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自信。

前向きな勘違いは素敵である。

大学生時代。
マツモトキヨシ、可愛い女性店員さんから、両手で丁寧にお釣りを返してもらったことに対し、
「この娘はボクに好意があるのだな…」という嬉しい気持ちを抱え、友人に話した。
「ぜったいそうだよ!」「だよな!」キャッキャとはしゃぐボクら二人には、結局卒業まで彼女ができなかったんだ。

モテる男性は、自信のある男性だという。自信に満ち満ちた男性。
学生時代は、自信を持つ要素など何一つなかったもんだから、モテないのも無理はない。
思えば、モテてた男性は何かしら特化した自信を持っていた気もする。

では自信はどうやってつくものか?
それは自分が行ったことに対する、人からの評価が全てなんじゃなかろうか。
そこで生まれた自信を種に、次の挑戦をするのだ。

つまりは、お釣りを渡された時、自信がないから、好意なぞ持たれるわけはなく、
逆に「これといった理由なく、親しみ感だしていて怪しいぞ…」と感じるのが正解だったか。

否、前向きな勘違いが正解である、叶いもしない想像遊び。
実際に叶ってしまったら色々とめんどくさいから、想像の中で楽しく遊ぶのだ。
この娘とあの娘とその娘と。脳内ハーレム!

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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