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外部から、声をかけたくなる魅力。

本年を振り返る。自分にとって、2016年はどんな年だったか。
「地を固めた」一年だったと感じる。

同時進行となる、プロジェクトの進め方。
プロジェクトごとの、デザイン構築・提案のアレンジ。
デザイン事例の掲載や受賞。

どれも、より “ちゃんとしたデザイナー” として、
着々と手堅く、地を固めることができたのではなかろうか。

それでは、2017年は?
「外部から、声をかけたくなる魅力」。
これに尽きる。

私のモットーは “日常とデザインを拡げる”。
これは、“デザイナーではない人に、デザインの役割や面白さを、カジュアルに伝える活動”。

日々、SNSなどで、日常とデザインに纏わる雑文を、コツコツと発信をしているが、
2017年はこの活動が劇的にジャンプする年となる。
そのために必須だと考えているのが、「ラジオ出演」「コラム連載」。
より多くの人に向け、デザインに触れてもらうためには、この2つは外せないと考えた。

ここに達するためにどうするか。
それこそが、「外部から、声をかけたくなる魅力」である。

ん? そもそも、「魅力」とはなんだろう。
「思わず、誰かに伝えたくなる内容」かな。
そこにつなげるには、発信内容(雑文・文章)の
「プフッと吹き出す、面白さ」「なるほど、ためになった! という感謝」が接点としてはいいだろう。
おーし、そういう文章を書いていこう。

え? なんで文章なのかって?
クライアントさんの想い、デザイン意図を含めたコンセプト文など、
視覚化される前は、全て言語から始まるんです。
魅力的な言語は、魅力的なデザインにつながる。
言語と視覚はガッチリリンクしているんだ。

ところで、2016年の話に戻りますが、
フリースタイルダンジョンとの出会いも感慨深いものでした。
バチバチの生のバトルは熱い。
今、まさに、そこで起きている、というリアル。
その瞬間、瞬間に “殺気” がないと、例え力を持っていても負けてしまう。
R指定が、そんな感じのことを言ってた)

さらに、本当にやりたいことを、仕事にするために。
外部から、声をかけたくなる魅力。
これをプンプンと醸し出すために。
殺気をもって、自ら楽しみ、攻める年にします。

本サイトを見ていただいている、画面の前の貴殿。
いつも本当にありがとうございます。心より、感謝です。
面白くしていきます。幸あれ、笑え!

 
 

SNSの立ち位置。

目的と目標。
今後、SNS は、発信の仕方によって、
単なる自己満足のハードルを大きく越えてくるだろう。

ポイントは未発達領域の開拓。
現状を整理しています。

立ち位置を考える。
1人でもフィーリングが合う人。
遠くまで飛ばす方法。

年明けまで少々お待ちください。
お時間いただき、ありがとうございます。

 
 

ふと、思いついたこと。

ここに書いている、雑文集。
2017年以降は、note で更新していこうかと考えています。

一番はじめの目的は、“より多くの人” に
デザインを身近に感じていただくこと。でした。

継続的に続けてまいりましたが、
“より多くの人” への達成があと一歩、いやいや、まだまだ。
ここで一歩、新たな道を進みます。

両方更新していくか、note のみで更新していくか。
ヤリながら考えます。走りながら考える。感じる。快感!

 
 

2分31秒。

多田くん。私が教えていた元生徒だ。

彼は映像科であったが、デザインの根源を学びたいと、
科の枠を飛び越え、門を叩いてきた。

「成長するには、理想の人にこれでもかと近づく。行動もそう」

そう言う彼はイチローの背中を見ている。
イチローは、勝負食は必ずカレーなど、
生きている中で決まりパターンをつくっている。

イチローに近づきたい多田くんは、
自身も決まりパターンをつくっているのだ。

2分31秒。
これは、歯磨きの時間。

ってか、そんな細かい時間、ちゃんと計って磨けるわけないでしょ?
と聞くと、
いやいや、磨けますよ。キッチンタイマーで計ってるんですから。2分30秒。

……狂気を感じるくらいしっかりしてんな…………ん? あとの1秒は?
歯ブラシをくわえてから、キッチンタイマーを押すまでの時間です。

さすがだ。
私も決まりパターンをつくろう。
熟睡パターン。かー

 
 

三方良し。利他の心。

焼肉KINTANを経営する、カルネヴァーレの企業理念「三方良し」。
これ、私のとても好きな言葉・考えでもあります。

(以下、30代を後悔しない本を読んだ上で!)

