅力につながる。
ゆえに、緊張感をもって取り組まなくてはならない。
緊張感は、特別な時間。
生きている実感。大きく感謝。

今回も、本気を詰めこんでいます。
ギャップとフック。

麻布十番焼肉 Kintan。
是非、五感で堪能を。

 
 

■ 人の感情は、“ムカツク” か “ウレシイ” のどちらかのみ。

人の感情にプラスマイナス0(ゼロ)はありません。
自分の行動に相手がどう思うか。マイナスかプラスのどちらかです。
つまり、“ムカツク” か “ウレシイ” のどちらかのみ。

・何もしない = 大きくマイナス(論外) = ムカツク
・最低限のことをする = 少しマイナス = ムカツク
・提案を含めた、喜ぶことをする = 少しプラス = ウレシイ

デザイン提案もメールも、最低限のことだけしてても、
相手にとっては、徐々にマイナスなんですよ。

「相手を喜ばせようとする姿勢」は、表現提案のみでなく、
人の感情が絡むメール・話しの聞き方・資料の見せ方・部屋の片付け等も同様。
つまり、全てデザイン。相手が喜ぶ一手が入っているか。

デザイン業務に真っ当に接している、
デザイン費を払う人は、自分に厳しく、感度が高いゆえ、
あなたの行動の細かなとこまで、全部見てます。
そして、全部記憶しています。

デザイナーに対し、大きく期待した上、その一つ一つの行動に、
“ムカツク” か “ウレシイ” か、どちらかを感じている。

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“ウレシイ” ことがあっても、でも、他の部分で “ムカツク” ことが出ると、
全ての評価がマイナスになってしまう。
(表現が良くても、誤表記印刷したら、評価0と同じ意味)

デザイナーは、まず、全てをプラスにすること。意識的に。
表現だけ高めていっても、実は相手は全然喜んでいない、っつーことがあるので注意です。

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相手が、クライアント・上司・外部ブレーン・女の子、誰であっても、必ず、
「自身の返信がラスト」になることを心がけてください。
ルールではなく、マナー・モラル。

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あなたの行動に、外部の人が “ムカツいて” も、
その人は、あなたに対して注意、叱りはしないでしょう。
(他人や知人レベルに、イチイチ深く関わってらんない)

知らず知らずのとこで、陰口を叩かれ、悪評をつかれて終わりです。
(メール返信・御礼無しでアイツ終わってますね、
という悪評は、本人に対してでは無く、陰でよく言われます)

ウレシイことは伝えられても、ムカツクことは伝えられない。怖いね。
だから、しっかりと伝えてくれる人は、貴重で有難い存在なのです。

ありがたや! ありがたや! ほっこり〜

 
 

返信・返答しない=「デザインに反する行為」。

「デザインとはどういう行為か?」

・接する人に喜んでもらう。
・コミュニケーションを円滑にする。
・伝えたいことを、わかりやすく伝える。形にする。

では、「デザインに反する行為」は?

・ 接する人を不安にさせる。怒らす。悩ませる。
・コミュニケーションを取ろうとしない。相手を無視する。
・自ら伝えようとしない。形にする意思を持たない。

です。あなたが意識的に取っている、
無意識にやってしまっている行為はどっちでしょう?

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「確認をお願いします。」「意見をください。」
  ↓
・確認しました。○○だと感じます。
  ↓
「承知しました。」「ありがとうございます。」

その一言も言えない人。“たかだか、メール返信” と思わないでください。
卒業後10年経って、専門学校にいた100人中、
1~2人しかデザイナーとして生き残っていない理由の1つはここにあります。

返信・返答がなければ、相手は不安に感じます。
口にはしませんが、あなたが、相手に怒りを感じさせています。
(なんでテメーから聞いておいて、何の返信もしねぇんだよ、って感じ)
自覚しましょう。

コミュニケーション含めて、接する全員に喜んでもらわないと。
コミュケーションを取らない、自ら取ろうとしない人は、良い表現はできないよ。
相手が求める意思を汲めないから。

で、普段からできていない人は、当然、仕事でもできない。
接する人を喜ばしていきましょう。
気持ちいいコミュニケーションは、受け身ではダメです。
あなたから、仕掛けていくことが必須。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
オレができているかどうか。
自覚して、今後にイカス。生きてくる。
Yo Yo

 
 

デザインの価値は、「伝える」ことにある。

最近、気づいたことがある。
デザイナーになる。」のAmazonレビューが一つ増えていた。
嬉しい内容だったので、ここに全文共有しよう。

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本の存在は知っていたが、なかなか手が伸びなかったけれど別の本を読んで買わなきゃと思い購入。
なか見検索の段階でこれはいい! と思っていてその期待を全く裏切りませんでした

