評価対象を考える。
約10年前。卒業制作の搬入後。
私の作品はなんの賞にもカスリもせず、まっ白になっていた。
当時、誰も私を評価しなかった。
卒業制作を評価していたのは?
そう、“専門学校の先生” である。
今思えば、“専門学校の先生” だけに、
評価してもらうことは、大きく意味があるのだろうか。
無論、一つの基準としては、意味はあるだろう。
しかし、本当に「自分のことを評価してほしい対象」は誰か?
そこを真剣に考える必要がある。
“専門学校の先生” は様々で、
A. 今もデザインの仕事をされている方
B. デザインの仕事を引退された方
C. 今までデザインの仕事についたことがない方
などなど。で、実はBとかCが結構多い。(当時の話)
評価しない、アイツらがイカれてんだ!
他に取り柄のない私は悔しさのあまり、
服を脱ぎ捨て、ステンレス棚に頭をガンガン。
深夜2時。母親に物凄く怒られる。
行き場のない感情は裸のまま。私の中央下部は起立。
いきり立つ幹は、評価対象をキャッチするアンテナとなった。
そっから今に至ります。
評価してほしい対象を見定めよう。
内部? 先生? 上司? 誰に?
狙いを定めて、食らわしていこう。
以前たずさわった、ロゴやカードのデザインを見て、
名指しで声をかけてくれた人がいたんだ。今週。
アンテナがゆれてたよ。嬉しさビンビン。
もっともっと、外に出していこう。
続けていりゃ、きっといいことあるよ。
確実に。
2016年2月4日 00:05 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
円滑なコミュニケーション。
・プロのデザイナーになるには
・対人の中でデザインを成立させるには
表現・提案のみならず、円滑なコミュニケーションが必須です。
で、この円滑なコミュニケーションを生み出すのは、
講師でもクライアントでもなく、
「デザイナーの仕事・役割」です。
内部でより良いコミュニケーションをつくれない人が、
外部の厳しい人と円滑なコミュニケーションをつくることは無理でしょう。
つまり、良いデザインをつくることは難しい。
「私はそんなにメールチェックしないし…」
「いや、ちょっと忙しかったんで…」
学生のままでいたいのであれば、どうぞ上記発言を。
デザイナーになるのであれば、次ステップにいかないと。
与えられた環境の中だけで、すべて習得できるわけがありません。
緊張感をもって、進行しましょう。すべて、強く、円滑に。
2016年2月1日 10:32 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
望むシーンをストーリー化する。
パスザバトンの本。やりたいことをやるというビジネスモデル。
スープストックをつくった、遠山正道さんが書いたビジネス本。
想いやらビジョンやら、色々あるが、
一番印象に残っているのが、妄想のストーリー化だ。
まだできていないシーン、自分が望むシーンをストーリー化する。
この場所で、これをこうすることを考えてます。
ってな、説明文章よりも、スっと入ってきて共感しやすい。
このストーリー化手法習って、
ユームの場で、私が望む、参加メンバー目線のシーンをお話にしましょう。
あ、ユームは、私が講師を務めるデザイン専門学校の授業名です!
——————————————————
ユームのある一日。
私は大学を卒業して、この東京デザイナー学院に入った。
もちろん、デザイナーを目指すためだ。
週に1度、今日は楽しみの日だ。ユームの授業。
この学校に入った、大きな意味でもある。
ユームは架空の課題ではなく、実際に相手、つまりクライアントを立てたデザインをやっている。
クライアントは自分で探す。
といっても、家族とか、友だちでいい。
私がクライアントに決めたのは、中学の時からの同級生。地元の佐藤さん。(いつもは呼び捨て)
彼女も大学に入ったけど、路線変更して、今はパティシエを目指している。
就職活動中だ。
その就活用の名刺を、ユームでつくっている。
ただ単純に名前と連絡先が入った名刺であれば、本人でも作れる。
彼女の良さや、伝えたいこと、印象づけたいこと。
そういった考えを、佐藤さんから直接聞いて、形に起こす。
やっぱり、実際の人と話してからつくるデザインは、本格的、という感じがする。
何よりも、やりがいがある。
授業では永井さんがいつも厳しいことを言ってくる。
ただ、それも現役デザイナーゆえの厳しさだろう。
むしろ、ありがたい。(そう思うことにしよう)
人に接して、目に見える形にする。
一歩ずつだけど、確実にデザイナーに近づいてる。
ここは、そう思える場所だ。純粋に。
さあ、今日も授業が始まる。
——————————————————
ちょっと、いや、だいぶ完成度がアレな感じですが、なんとなく伝わったでしょうか。
妄想エピソードにしてからだと、人に伝わりやすい〜と思いませんか?
