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楽・コミュニケーション。

コミュニケーション数は、多ければ多い程、
良いデザインを生み出す要素となります。

接する数が増えれば、お互い、本音で話しやすくなる。
ニュアンスも伝わりやすい。コミュニケーション = デザイン。

限られた打合せ数だけで、最高のデザインをつくろうとする方が無理がある。
与えられた、最低限の数・内容だけこなしても、デザインとして成立しない。
自らつかみ取るもの。誰かに教えられるものではない。

すなわち、自ら動き、自ら気づくことが学びである。
楽しみながら。

 
 

ねじを。

頭ゆるゆるな感じ、いいですよね。
本腰いれてゆるくしてしまうと、元に戻れなくなるから、たまに、たまに。
でんぱー!

 
 

遠回りの近道。

SHOWER magazine の THE GIRL のモデルさんたち。
どストライクです。
夢中になったら、勝手に振り回されそう。
一生懸命の独り相撲。
彼女はまったく気にもしないだろう。
思いっきり空回り。
そんな自分が結構好き。

鼻息あらくすると、心もすっとんでいっちゃうよ。
ギラギラすると、ギューと目をつむってしまうよ。
オープンさせるには、“側” からせめていくんだよ。

 
 

UNDER THE BLUE SKY

「自分よりダメと感じる人物と、自分」の比較・愚痴を言うのはやめましょう。
愚痴をいうなら、直接本人に注意すること。
それをしないのであれば、愚痴を言わない。
「本人のいないところで愚痴る時点で、その本人と同レベル」です。

上をみていきましょう。
自分たちより結果を出している人は山ほどいます。
その人たちから、自分を見られた時、どう思われるか?
だから、謙虚に進む姿勢が大事。
上のみ見て、上の人と自分を比べる。

空は広いや。
POTSHOT / UNDER THE BLUE SKY

 
 

半蔵門線でキレイ。

半蔵門線に乗っていると、
表参道あたりでシャレオツねーさんが乗り込んでくる。

ついついキレイな足を見てしまう。
もっと前を向こう。それから足を見よう。

キレイ、にも様々な意味があります。
季節は秋ですね。

 
 

コココココナッツ。

日焼けオイルと車内のココナッツ臭は苦手です。
ココナッツサブレは好きです。
鳩サブレは普通に好きです。

夏の体育の授業中。
男子校のギャル男たちが、上半身にコパトーンを塗りたくる。
あふれるココナッツ臭。

頭が少しクラクラするが、これも夏の訪れ。
そう思うことで、まーいいか、などど感じたりもする。
猛者どもは、こちらの思考など、まったく気にもしていないだろう。

まーそれでいい。それで。

 
 

ファイラ。

場の熱量があるでしょう。

皆、はじめから諦めの姿勢ではなく、期待感を持ち、前のめりで挑戦しにくる。
時間と共に、より良い惰性にもっていくには、熱の根源をどうつくるかが鍵となる。
これを人まかせにしてちゃあ、そりゃあ冷めても仕方がない。
熱を発する説得力と、熱を伝導させる方法。意識する。

ファイラ。ぐらいがちょうどいい。

 
 

サブ。

飯田橋のSUBWAYで、
中島みゆきの糸がかかっている。

パンハヤカレマスカ?
オススメハマヨネーズデス!

めぐり逢う異色の音色。
織りなす縦と横は、東京地下路線のことか。

色々音色。選択するパンズとセサミ。
ストリートスタイル。

にじます。

外部からどう見られているか、とても貴重な内容です。
特に面接・打ち合わせ時は、表情・所作含め、どのような人間か一瞬で判断されます。
判断される一瞬の表情・所作は、普段からの行いから滲み出ます。

 
 

ててててていあん。

「自ら気づき、自ら動く」ことが大事です。

言われたことだけやっていると、上司・クライアントにコントロールされる、使われるデザイナーになってしまう。
日頃から、掃除やらメール連絡やら、一見、表現に関わらなそうな部分も 「自ら気づき、自ら動く」ことで、
おいしい仕事を信頼されてまかされるようになるのです。で、それは密にデザイン表現につながっていく。

「常に提案の姿勢」を心がけましょう。

 
 