人と関わる際、考え方として、
「利己」と「利他」があります。

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30代に入った上で断言できますが、
自分の利益だけを考えて行動する人、利己的な人は、
何をやっても絶対にうまくいきません。

短期的に20代はうまくいくかもしれない。
しかし、常に関わる相手を利用しようとするのだから、
結局、最終的には誰も手を貸してくれなくなる。当然です。

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人の役に立つこと、つまり、「利他の心」こそ、
成功している人の共通点とも言えます。

20代は自分のことに必死で、
考えの切り替えが難しいかもしれない。
しかし、人に喜んでもらうことこそ、最大の力につながります。

で、喜ばされた相手は、必ずどこかで、
あなたに手を貸したり、心から応援してくれます。
そうやって、「やりたいこと」への気流が上昇していくのです。

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とまあ、そういった考えになるには、
“心の余裕” が必要で、“心の余裕” には、
“力” が必要で、“力” をつけるには、
結局のところ、必死こかなきゃならんのですが…。

まとめると、自分のためだけに何かやっている人より、
「人のために何かやっている人」の方が、
遙かに面白く、強く、上手くいくってことですわ。

 
 

30代。

YO YO 30代を後悔しないための本ってのを読んだ YO

後悔する気は全くないが
とりま読んどく

読書はジューシー
感覚ビンビン

入稿しなきゃならないもん
提案の根っこをはらなきゃいけないもん

どれもこれもが楽し過ぎて
喜びの咳が出てきた

あれ? かぜ? んなこたぁない
かぜ、なんか、ひいたこたぁない

カムカム

 
 

いつも以上に、いい感じ。

六本木駅トイレで手を洗っていると、
イケイケの女性がスマートフォンをいじりながら入ってきた。

鏡越しに目が合う。
間違えたし、と一言発し、戻っていく。
私は手元に目を戻す。

蛇口から流れる水。穴にすべり落ちていく。
いつもとなんら変わらない様子。流れ。綺麗に見える。
よくわからないが、なんだかいいことが起きそうだ。

この、よくわからないけど、なんかいい。
仕事上はロジック説明を要するが、生活の中ではむしろど〜でもいいと考える。
今、いいと感じていることに対し、神経を集中するためだ。

つまりそう、マッサージを受けている時は、マッサージそのものに集中したい。
マッサージ前に会話はあっても良いが、
マッサージ中は会話などはいらないんじゃないか。

そう思うんだ。
時には頭からっぽ。きたきた〜

 
 

リデザイン・リブランディング。

リデザイン・リブランディングは、
表層を新しくするデザインではない。

良いとこを継承し、
時代や思考の変化に伴う、
その商品・その企業の目的・ビジョンに沿った、
デザインに昇華させること。

※ 必要なスキル
・ 知らないとできない。(知識と知恵)
・ 攻めないとやれない。(先回りの行動・思考・デザイン)
・ 信頼されないと、了承されない。(美しい所作、コミュニケーションの多さ)

デザインする。
リデザインする。
デザインしない、デザイン。

まずは知ること。
次に先を読むこと。
仮説を立て、検証すること。

そして、人に伝えること。

どれもが、デザインなのです。

 
 

愛しさは限界を超える。

とてもお世話になっている方々と忘年会。
真面目に今年を振り返り、来年の意気込みを擦り合わせた後。
旅立つ。渋谷のカラオケスナックへ。

クライアントさん、行きつけのスナック。
カラオケがある空間自体、実に久しぶりだ。

こわい、コワイ、カラオケ、こわい。
まんじゅうじゃないよ。

なぜ、コワイか。私はとてもつもなく、音痴なのだ。
その昔、まぁた、また〜と笑いながら友人にカラオケに連れていかれ、
歌い、最終的にはゴメン……と謝られるほどの音痴なんです。
永井家の宿命なのか、永井家、全員、音痴。音痴ファミリー。