私は思う。
スープストックを想像し、
すき家のミソスープを飲みながら、
これを打ち込む。
となりの女子2人が女子トークしている。
すき家店内だ。しかし、洒落可愛い。
そう、ここは二子玉川だ。なめてはいけない。
ペロペロ〜!
それではまた、お話の中で会いましょう。
2016年1月21日 23:56 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
定めて、経る。
軸の強い人に共通するのが、「デザインの役割・立ち位置」について、
両名、それぞれ、「こうなったらいいな!」と、自身のゴールを見据えていること。
このゴールを明確に定めてこそ、デザインがより生きてきます。
で、すべてが依頼されてから実施すること、だけだと、勢いが弱い。
まずは、自分が「どうありたいか?」「どうあるべきか?」
常に考え、定め、具体的な形(言葉だけじゃなくてね)にした上、
相手に、世の人に、発信していくことが重要です。
一つ一つのことを “課題” と捉えず、生き方・アイデンティテイと捉える。
厳しい・辛いことも多いと思います。しかし、厳しい・辛いと感じているのは、
確実に成長している証拠です。その状態を「楽しい」といいます。
今、厳しくもなく、辛くもなく、マイペースにできている、
「ラク」と感じているなら、成長度合いは、まぁ少ないでしょう。
昨晩、打合せ帰りの錦糸町で髪を切ったのですが、
ほぼおまかせでオーダーしたら、パイナップルみたいな頭にされ、
家に帰った直後、妻に「パイナップル?」と言われ、息子には指を差して笑われる。
それを経て、この文章を打ち込む、と。最高です。
2015年11月7日 10:27 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
2015年11月11日(水)、永井弘人がデザイントーク・ワークショップを行います。
2015年11月11日(水)夜19時より、イノベーター・ジャパンというデザイン会社様が企画する、
“InnoCAFE” というイベントにて、永井弘人が、デザイントーク・ワークショップを行います。
◎ デザイントーク・ワークショップ「裏!デザイナーになる。」 〜 へぇー!こうやって、デザインってつくられてんだ。 〜
https://innovator.doorkeeper.jp/events/33543
デザインは、“既にデザイナーである人” だけのためにあるわけではありません。
本当に、デザインの良い循環を生み出すには。
技術面だけでなく、何を大切にして、どういう姿勢でデザインをつくっているか。
そういうメッセージを、「今、デザイナーではない人」にもわかりやすく、親しみやすく、楽しく伝える必要がある。
私はそのように考えています。デザインにまつわる、トークを聞き、ワークショップを体験。参加された後、
「へぇー! こうやって、デザインってつくられてんだ。」と、ほんわか感じていただけると、とても嬉しく思います。
◎ デザイントーク・ワークショップ「裏!デザイナーになる。」 〜 へぇー!こうやって、デザインってつくられてんだ。 〜
https://innovator.doorkeeper.jp/events/33543
◎ 開催日時・場所
・ 2015年11月11日(水)19:00〜21:00
・ 東京都渋谷区神宮前5-42-13 タキビル表参道3F イノベータージャパン東京オフィス
* 本イベント参加には予約(定員制)が必要です。予約は コチラ からどうぞ!
◎ 対象
・ デザインに興味のある方
・ 今、デザイナーではない方
・ リアルな、デザイナーの日常に興味がある方
・ これから、日常にデザインを取り入れようと思っている方
◎ アジェンダ
18:30〜 開場
19:00〜19:50 「01. そもそも、デザインって何?」
・ デザインって?
・ デザインの効果って?
・ 事例からみる、デザインフロー・考え方
19:50〜20:30 「02. デザインを体感する。」
・ デザインワークショップ
・ コンセプトを具現化する
・ 人に伝える
20:30〜21:00 「03. デザイン構築の雑学をきく。」
・ 仕事ってどこからくるの?
・ 振り幅のある発想はどこからくるの?
・ 日常とデザインを拡げる
本イベント、参加定員がありまして、残席数があと約10名となっています。
会社が終わった後にも参加できるように、19時〜21時と夜遅めの開催です。
“デザイン” や “日常とデザインの接点” にご興味ある方などがいましたら、ぜひご参加ください。
お待ちしています!