魔法。

ハロウィンってやつか。パンプキン。仮装の魔法は一年中。

民家園 で素敵なおばさまと出会い、そのまま家でお茶をごちそうになる。
まるで夢のよう。現代でもそんな流れがあるんだよ。
日常でも、魔法はおこせるかも。興味をもって動き続けていりゃあ。

 
 

口先リモコン。

集中!集中!と口に出して言えば、集中できそう。集中!集中!
脳をコントロール。

 
 

スタートライン。

なぜ、その知識・行為が必要か? 考えること。
学びには実践が有効だろう。本気で考えなきゃならない場を与える。体感させる。
そして、問いかけ。なぜ? なぜ?
すぐに、明確に答えられないまま、手を動かす行為はあまり意味がない。
本当のゴールはあっちかもよ!

たまに逆走することで、正走の良さに気づく。
だから、たまに、それも、あり。

 
 

搬入ダッシュ。

雨だ。雨がふっている。

人は追い込まれると、普段は使っていない脳みそ部分が動き出す。
今の作業スピードは3倍以上。のイメージ。

今日は搬入日。搬入日ということは、〆切の搬入時間がある。
逆算して頭と手を動かす。

……できた。喜んではいられない。
ここから電車を乗り継ぎ、搬入会場に向かう必要がある。
荷物をまとめると、ドカンと外へ飛び出した。

………
高校時代。スキー部。部活動。雨の日。
外が使えない雨の日は校内が練習場となる。具体的にいうと、階段だ。
ここを走って、登り降りする。
階段ダッシュ、というやつだ。

………
雨の中、走る走る。
雨の日は、いつもよく走っているな。
心臓はバクバクだが、やけに冷静な頭の中では、そんなことを考えていた。

会場はもうすぐだ。

 
 

なっとくいくか。

伝わる前提で伝えると、伝わらなかった時にショック受けちゃうから、
伝わる/伝わらない関係なしに、まず「伝える」ことが大事。

伝わる/伝わらないは、相手におまかせ。

そう思っていりゃあ、一生懸命話して理解されなくても、むなしさなんてのはどっかにいってくれます。

「よし、とりあえず伝えた!」

それで納得できりゃ、話は簡単よ!
なかなか難しいから、面白いんよ!

 
 

尻が熱い。

おしりが決まってるってはいいこと。
間に合わせトリガーがガチッと発動。
前のめりに進め進め。

おしり=〆切。
おしりたたき。

誰もたたかないなら、自分でたたく。
思いっきりたたき、赤くなる。

情熱色。興奮熱。
あつくなりすぎたら、さましましょう。
ゆったり。ゆっくり。

 
 

自ら。

感覚価値を高めるには。
学び、気づき、真摯な動き。
楽しみながら、どうにかする。

どうにも、こうにも、自分次第。
おかれた環境、ではなく。
環境をどうするか。

となると。自発的提案しかないのです。
楽しみながら。具体的に。
あれとこれとそれ

 
 

みてもらう。

竹尾でのトークショーにて。
見てもらうことで成長する。

個・組織、壁をとっぱらって、見てもらうには。
そのプロセスから考えてみようか。
おかれた環境の中に停滞せずに。揺らぎは自分からつくるのです。

ゆらゆらゆら。
思いつきでゆれてみる。
ゆらぎのままに。成長しましょう。

 
 

笑いとスネイルランプ。

キングオブコント。
スネイルランプ。

竹村さん、43歳でウェルター級王者になったと。
色々とやっていく中で、次の先が見えるのだろう。
共通するのは、動き続けること。また聴こう、スネイルランプ。

笑いを先に。本当の結果は後から。
本気の悔しさは本人の中から。
濃ければ、濃いほど、滲み出る汁も濃い。ですよね。

 
 

パチパチスイッチ。

オンオフ、オフオン、オンオン、コーヒーによる切り替えスイッチ。
人は、意外と単純です。オンオーン!フフフ。

オンスイッチ のんだよ。
やる気が出た気になったよ。
ローソン限定。ボク単純。ハハハ。

 
 

お願いごと。

相手に迷惑をかけないタイミングと、メリットを持たせることで、納得してくれるかもしれませんね。
むしろ、喜びに変換できたら最高じゃん。
たまらんじゃん。

頼むよ〜! は、ギブを求め過ぎ。
こうしたら、こんないいことありますよ! も、ちょいと自分本位か。
こうします! どうぞどうぞ! ギブギブギブ!