中身は3つのカテゴリーに分けてあって
作る前の心得から細かく説明してくれます。
右下にあるワンポイントアドバイスもとても有難い。

文字の口調も馴染みがあってとても好感が持てました!
まるで隣に本人がいるような気持ち良さです

正直もっと早く出会いたかった

もっとデザインを知りたい!! もっとデザイン力を磨きたい!! そう思っているあなた、ぜひ手に取ってみてください。
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これだ。この感想は、まさに求めていたこと。
ありがたいです。純粋に嬉しい。

デザインの価値は、「伝える」ことにある。

私が思うに、プロジェクト進行中、何かマズいことが起きたら、
それはデザイナーが120%わるいもんだ、そう思うようにしている。
デザイナーが言ったのに、クライアントは聞いていない、と主張。
どちらがわるい? もちろん、デザイナーだ。

ここで重要なのは、「言った」ことではない。
「伝わっていなかった」ことだ。
つまり、「伝え方」をもっと良くすりゃあいい。すべきだ。

レビューに書かれていた、「文字の口調も馴染みがあって」は、
本書における最重要ポイント。解説文は、かなりふざけて書いている。
こちらは、大真面目だ。真面目にふざけている。

真面目なことを、真面目に語る。
「言った」ことにはなるが、それが相手に「伝わる」かどうかは別問題。
そもそも、「伝えたい人」に聞く耳ができてなければ、そりゃあ伝わらないだろう。

だから、ふざけるのである。

ユーモアは共感につながる、最大のウエポン。
「あっ、この人の言うこと、聞いてみようかな」
その気持ちのデザイン。

私はそういった、「新たな伝え方」に心血を注ぐんだじょ!

 
 

レクチャー。

〜について、教えてくれませんか?

この質問、デザイナーとして、大きく足りないのが、
■ 何も自分で調べてないこと
■ 自分から「提案型の質問」をしていないこと
です。

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単純な「教えてくれませんか?」は、相手に丸投げすぎです。
(相手の考える量が大きすぎる)

「○○まで調べてわかったのですが、□□がわからなく、教えていただけませんか?」
「30分程お時間をいただき、直接会って、教えていただくことは可能ですか?」

デザイナーであれば、「提案型の質問」を常に心がけること。

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言われてないから、わかりません。
教えてくれないから、できません。
こういった発言をする “学生” は、一生 “デザイナー” になれません。

デザインは教わるものではなく、「自らつかみ取りにいく」ものです。
周囲の環境に惑わされず、視野を広く、自分に厳しく、
そんでもって、楽しく、進んでいきましょう。

それでは、よろしくお願いします。

 
 

ひさびさポスター。検証ロード。

ひっさしぶりにポスターをつくる。
遠巻きの見え方を考え、構築する。

もっちろん、おとなしくてもイカンし、
かといって、1枚写真ドーンなベタなポスターもどうよ??

自分との対話。
出力しては、壁に貼り、検証する。
どうよ??

より良いモノに近づけていく、完成度を上げていく、
デザインの高度を一段階ジャンプするには、
検証の繰り返しが必要不可欠なのだ。

検証は、腕を組んで、う〜んってやってても、一向に答えに辿りつかん。
手を動かし、出力し、目に見える形にする。

自分の中で、正しいか正しくないか。
あっちに行くべきか、こっちに行くべきか。
小さな判断、大きな判断が見えてくるんじゃい。

言うなれば、検証ロード。
ハイウェイで行く? 下道で行く?
それも状況によっての判断。

プラス、私のハート。
ヒャッハァーッッッ!!

 
 

のっち。

ノッチでーす! といえば?
そう。デンジャラスだ。

ちがう。ちがう。
こっちののっち

長野県で活躍されているらしいのですが、ブログ、いいこと書いてあります。
で、なによりいいのは、雰囲気だ。
読む気にさせてくれる。

クリエイターの価値をどのように浸透させていくか。
けっこう前から言われている大事なことですが、わたしゃあ、その先いくよ!

大事なのは内容、よりも、共感だ。
人を「聞く気」にすることが、実際に発言する内容よりも大事なんじゃい。
そんじゃあ、共感してもらうには?

そりゃあ、あなた、日頃の行いですよ。
年がら年中鼻くそホジっている人が、真面目な考えを発言したところで、聞く気になれます?
(いや、別の意味でちょっと聞いてみたいかも…)

そうじゃあなくてー、日頃から周囲の気配り、キレイにできている人。
普段からペラペラベラベラしゃべらず、時にスッと出てくる意見。
ここに、価値あり!

あ、この人の言うこと、聞いた方がいいな。

こ・の・き・も・ち。
のっち! ドストラーイク!