2015年10月30日 23:45 | カテゴリー:告知, 日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, メディア掲載, 更新企画
「本当のプロジェクト完了」とは。
制作 → 納品…までがプロジェクトの完了だと思われがちですが、納品後、
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
01. イメージカットを撮影 → 自分の頭の中にあるデザインシーンを視覚化し、初見の方に伝えやすくする。
02. 撮影写真をクライアントに提供 → クラアントが誰かに紹介する際、見せる可能性も。
03. 撮影写真を発信(Web・SNS) → “私は、これからもこういった仕事をしたいんですよ” 的な意味も含めた発信。
04. 撮影写真を作品集に追加 → いつ、どんな声がかかっても、すぐに見せられる準備を。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
…までをすべて行って、「本当のプロジェクト完了」だと感じます。
よりオモロイ仕事を獲得している人は、上記、やってますわ。
次プロジェクトが始まり、重なってくると、
どんどん後ろ倒しになってしまうので、すぐさまやるのがコツです。
すぐに一歩、また一歩。
13:06 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
【 お知らせ 】MdN様より、デザイン入門書(永井弘人 著)が出版・発売されました。
デザイン書籍を出版されているMdN様より、
永井弘人が執筆した、デザイン入門書「デザイナーになる。」が出版・発売されました。
書籍名
「デザイナーになる。 伝えるレイアウト・色・文字のいちばん大切な基本」(永井弘人 著)
・ Amazon 書籍紹介ページ
・ MdN 書籍紹介ページ
本書は、「デザイナーになる。」ことを目指す人のための、入門の入門書です。
「これから一歩、デザイナーとして歩き出したい、でも、ちょっと勇気がない…。」
「何から手をつけていいのかわからない…。」
「自分なりにつくってはいるんだけど、デザイナーの仕事とはなんかちがう…と感じている。」
…まさに! そのような方に向けてつくりました。
何を以って “デザイナー” と呼ぶかは、人によって大きく変わってきます。
この本では、「デザイン」を「目的を形にすること」としています。
そして、“デザイナー” は「目的を定めることができ、目的を形にできる人」。
つまり、
自分が “具体的にどんなデザイナーになりたいか” 考えるところから、
デザイナーへの道がスタートするのです。
本書は、デザインの「01. 心構え」「02. 基本知識」「03. 目的別の作例紹介」という三部構成。
「デザイナーとして大切な姿勢は?」「デザインはどのように成り立ってるの?」
「○○と印象づけたい場合、どうすればいいの?」…といった内容を、
「今、デザイナーでない、すべての人」に向けて、カジュアルにやさしく、親しみ満載で紹介しています。
「デザイナーを目指している」方はもちろん、
「デザイナーになるつもりはないんだけど、デザインやデザイナーにちょっと興味がある」
という方にも(にこそ)、ぜひ読んでいただけると、とても嬉しい限りです。
私がおすすめしたい、見所の一つが “解説文” です。
デザイン実用書の解説文、真面目にカッチリしているのがほとんどですが、
本書はいかに “真面目にふざける” か、そこにこだわりました。
ユーモアこそ、大きな共感・モチベーションにつながると考えています。
◎ YouTube、上動画が30秒ショートバージョン、下動画が全歌詞を聴けるフルバージョンです。
また、デザイン入門書「デザイナーになる。」オリジナルの書籍テーマソングをつくりました。
“デザイナーになってみたい” そんな気持ちを書籍とともに、後押しする曲。
曲を聴いた後に本書をお買い求めになると、より一層、デザインに対する愛情が増します(笑)。
蔦屋書店をはじめとする、大型書店さんにも置いてあります。
気になった方はぜひ手に取って、パラパラとめくってみてください。
立ち読み、大歓迎! どうぞ、よろしくお願いします!
書籍名
「デザイナーになる。 伝えるレイアウト・色・文字のいちばん大切な基本」(永井弘人 著)
・ Amazon 書籍紹介ページ
・ MdN 書籍紹介ページ
・ 楽天Kobo 電子書籍紹介ページ
・ honto 電子書籍紹介ページ
・ ヨドバシカメラ 電子書籍紹介ページ
2015年10月11日 20:00 | カテゴリー:告知, 日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, メディア掲載, 更新企画
「はじめに」全文。デザイナーになる。
本書は「デザイナーになる。」ことを目指す人ための、入門の入門書です。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
この本を手に取られたということは(本屋さんで立ち読みしてるあなたも)、
「デザイナーになる。」ことに、少なからず興味がある、もしくは本気で考えている方だと思います。
まさに! そのような方に向けてつくりました。
「これから一歩、デザイナーとして歩き出したい、でも、ちょっと勇気がない…。」
「何から手をつけていいのかわからない…。」
「自分なりにつくってはいるんだけど、デザイナーの仕事とはなんかちがう…と感じている。」
私も10年ほど前、あなたと同じような気持ちでした。
そして、デザイナーになるには Illustrator や Photoshop の操作を覚えて、デザイン会社に就職する。
そうすれば、「デザイナーになる。」と思ってました。
めでたく就職でき、“グラフィックデザイナー”と書かれた名刺を渡されました。
が、なんか違った。私の想像していた、“デザイナー”ではなかったんですね。ん? どう違うの?
