「今、デザイナーではない人」に、デザインを伝える。
デザイントーク・ワークショップ「裏! デザイナーになる。 〜 へぇー!こうやって、デザインってつくられてんだ。 〜」の開催風景をアップしました。アップアップ。
こちらにも書きましたが、デザイナーではない人たちの口から、
「意識してみると、なんだか、(明朝体よりも)ゴシック体の方が親しみを感じるよね」
という言葉が出てくるシーン。とても感動的でした。
人は言うかもしれない。たかだかそんなことで。
でも、本当に感動したんだ。涙が出そうだった。
何を大切にして、どういう姿勢でデザインをつくっているか!
そんなメッセージを、「今、デザイナーではない人」にもわかりやすく、
親しみやすく、楽しく、“面白く伝える” 必要がある!
面白い、つまり、笑える。
結局のところ、メッセージで人を笑わしたいっちゅーことです。
中学の時、芸人になりたかった。その頃から、
「ピン芸人は、一時的にメディアに持ち上げられるが、一気に突き落とされる」という、
根拠ない確信があり、
「芸人やるなら、絶対コンビ!」と、コンビネタをキャンパスノートにせっせと書いていた。
ただ、相方が見つからなかった。
いや、誰に声かけても断られた、のが正解。
みんなが断ってくれたおかげで、今デザイナーだよ! ありがとう!
芸人とは、遊芸がうまい人。
遊芸とは、遊び・楽しみのために行う芸事。
ならばやろう。デザインを面白く伝える、という芸を。
日常とデザインを拡げる活動。引き続き。いざ尋常に。
2016年1月13日 23:30 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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