寝ます。

 
 

クライアントに想いをブツける、の巻。

クライアントさんには様々な方がいます。
いますが、デザインに対する考えを大きく3タイプに分けると、以下の通り。

A. デザインの力を、心底信じている。
B. 何でもいいから、とりあえず形になればいい、という考え。
C. は?デザイン?笑 自分でパパッとつくっちゃうわ!

これら、どれも間違いではありません。正解です。
というのも、例えば、私たちが飲食店に対し、
安い~高い / そこそこ美味ければOK / 最高な場所を望む…
…といったシーンによって、切り替えるのと同じ感覚です。

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ただし。これは、選ぶ側の話し。

選ばれる側、選んでもらう側のデザイナーとしては、
自分自身がどういうスタンスで、デザインをやっているか。
常に意識し、明確にしなければなりません。

もちろん、上記「A」のような方に選ばれ続けるのが理想ですが、
現在の日本には、「A」の意識の方はまだまだ少ないのが現状。

「C」は論外として(すき家行くって言ってる人に、高級フレンチに誘ってもしゃーない)、
問題は「B」。ここです。現状、「B」が圧倒的に多い。
正確に言うと、「A」と「B」の狭間をウロウロしている方が多い。

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今までの一流デザイナーたちは、「A」のみをクライアントとして、実績を築いてきました。
大手広告代理店のクライアント企業さんたちがいい例です。
でもそれって、世の中に存在する企業のほんの一部ですよね?

デザインで世の中をより良くする場合。

実はめちゃくちゃ多い、「A」と「B」の狭間をウロつくクライアントさんたちに対し、
最高のデザインを提供できるか。そして、私たちが、
依頼・発注につながるような、デザインの価値をちゃんと伝えられるか。

これが、今後のキーとなります。(と考えています)

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下記は最近やり取りした、AB狭間のクライアントさんへブツけた内容。

この方とは、はじめてのやり取りではないのですが、
進行途中、工数が増えたプロジェクト内容に対し、見積を送りました。
その見積に対してのメッセージが一番上。クライアントさんの声です。(一部、改変しています)
これに対して、私が想いをブツけます。

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>かなり高いですね。
>私たちが何度か発注している、大人数のデザイン会社より高いです。

改めて、この点ですが、—-様が、
「ロゴや新規作字に対して、とりあえず、形にしてくれればいい」
という認識、また、予算軸が優先であれば、別の方へご発注されるのがより良いと存じます。
(それが決して悪いことではありません)

私は、ロゴ、そして、一文字一文字がもたらす印象によって、
それを見たお客様が、
「なんだか、親しみを感じるな」
「このサービス、使ってみようかな!」
という意識、行動やシーンにつながることを真剣に考え、形にしています。

それには、技術・知識・経験が必要です。
着手が開始してから、文字と向き合う時間も必要です。

私にオーダーいただける方はそういったことを理解した上、お声かけいただいております。
単純な価格帯比較が、デザイン依頼の判断基準であれば、私は適さないです。断言します。

この点も含め、ご判断いただけると幸いです。
(こういった認識伝達は、デザイン業界全体の責任でもあり、それが至っていないのが現状です…申し訳ございません)

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…以上です。

ポイントは、こちらから「じゃあ頼まなくて結構です!」とか言わないとこ。
それじゃあ、一向に「A」と「B」の差が埋まるわけがない。
つまり、デザインで世の中がより良くなることにつながらん。

まずは、理由と考えを真摯に伝える。これが重要。
というか、これも含めてデザインです。

プロジェクト完了後は、
自分のデザイン実績・結果をちゃんと、世の中にアピールする。
すると、序所にABがなじんでいきます。

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私も現在進行形で、楽しみながら、たたかっています。
みなさんも各々のスタンスを明確にしつつ、やっていきましょう。
ちなみに、上のメッセージを送った後、
先方様の意識も若干変わり、いい感じに進行しています。

長文失礼! それでは、よろしくお願いします。

 
 

時代の香り。

ニホンゴロゴ2

本書では商品ロゴ・イベントロゴ・企業ロゴ・店舗ロゴなど
バラエティ豊かな約900点の日本語のロゴを厳選して業種別に紹介。
ロゴ制作の現場でとても役立つ1冊です。 ―amazonより

私のデザイン事例も掲載いただいてます!
資料性の高い1冊。

ロゴから、時代の香りを嗅いでみよう。
クンカクンカ。

出版年別のデザイン書籍をパラパラとめくる。
やはり、その時代、その時代の雰囲気がある。
トレンドというか流行というか、あぁ、こんな時代だったなと。

デザインの匂いがするんです。

ブックオフなどに行けば、
高価なデザイン書籍がかなり安く買えることもあります。
これはあくまでも参考ですが、
“今” の時代性を求められているプロジェクトに、
あまりにも古いデザイン書籍だけを参考にするのは、ちと窮屈。

だから、どんどこ新しいデザイン書籍が出てくるんでしょうね。
現在進行形で、何名かの出版社の方とやり取りをしてますが、
時代の香りを嗅ぎとって、まさに今、求められている、そんな新たな香り玉をつくる。
とても大変そうです。しかし、楽しそうでもあります。

クンカクンカ。クンカクンカ。

すれちがい様の女性の匂い。
なんであんなに記憶に残るんだろう。
クンカクンカ。クンカクンカ

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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