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
何を以って“デザイナー”と呼ぶかは、人によって変わってきます。
この本では、「デザイン」を「目的を形にすること」としています。
そして「デザイナー」は「目的を定めることができ、目的を形にできる人」。
デザインは、「見せる人」がいて、はじめて成り立ちます。
キラキラ系の女子。キッチリしたビジネスマン。ワンパクな子どもたち。
「見せる人」によって、デザインの目的や方向性が大きく変わってきますね。
そういった人たちに、どのように見せれば心に響くか?
ゴールが違えば、表現手法もさまざまです。具体的に考えるところから、デザインがはじまります。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
本書は次のような構成になっています。
まず第1章では、デザイン作業の大まかな流れと共に、
デザイナーとして大切な「心構え」を紹介します。
第2章では、デザインに必要なレイアウト・色・文字の基本知識と、
デザイン手法の基礎的なところを解説、
第3章では、目的に沿ったデザイン事例を紹介することで、
具体的な手法とその考え方を解きほぐしていきます。
さらなる応用は他書に委ねるとして、
デザイナーとしてはじめに必要な考え方と知識が、本書できっと身につくはずです。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
「あっ! 私もデザイナーになれそう! 楽しそう! ワクワクしてきた!」
という感覚になっていただけたら、とても、とても嬉しく感じます。
ではでは、本書の中でお会いしましょう。
2015年10月10日 23:45 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
「あとがき」全文。デザイナーになる。
誠にありがとうございました。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
未成年の頃の私は、小中高と勉強もダメ、スポーツもダメ、女の子にはモテない…
という何につけてもパッとしない学生時代でした。
唯一、イラストを描いたり、ものづくりすることは好きでした。
美術系ではない、普通の大学に入り、いよいよ就職活動が始まるころ。
きっとボクはスーツ着て仕事はできない! と専門学校に入りました。
そこでデザインを学び、初就職。広告代理店系の仕事でした。
よりもっと人に近いデザインがしたい! と転職を決意。
ブランディングを中心としたデザイン会社に入ります。
修行期間を経て、個人の方が求めるデザインを提供すべく、独立をしました。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
デザイナーは選ばれた人だけがなることができる。
デザインは選ばれた人だけが取り入れることができる。
これまでは、そんなコリ固まった、敷居の高いイメージがあったように思います。
その原因は何か?
一流デザイナーとその他デザイナーの差が開き過ぎて、中間で翻訳する人がいなかったんじゃないか。
そして、デザイナーが敢えて難しくデザインを語り過ぎたことが、
逆に「デザイナーではない方」との距離を広げてしまっていたのではないか。
そんなことを漠然と感じていました。
デザインは、「既にデザイナーである人」だけのためにあるわけではありません。
技術面だけでなく、何を大切にして、どういう姿勢でデザインをつくっているか。
そういうメッセージを、デザイナーではなく、「いまはデザイナーではない人」にもわかりやすく、
親しみやすく、楽しく伝える必要がある。そのように考えています。
大事なのが、教科書にあるような真面目さだけではダメだということ。
デザイン表現は行ったり来たり、自由度を孕んでいるのだから、
言葉で遊んだり、例え方だってもっともっと振り幅があるべきです。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
リアルな人に向けた、「実践デザイン」を繰り返す。
人に向けた、「つくる→見せる→知る」を繰り返す。
それでデザイナーになれます。確実に。
人を見つけ、出会うことも含めて、デザインですよ。
あなたのデザインを待っている人が、世の中にきっとたくさんいるはずです。
2015年10月9日 23:37 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
あなたから。わたしから。
「相手が喜ぶ +αのこと」が、人から言われずに、
「自主的にできるようになったら」デザイナーです。
2015年9月18日 23:43 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
住む人、来る人、末永く愛す。
あれは、2年前。六本木ヒルズ内のスターバックス。
妻の姉の夫の友人の紹介だった。
初めての顔合わせ。
独立前も含めると、色々な人に会ってきた。
と思っていたが、全然、甘かった。
自身が持つ確固たるビジョン。新しい価値観。
“焼肉” に “カジュアル・リッチ” なシーンを重なる。
「出店した街で、1番愛される焼肉レストランをつくる」
迷いのない眼力。存在感の色気。
かといって、ユーモアも忘れない。
クラクラした。熱意だ。
熱意から受ける感情は、デザインに必須である。
熱ければ熱いほど、強ければ強いほど、いい。
そのクラクラ力でエイヤッと勢いづけ、デザインで返答をする。
その関係はありがたいことに、今も続いている。
世の中には様々な人がいる。出会いも様々。
接点は一瞬、かもしれない。
ドバーッと汗をかき、並走する相手かもしれない。
年老いるまで、生活を共にするか。
しかし、だ。
時間長短を問わず、「今、その人と関わりある」こと。
これに感謝し、最大限に楽しむこと。
断言しよう。
デザインは “人ありき” です。
“デザインする” ことが目的ではなく。
人にどのように、感じてもらうか。それがゴール。
そのゴールに向かって、走り続けるわけです。
「代官山の街に住む人と来る人に、末永く愛される焼肉レストランでありたい」
ビジョンを形づくる。また一歩。大きく。強く。
代官山焼肉 kintan。11日、大安にオープン。
ぜひ、五感で味わってください。
2015年9月9日 12:11 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
トミタ栞。17歳。
夕方、東横線に乗っていたら、女子高生の集団。
あそこにも、ここにも。目の前にも。
キャイキャイ光景。頭の中に17歳の歌が流れてきた。トミタ栞だ。
17歳。一体、何をやっていたのだろう。高二?
