60:40。
専門学校講師として、一応、デザインの部分を教える立場でもある。
一応、としたのは、自分自身が仕事を通し、学ばなければいけないことが、まだまだ多い身だからだ。
学ぶことは、一生、続くだろう。
そうなってくると、教える、ではなく、伝える、といった方が正しいのかもしれない。
今、感じていること、知っていることを伝える。
時期によっては、1+1=2 にならない状態も来る可能性もある。
人と人とやり取りなので、どうしても有機的になる。肯定的に。
学生と絡み、逆に学んだこと。
大事なのは、60:40。気持ちの比率。
40:60で教えてもらう、という姿勢でもなく、
50:50で対等なモチベーションでもなく、
60:40、前のめりに習得しようという、気持ちのもれ。
これがあると、伝える側も60:40、
前のめりに、こんなことも伝えた方がいいかな?!
盛り上がってくるのだ。
これからデザインを学ぶ人、今まさに学生の人は、一つの意見として参考にしてほしい。
学校や講師に、いい意味で期待しないこと。受け身にならないこと。
場を盛り上げるのは、こちらからモリモリかます、あなたの気持ちと行動次第だ。
(明日になったら言ってること、かわってるかも。)
2014年1月10日 23:58 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
« 諸行無常。パントン・メタリック。 »
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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