表現に一歩、二歩、余白を置く。
クライアントの方が一番避けたがっている、
パーキングエリアのお土産売場とかによく売ってそうなイメージが残っている。
なぜでしょうか。
思いつくアイデア → そのまま具現化…という、
「表現がストレート過ぎる」のが一因だと感じます。
例えば、“あなたのことが好きです” と伝える表現として、
流行のJ-popにありがちな「I love you.」という言葉。
夏目漱石は「月が綺麗ですね」と訳しています。
参考に(文豪たちのアイラブユー)→ http://picup.omocoro.jp/?eid=1763
表現に一歩、二歩、余白を置いたり、独自性を持たせることで、
なんだろうな??と足をとめさせ、「見る側に意味を考えさせる。」
そこに面白さがあるのではないでしょうか。
ガッチガチの模範的な人より、
ちょっとあぶねー、ユーモラスな面を持つ人の方が魅力的にみえる。
似ているかもしれませんねねねねね。
2014年4月6日 23:57 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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