そうだ、夏休み。唯一、人と会う部活が改修工事で休みになって、
何かしら予定が入ると思って空けてたはいいけど、予定なんか入らず、
ベッドで横になって真っ白な天井見てたら、なんだか涙が出てきたんだった。
光と影。影を知っている者は、光の目映さを客観的に見ることができる。
つまり、光が求めるものを、自らつくれるってわけだ。
だから、今、影まっただ中にいる人。その時間はとても貴重ですよ。
光だけにとどまっていると、光はつくれないんよ。
そうだ、そう。うんうん。よし。
ずぅーっっっと、そう言い聞かせている。僕自身!
2015年9月8日 23:11 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
起こるべくして、起こること。
物事は、2つ以上の要因が重なり起こる。
ポジもネガも。
01.「○○をしたい。」
02.「○○をしてほしい。」
→ プロジェクトの成立。
01.「元の情報が間違っていた。」
02.「情報の間違いを確認しなかった。」
→ ミスプリントの発生。
つまりは、起こるべくして、起こること。
それは、必然だったし、防ぎようがなかった。
両方とも前向きに考える。
重要なのは、「“その後” のデザイン」。
事象を利用し、より加速させる。プラスにする。
デザイナーの力は、今、試される。
もっとも、見られてますよ! “その後”。
2015年9月3日 23:15 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
デザインの価値とは「なんかいいな。」
― 永井さんが考えるデザインの価値って何ですか?(ある日のインタビューより)
より豊かな生活につながる、「なんかいいな。」です。
何かを見た時に芽生える「なんかいいな。」という感情。
友達と笑い合ってる瞬間だったり、
好きな人と一緒にいると「この時間、なんかいいな。」って思うじゃないですか。
「なんかいいな。」の価値観は人によって全然違う。
無限にある。だから、面白いんです。
これは直接会ってヒアリングしないと分からない。
同じ言葉でも話すニュアンスの違いがあるので、
それを汲み取るコミュニケーションも含め、大切なデザインなんですよね。
そういう時間を丁寧に取れることも、フリーランスの強みだと思います。
「超いい!」でもなく、「これでいいや…」でもなく、
ふとした瞬間に感じる、「なんかいいな。」という
気持ちや想いを具現化していく、そんなイメージです。
あと、僕の個人的な考えになってしまうんですが、
世間から見たデザイナーのイメージって格好つけてる、
と言うと語弊があるかもしれないけど、
お洒落な洋服を着て、お洒落な街に住んで、お洒落なお店で食事をして、
何かこう……敷居が高いというイメージってあると思うんですよ。
僕はそういうイメージを少しでも変えていきたい。
自分が “お洒落” になれない、ということもあるけど(笑)。
はじめて、デザインを取り入れる方々を増やし、生活をより豊かにしていただく。
デザインの間口を拡げていきたいんですよね。
「へ〜、こんな人もデザインやってんだ。」と、
デザイナーに振り幅があることを知ってほしい。
だから、キリッとした作品事例の裏側で、
くだらない雑文を書いて、発信したりしています。
例えば、アングラ〜サブカル路線を
いったりきたりしているミュージシャンがメディアに出たとき、
トークが凄く面白かったりするじゃないですか。
あの感じがとても好きなんですよね。
「自分の仕事をしっかりとやった上、くだらないことも言える人」が
理想としてあるので、僕はそういう立ち位置のデザイナーでありたい。
そんなことを考えながら、しっかりと形にするため、日々生きています。
なんつて(笑)。
2015年9月2日 23:53 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
ビビるな。喜んでもらえ。
いい言葉を教えましょう。
「ビビるな。喜んでもらえ。」
マイナスをゼロに、ゼロをゼロに、ではなく、
「プラスをさらに、プラスに」することが重要です。
そのためには、「デザイン表現」だけじゃなく、
相手に喜んでもらう「所作・姿勢」が必要です。
メール内容・受け答え・資料のつくり方・挨拶・持物・恰好・身だしなみ…
「すべてがデザイン」です。
「ここまでやって大丈夫かな…? とりま、ここまででいいか… 言われてねぇし…」
という感覚でやっていると、いずれ必ず、相手の中に不満が沸き立ちます。
自信を持って、堂々と、「これは相手に喜んでもらえる」と
感じていただく行動を常に意識し、実行し続けること。
それがデザイナーです。
「気をつける」より、
「喜んでもらう」ことを実行。
それでは、よろしくお願いします。
2015年8月13日 09:27 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
自由QQ。
架空の中の架空にはいりこむ。
なんでもいい、という自由すぎる世界。
自由という名の不自由がつきまとう。
“条件” という名の縛りには、
そこから生まれる可能性が広がっている。
ある意味、自由な世界。緊縛自由。
日本人だから。
