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インディーズ。

フリーランスデザイナーと、デザイン会社に在籍するデザイナーとの違いってなんだろう。
例えていうなら、インディーズとメジャーなのだろうか。

Wikipedia「欧米と日本のインディーの違い」より
これらのアーティストはアンダーグラウンドにおいてインディー・レーベルに所属し、その創作活動を続ける場合が多い。これらの背景から、インディーは「メジャーへの踏み台」としてではなく、「ニッチな音楽を志向するアーティストが存在し得る場」として、一つの唯一的な地位を有している。〜 中略 〜 メジャーのアーティストがレコード会社の方針に不満を抱いたり、自由な活動をしたい事から個人事務所等でレーベルを立ち上げてインディーズで活動する者がいる。

音楽業界はまったく詳しくないので、適当にぼんやりとした感覚で話す。

この違い、日頃特に意識して考えることはないが、独立する時にはハッキリとした意志があった。
会社時代に感じた「もっとこうするべき」とか「もっとこうなったらいいのに」とか、
自分の場合は、人と直接やり取りする意味、
自社経営のためではない、グラフィックデザインの優しい力を世の中に証明する、ということ。

朝はゆっくり寝ていたい。なんてのが裏の理由でもありますが、
実際、仕事が重なれば、守ってくれる人がたくさんいる会社時代より徹夜が続くこともあり、それはもう、
平日・土・日・祝・24時間・寝ている時間・うんこしている時間 = 自分の時間 = 全てがデザイン、
という状況になり、でもそれはそれで全く嫌じゃなく、むしろ、疲れ心地良い。

風呂かサウナか。
ぬるま湯にずっと浸かっているより、メリハリのある熱めにザブっと入って、
出た後にマッチを飲む。生きてて良かった。

もちろん、どちらが正しい、ということではなくて、
僕はただ、意志の強い、インディーズであり、サブカルである、そういった立ち位置、
デザイン会社に在籍し続けるデザイナーよりも、しっかりと地に足つけつつ、ピョーンと飛んでいく。
そんなフリーランスで居続けることに意味を、生き甲斐を感じている。

これからもきっとそうだろう。ちがってたら、ごめんなさい。
あれだ、最大の理由は好きな時にチョコパイ食えるってことだ。

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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