気づき。
講師を務めるユームの場。
2年前、メンバー募集をかけた時、希望者はなんと…たったの1人…。
実はこの経験、
「その人に経験・実績・賞歴等があったとしても、響かない人には、全く響かない。」
という大きな気づきがあった。
当たり前と言えば当たり前だが、
私は、その当たり前に気づいてなかったのだ。
経験や実績を伝えることで、話しを聞いてくれると思っていた。
だが、現実はちがった。全くちがったのだ。
それよりも、重要なのは、
「その人が “私” に直接、何をしてくれるか。何を伝えてくれるか。」
これを明確にした方が、断然響く。
話しも前向きに聞いてくれる。
ここに気づいた。
そして、ユームの伝え方、募集の仕方を切り替えた。
結果、今年は希望者16名。
デザインをより深く学ぼうとする、多くの意志は純粋に嬉しい。
もう一度、言おう。
「その人が “私” に直接、何をしてくれるか。何を伝えてくれるか。」
明確にしてますか? オレオレ!
2016年8月3日 22:52 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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