ボンテージじゃなくて、縄しばり。
キュキュ。キューキュー! それ、ゴマちゃん。
おはようゴマちゃん。よちよちゴマちゃん。
2015年7月11日 03:21 | カテゴリー:デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
ロゴをデザインすること。
プロジェクトの目的は、
・プレゼンを通すこと ・ロゴをデザインすること …ではありません。
最大のゴールは、“新たなシーンを築く”ことです。
見栄え・ディティールも大事ですが、
「そのロゴを見て、実際に足を踏み出す」
行動につながらなければならない。これは絶対。
ですので、ロゴをデザインする、という行為に囚われ過ぎないよう、注意してください。
ロゴをデザインする、という行為は、デザイン、ではありません。
「常に、ゴールを見据えて、手と足を動かす」こと。それが、デザイン、です。
2015年6月20日 22:12 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
強いデザイン。
・ 与えられた条件や素材の展開でなく、自発的提案、考え、オリジナルの世界観を生み出せているか。
(そのアイデア、ビジュアルは、“頭から血が出るほど考えた”上、生み出した内容か?)
・ クライアン)の期待値を大きく越えているか。
・ つくり手自身が、最高!これは強いデザインだ!と感じているか。
・ 予算感や展開等、そのデザインが正しく、効果的に機能するとこまで考えているか。
(ビジュアルをつくって終わり、になっていないか?)
・ 過去の自分、過去の制作物と比べ、成長した点が明確にあるか。
え? 「強いデザイン」をどうやってつくればいいのか、わからない?
だから、誰よりも、リサーチして、考えて、形にして、みせて…を何度も繰り返すんですよ。
自分で。自分から。「自分でつかみとりにいく」、からこそ、「強いデザイン」に繋がるんです。
時には、ダメ出しくらって、“挫折” もあるでしょう。
でも、そこに挑戦があり、本気でやっているからこそ、 “挫折” があるんですね。
なぁなぁじゃないなら、全てに意味があります。挫折は、「強いデザイナー」の大事な栄養素です。
2015年6月17日 00:57 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
愛の言霊。
私の周囲の独立イラストレーターさんが共通してやってきたこと。
01. 自分の作品Webサイトを持つ。
02. そのまま渡せる、作品ポートフォリオを用意する。
03. 「自分のイラストを使ってほしい人・企業」に、自ら直接アピールし続ける。
Webサイトは、24時間365日、作品を営業してくれます。
仕事につなげる本気度を伝えるには、SNSや登録サイト系ではなく、独自ドメインがいいでしょう。
渡せるポートフォリオは必須です。小冊子やリーフレット的なものでもいいと思います。
これを、「自分のイラストを使ってほしい人・企業」に、自ら直接アピールし続けるわけです。
あとは大事なのは、「仕事を発注する側の気持ちになる」こと。
発注する側は、イラストの雰囲気・クオリティも大切にしますが、
同等に、「信頼感・安心感」もすごい見てきます。それが、上記3点につながります。
私は無信仰・無宗教ですが(笑)、言霊はあると思っていて、
自分の発した言葉、発し続けた言葉はすべて現実になると信じているんです。
なんとなく、は、なんとなく、として現実となってしまう。
だから、世の中「絶対にできる」と言い続けること “だけ” 叶うんです。
こうなりたい、は、こうなりたい、状態が続くだけ。
こうなる、は、まさに、こうなる。愛の言霊。
うまくいく。うまくいってる。うまくいく。
2015年6月9日 23:46 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
リサーチと案。深く、広く。
リサーチの数、時間。案の数、時間。
いきなり形にしない。ルーティーンワークにしない。
なぜ? 結果的なデザインの強さ。
プロジェクト・クライアント・デザイナーの独自性。そして、完成度。
自分の中から出てきた要素。
重ね合わせる。後からも重なる。
コンセプトであり。ロゴであり。ツールであり。
この繰り返しが、より面白い仕事につながるのです。
2015年6月8日 22:26 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
脳コントロール 〜脳さんといっしょ〜。
「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める」を読む。
脳の集中力を上げるには。
01. ウォーミングアップ → 02. 時間制限。
ウォーミングアップは準備体操みたいなもんです。
家事。掃除。片付け。メール文の打ち込み。
これらは、実務に入る前の無駄な動きではない、ということなんですね。
出世しても、社長自ら掃除にはげむこと。
そんな掃除する姿が素敵! もあるかもしれませんが、
実は、実務の集中力をあげることにもつながっていると。
後輩ができたからって、社内の掃除をすべてまかせたりしてませんか??
