生きると向き合う。
笛井事務所「岸田國士 Love Collection」を観てきた。
三編からなる愛の物語。
その中、「命を弄ぶ男ふたり」。
嬉しいことや、つらいこと。
おしっこちびるぐらいに笑ったことや、ちんちん腫れるぐらい疲れたこと。
日常を生きていると、本当にいろんな出来事がふりかかってくる。
当たり前だが、それらは “生きる” 上に成り立っている。
当たり前ゆえに、“生きる” 状態にはちゃんと向き合わない。
“生きる” からこそ、あれもこれもそれも感じることができる。
日常から切り離された空間で演劇を観ること。
日々通り過ぎる、当たり前と向き合える、いい機会。
その喜びも、“生きる” 意味なき意味なんだろう。
2014年5月17日 00:01 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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