見返り求めない美人図。

 
 

己タイムライン。

そして朝が始まる。
あっという間に過ぎ行く時間と並走するのだ。

流れるタイムラインは上から下へ。
走る足はまっすぐ、まっすぐ。

人の過ごし方は別次元。
己の道を己のままに。タッタッ。

 
 

意味の海。

意味の深みにモゾモゾともぐり込む。
とまった思考がポッと突き抜ける。
意味を調べよう。手を動かそう。

意味の海にザブンとダイブ。
無数に広がる語句の世界。

光るものを探すあなたの目。
今までの過ごし方で決まるでしょう。

 
 

まめちち。

豆乳は身体にいいんだよ、と身体にいい聞かせながら、豆乳を飲む。
練乳のことを “ねりちち” って読んで、レジで笑いあってた、コンビニバイト時代。

まめちち、でも、ねりちち、でもいい。そこに存在するだけで、いいじゃないか。
となりの芝生は青くなんかないぞ! デカいだけだ! 目がイク! 目がイク!

 
 

「 本日のアトオシ 」関連 過去〜最近の出来事

◎ 2014年

ある時、パッケージをリデザインした、新潟県・越後妻有名産品「豚ジャーキー 高貴な豚さん。」が、「KOKO LUMINE(ココルミネ) ルミネエスト新宿店」さんにて販売される。新年早々、店員さんに無駄に絡み、感謝を伝える。
 
 

◎ 2013年

ある時、ロゴストックさんよりインタビューを受ける。スカしたデザイン業界に対する一方的な感情をブチまける。デザインフローを聞きたがっていたインタビューアーさんは困っていた、かもしれない。

ある時、専門学校「東京デザイナー学院」にて講演。デザイン・日常に通じるトークショーを行う。エンターテインメントとして捉えることで、その瞬間から、何事も楽しみに変換できてしまう。
 
 

◎ 2012年

ある時、Zine「本日のアトオシ vol.1」が、「渋谷PARCO Part1 4F ONLY FREE PAPER」さんにて販売される。いろんな意味で、とても、とても浮いていたと思う。

ある時、サブカルの街、下北沢にて「珈琲は熱ければ熱いほど苦ければ苦いほどいい展」を行う。ブラック珈琲はお好きですか。僕は大好きで、甘い物と共に、よく口の中で共演させています。

ある時、専門学校「東京デザイナー学院」にて講演。デザイン・日常に通じるトークショーを行う。大勢の前で頭の中をオープンにする。真面目な破廉恥をおっぴろげる。

 
 

「 本日のアトオシ 」企画の説明

◎ 更新企画

「 日常とデザインの間口を拡げる雑文 」
永井弘人による、「デザインを身近に感じ、日常の中にデザインを取り入れたくなる」気持ちを後押しする雑文集。

 

◎ 終了企画

「 つぶやきの肉巻き 」
永井弘人が過去につぶやいた一言を音と写真で包み込み、味の深み増した作品。
※ 写真左下にある ▶ を押すと、サウンドが再生されます。

「 ピンクパンツくん 」
滋賀県彦根市にある整体院 からだの修理屋さん のオフィシャルキャラクターと派生・展開イメージ。

「 偶然と奇跡の共演 」
イベント会場にてお客さまがその場で描いた(書いた)線や言葉を、本日のアトオシが2分以内に面白くする即興企画作品。

「 音と歌とデザインと 」
箱守啓介が制作した音・歌をビジュアルに起こすことで、想いを伝え続ける作品。
※ 作品画像左下にある ▶ を押すと、サウンドが再生されます。