家事を奥さんに、すべてまかせたりしてませんか??
集中力、発揮できないよ〜。
あと、脳には、グワァーと集中する早さ = 基本回転数があり、
この基本回転数を上げるには、時間制限が必須だと。要は締切、ですね。
逆に言うと、時間制限のない、お尻の決まっていない仕事は、
脳みそくん的には、どうがんばってもダラダラするので、結果、効率がよくないんだって。
イコール、クオリティもあんま上がらないんだって。
だからこそ、集中力をあげるため。
ウォーミングアップに家事しましょう。時間制限を宣言しましょう。
集中力のある人は、決して仕事だけをやっているわけではない。
プライベート時間を大切にするから、この2点が生きてくるんだと。
ちなみに、こうやって文章化することも、脳を生かす行動のひとつ。
今日も脳と仲良くしよう。いっしょにやってこう。
2015年6月7日 08:20 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
“しごと” のゴールとは?
講師を務める、東京デザイナー学院のしごと展にいってきました。
全体のクオリティ、例年よりあがっていると感じます。
ちょっと気になったのが、向かう先のこと。
作品の完成度を高めるのはもちろんいいんだけど、
それらは一体、どこにむかうためにやっているんでしょう??
そんで、そのゴールは意識してますか??
やりながら、気づくこともあるでしょう。
やってみて、気づくこともあるでしょう。
その機会が、このしごと展かもしれません。
ただ、その気づきに気づかない、または気づこうとしない人が多い気もしました。
で、その責任というか、具体的に気づかせてあげるのは、学校側じゃないかと感じました。自分含めて。
せっかくのデザイン。先を見据え、前を向きながら、歩いていきたいものですね。
2015年6月6日 08:26 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
感情をデザインする。
自分のデザイン、ポートフォリオを見ていただく時。
01. 自分はどんなデザイナーを目指しているか。
02. 作品のどんな点にアドバイスがほしいか。
先に簡潔に伝えることで、より役立つアドバイスがもらえると思いますよ。
アドバイスする側も、役立つ点を意識しながら作品を見ることができます。
作品づくりのための作品、ではなく、人に向けたデザイン、ですよね。だから、
01. 人にどのようにみてもらいたいか。
02. そのためには、どのように改善すれば良いか。
経験豊富な方に聞くこと、聞けることは、とても貴重なのです。
単純な、見て! 見て! というテンションは、デザイン本来の目的から外れ、自分本位。
「アドバイスしたい、してよかった」と感じていただく、感情のデザイン。
大切にしたいですね。ですよね?
ねぇ! オレの考え、聞いて! 聞いてよ! あっ、ウソウソ、待って!
2015年6月3日 23:20 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
知恵と向き合う。
・ なにも考えず、すべての行動に「知識」をそのまま実行するのはオペレーター。
・ 知識は参考にしつつ、1つ1つ、“自ら” 責任を持って考え、意図した行動(=「知恵」)を常に行うのがデザイナー。
自ら、知識を「知恵」に変換することこそ、プロへの着実な歩み。
メールも、ヒアリングも、アイデア出しも、レイアウトも…すべてです。
繰り返し。反復。実践の中にあってこそ。
2015年5月10日 23:34 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
圧と熱はつながっていますね。
圧と熱はつながっていますね。
ゆるい環境でゆるされるから、いつまで経っても熱くならない。= レベルが上がらない。
しかし、レベルが上がらない、のは環境のせいではなく、自分のせいです。環境は自分の鏡だからね。
甘いままでいいやって姿勢(挨拶しない、片付けしない、メール返信しない、人の話し聞かない等)が見えたら、
本当に厳しく指導してくれる人は見放すんですよ。可能性ある人に教えていた方が、断然いいから。
だから、圧のかかる、厳しい環境・プロジェクトに、自ら身を置くのは正解だと思います。
速く、高く、デザインのレベルを上げたいのであれば。
いい人・真面目な人、はたくさんいるけど、卒業後、
楽しく、力強くデザインができている人、はほんの一握りです。
皆、デザイン学校で学んでいたのに。ちゃんと、単位取っていたのに。
なぜでしょう?? 学校のせい?? 環境のせい??