でもね。一人で歌うのは大好きなんですよ。
スゴイ、好き。むしろ、好き。

ともあれ、クラアイントさんの希望と、
お酒と空間の勢いに後押しされ、
サザンを歌うことにする。

いなせなロコモーション
いとしのエリー

歌い終わった後、クライアントさんから、
いやぁ、あんなに「いなせじゃないロコモーション」と
「いとしくないエリー」を聴いたのは初めてだったよ。

という感想をいただくことができました。

その評価、言葉選び、感銘。
ありがたき、笑いへのフォロー変換と捉え、
私は鯔背、愛しさをデザインに込めるのです。

 
 

指名する。

指名とは、あなたにお願いしたい、ということだ。
そこには意志がある。

指名された側は、嬉しいだろう。
と、考えました。

あなたにお願いしたい。
ここに辿りつくには。

発信。(気づき)
信頼。(安心)
魅力。(期待)
決断。(後押し)

そう、いきなり飛び級はできないのである。
着々、いくのである。
ジャブジャブ。

 
 

未来は顎先。

髭、について書こうか。
大学生の時、顎髭を伸ばしていた。
理由? 理由はキャラづくりだ。

大した特技も魅力もなく、しかし、
女の子にはそれなりに注目されたい。

ならば、特徴的な容姿のひとつとして、顎髭を選んだのだ。

普通であれば、オシャレな服をまとめ買いしたり、筋力つけたりするのかな。
楽で、しかも、渋カッコイイって思ったんだ。
本気で。

ドン・キホーテで脱色剤を購入し、髪と髭を染める。
その名の通り、ウンコみたいなライトブラウンができあがたってわけさ。

結果? 大学4年間、彼女なんかできなかった。

顎髭が悪いんじゃない。
いや、場合によっちゃあ、顎髭だろうがホクロ毛だろうが、アリ、になるだろう。

何をはやすか。
誰がはやすか。

誰だよ、誰。
根っこが弱かったんだ。
外側だけ装飾しても、根っこに魅力ないから、空回り。

気づいたのは、だいぶあと。
まぁ、今、コレを打ち込んでいるだけでもマシか。

マシ? マシって成長しようとする姿勢としてはどうな……エンドレスヘブン!

電波。

ゆんゆん!

わけのわからないスピード感。
その先に可能性がある。

可能性しかない。

あ、それから、リンゴ食べながら牛乳飲むと、苺ミルクの味がするよ。

 
 

デザインは自らつかみ取るもの。

私が講師を務める、ユーム
昨日が4期生の最終日であった。

人数は4人。
専門学校、授業としてのレクチャー数としては、少ないだろう。
通常は20〜30人ほど。
しかし、「デザインを教える」というのは、あってないようなもの。
そこに数は関係ない。

なぜなら、「デザインは自らつかみ取るもの」であるから。
教えるものでも、教わるものでもない。
最終的には、各々次第。

5期生も含めた忘年会は12月の後半、別日に設けているが、
どうしても4期生たちだけで話をしたく、授業最終日、飲みに誘った。

授業が終わり、仕事の電話をしてから店に向かうため、
皆に先に入ってもらうよう伝えた。

電話が終わり、店に入る。
個室に通され、席につく。

やーやー、遅れて申し訳ない。
飲み物、注文しなきゃね。
永井さん、もう頼んでありますよ。

手元を見ると、ちょうど今、頼もうとしていた芋焼酎の水割りが置いてあった。

私が少しだけ遅れてくる状況や、スムーズな乾杯などなど、
「自ら考えて」、先にオーダーしてくれたのだろう。
接してきて1年半の中。デザイン集大成を見ることができた。

デザインってのは、何も視覚的に見えることだけじゃない。
人を喜ばすシーンづくり。これが、デザインである。
とても嬉しかった。感謝を返すつもりが、また感謝しなくてはならない。

水道橋駅前の安い居酒屋だったが、
とても美味しい時間だったよ。

 
 

戻ってまいりました。

戻ってまいりました。

昨日、高円寺でプレゼンライブ
終わった後、高円寺で飲む。
アンダーグラウンドの集まり。
非日常感。

よくわからないけど、最高の時間。
よくわからないけど。

普段、デザイン構築の時。
意味をもたせることが全て。
だからこそ、意味をもたない意味。
むしろ、それが大事な意味。

無駄も意味も最高なのである。
今日と貴方に感謝、感謝。

再度、ぶっ飛ばします。
ありがとう。ウイヨウ!

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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