「 マクロ・ミクロ・ブー 」
服部恵介があるモノに最大限近づき、異なるモノへの見え方を掘り下げていく作品。

「 そのやり方を学べる漫画 」
世の中に多く存在する、やり方のわからないことを解決するための How to 漫画。通称 “やり漫”。

「 花言葉に代わる○○言葉 」
花言葉のように可憐で美しい思い、を一切表現しない架空の言葉。

「 片寄りと振り幅の一週間 」
独断と偏見で選択した記念日をもとに、その一週間をやり過ごすための絵。

「 僕は何を見にきたのだろう 」
都内の美術館・ギャラリーの作品を鑑賞、している女性を(チラ見で)観賞する作品。

「 当たり前の日々と少し危険な期待感 」
注目しないと通り過ぎてしまう、日常のモノ・コトにスポットを当てたビジュアルイメージ。

 

 

制作者(2014.10)

提案調味料。

自発的に行うことに価値がある。
まだ見えない、求められていること。
お願いに答えてるだけじゃあ、味気ない。
濃口までとは言わないけれど、ワンスパイスが甲乙の決め手になったりする。

ちょっとだけ。ちょちょっと。
七味、一味、ここちよし。

 
 

デザイナーとして生き残っていくために。

10年間業界にて気づいた、「デザイナーとして生き残るため」に必要なこと。

1位:精神力・気力
2位:体力
3位:デザインスキル

・ 体力があっても、精神的にボロクソに言われて、デザイナーを辞める人。
・ デザインスキルがあっても、環境・将来に対しての不安感から、デザイナーを辞める人。
(この環境・将来とは、厳しい環境のみならず、就業時間等が守られ過ぎたり、幅の狭い仕事内容、在籍している会社の頼りない上司・先輩を見て、「このままこの業界にいても、全く力がつかないな…」という意味もあります。)たくさん見てきました。専門学校の同期出身で、今もデザイナーとして生き残っているのは、1割もいない。

辞めていく人は、社交的でデザインスキルもそこそこある人。一般企業であれば、全く問題ないでしょう。でもデザイン業界を辞めていく。なぜか? 「皆、精神力・気力がない」んです。逆に、力をつけながら、かつ、今も楽しく、生き残っているデザイナーの共通点。力のつく環境のデザイン会社に在籍。厳しい環境でも続けられる、精神力・気力、皆、圧倒的に強く豊かです。

精神力・気力、は単なるメンタルの強さ、ではなく、
・楽観的思考
・時に不真面目さを出す真面目さ
・折れる前に逃げの余白をつける余裕
…という意味が強いでしょうね。ヤバイ精神状態になりそうな時にこそ、その手前で予防線をはる余裕。人格否定に近い暴言も、自分の中で笑いに変える力。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
結局、ギリギリまでがんばって、途中で離脱する人(糸が切れてしまう人)に対しては、「ここまでよくがんばったね~」とならず、「中途半端でやめんなら、はじめからやんなよ! 迷惑なんだよ!! マジで!!」という評価です。

また、生物界の中で、どんなに厳しい環境になっても生き残ってきた種の共通点。それは、「変化し続けること」です。

だから、厳しくいきます。デザイナーになる、のではなく、“デザイナーとして生き残りたければ” 変化しなさい。それが無理なら、早々に辞めること。どちらかです。

 
 

貼り合わせる。

原寸カンプ「貼り合わせ」は、
相手に、「完成時・文字の詳細確認をしやすいようにしてあげる」ことが目的です。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
・ 片ページずつ、トンボ付きのまま原寸出力
・ 貼り合わせカット位置は、見開きのど真ん中
・ テープは、印刷のない裏面のみ
・テープはメンディングテープを使用
・ 貼り合わせ後、トンボカット
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
なんつて。

 
 

学生へのメッセージ。その2。

雑誌見開きページ。レイアウト構成の課題。自身がレイアウトした内容が、
「実際に、そのまま雑誌に載っていてもおかしくないレベル」まで持ってきてくださいね。

「自分は学生だから、ここまでいいだろ」とリミッターをかけてしまう人が多くいます。
正直、この状態で持ってこられても、アドバイスできる要素が少な過ぎる。

おすすめの方法は、画面上でいきなり完成にもっていくのではなく、
レイアウト → 出力 → 実物InRedの見開きページと並べ、見比べる「どこを改善すれば、より良くなるか?」認識する →
→ レイアウト調整 → 出力 → 見比べ・認識 → 調整……を繰り返し。必ず、これを経た状態で提出してください。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
というメッセージ。

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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