今一度、考えてみるといいかもしれません。
2015年3月2日 02:29 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
築く。
授業にゲスト3名。お越しいただき、見ていただきました。
デザインはレクチャーで身につけることがむずかしく、自身の力で、知識を知恵に変換することがとても大事。
「場」として授業を設け、進行形で考えを交え、力をつけていく……そんなイメージで日々行っている。
そんなお話しをした。実践実践実践。
複数人を一度に、確実に、底上げしていく形をちゃんと考えないとダメですね。
特に、確実に。組物の力。それを組む。
レッツ、クニクニ。クミクミ。
2015年2月12日 02:29 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
ランランラン。
攻められる力。結果をつくり上げる。
24時間、身体が元気に動き、頭が冴え渡る20代。
ゴールが定まったランナーの方が、力強く走れる。
健康的な疲れの後の褒美(得たもの)は、身体に染み渡ります。
ちょっと矛盾するかもしれませんが、流れのままに動く、こともわるくない。
ある事象がおきたから、この事象がおきた(おこせた)。
ネガティブをポジティブに変換できる人こそ、本当に強い人!
気づけば30代! 気持ちは若い! 小学生!
戻りたいとは思わない! 今まででいつが一番楽しかった?
答えはいつでもいっしょ。今だ、今。
2015年1月10日 04:35 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
空気と無視。
空気を読みつつ、条件・制約を無視しつつ。
まずは自分の中で、ベストな答えを出す。
その答えを形にするために動く。
自発的ゆえ、熱量は必要。
だが、それが楽しい。
くけー!
2015年1月9日 00:13 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
今の自分にできることは何か。
この感覚は大事ですね。周りからみてどうか? 本当にやれるか?
日本人は長いものに巻かれがちです。「直感的に、自分がどうしたいか?」と向き合う。
この次がより大事で、「超具体的に、自分がどうしたいか?」考え、実際に動く。最大限。
ゴーギャンは死ぬまで “自分探し” をしました。結果、死ぬまで見つからなかった。
途中で調整するのはもちろん構わないので、
「超具体的に、自分がどうしたいか?」考え、そこに向かって動きましょう。
そして、領域の広さ。様々な要素は歯車のように密接であります。
歯車が一個欠けたら、全て崩れることも。
過ごし方に振り幅を持つことを意識しましょう。
同じものを食べ、同じ過ごし方をしていたら、同じデザインしかできません。
基本を守りつつ、時にはあえて “外してみる” こともいいですよね。
クールな外しはなかなかできん!
ゆえに、鼻息あらめのマジ外しで本当に外れちゃう。
いんや〜〜〜っ。
2015年1月8日 23:00 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
共通点。
寿司屋でもスポーツマンでも、デザインの流れとして、共通する部分はたくさんあります。
つまり、どのような業態のプロからも、学べる点は多いということです。
飲食店や物販店、良いサービスを提供する場は、そういった意味で勉強になりますよね。
中でも、本気で楽しくやっている人に注目しましょう。
勉強になること、たっくさん。
あんな職業やこんな職業。
貫禄ありまくりの人が、20台半ばだった時の衝撃といったらもう。
ハロー! 仕事!
カムカム!
2015年1月7日 23:05 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
共に汗をかく。先は明るい。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
個々と向き合うきっかけをつくり、共に考え、共に動く。
何をやるにしても、心の底からわかり合うには、熱量がいる。
共に汗をかく、ということだ。
私はデザイナーであるが、デザイナーの前に、一人の人間である。
大本をたどれば、“ものづくり” と “楽しい” ことが好きな人間だ。
私が感じる、“楽しい” は “楽(ラク)” ではない。
人に向けた、人と行うものづくり。
ちゃんとしたものを渡すのであれば、一生懸命さは必須である。
それを経て、人に渡す。喜ばれる。
厳しいから、楽しいという感情が生まれるのだ。
厳しくも楽しい日々が、引き続き、始まる。
本年のテーマは、恥をおそれず、拡げる。
提案姿勢をベースとした、やるべきことをやり、考えをより広く具現化する。
共に汗をかく人への感謝をわすれずに。
携わる人が皆、より豊かな生活を送れることを願っている。
それこそが、デザインの力なのだから。
ところで、昨年中に出しているはずの年賀状が、なぜか手元にある。
デザインの力でなんとかしよう。力を信じている。先は明るい、のだ。
2015年1月1日 22:37 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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