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いやらしさ。ぼくらしさ。

老若男女が集まる同窓会のようなイベント。
アルコールの出る、立食パーティ。

そこでは、久しぶり〜!などの会話が生まれる訳なのだが、
特に知り合いもいない自分は、周囲に揺らぐ男女に注目してみる。
ある女性を狙い打つかのごとく群がる男性集団。があるかと思いきや、
男1人:女性複数、であるのに関わらず、いやらしさを感じない談笑空間。

私が注目した、この男性は知る限り妻子持ちだ。
なのにも関わらず、女性複数に囲まれ、楽しそうな時間を過ごしている。

なぜそのようなことが可能であるかというと、
その答えは「いやらしさ」にあると感じる。
男性からは「いやらしさ」を全く感じないのだ。

私は、過去に述べたように、顔がよくテカる。
つまりは、「いやらしさ」が滲み出ている、ような勘違いをされる。
そんなつもりは一切ないのに。

あの爽やかな感じを見習おうかと思ったけど、
それって、ぼくらしくない!とはなっから気づいていたことに気づき、
男1人で男性集団の中に潜り込むのであった。

そして。
くだらない馬鹿話をするのだ。
横目で男女の会話をチラチラと見ながら。
 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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