失態、からの〜。
現在進めているパッケージ。ラベルと箱がある。
ラベルと箱は、クライアントさんのおつきあいから、
別の印刷会社で進めている。
黒色が多く使われるデザイン。
もちろん、校正でラベルと箱の黒色を確かめる。
ラベルは、グッと濃厚な黒色、しかし、青みが強い。
箱は、やや濃厚な黒色、いい感じの赤み。
ここで、本印刷時、ラベルを「箱の黒色」に近づけてほしい旨を伝える。
納期が迫ってくることもあり、現場判断でおまかせした。
ここだ。
「現場判断でおまかせした。」
これが、私の最大の失態だった。
電話上のやり取りでは、
「箱の色味に完全に一緒にはなりませんが、ラベル校正よりも近いです」
という口頭伝達のみで、私は進行了承をしてしまったのだ。
結果、ラベル本印刷は、人から見れば
問題は全くない(ちがいがわからない)レベルなのだが、
私の中で、きも〜ち、うすい黒色となった。
くそっ! くそっ! オレのばかぁぁぁ!!!
朝から発狂し、暴れまくった。
好きなテレビを見逃した、中学2年以来の発狂かな。
でも、大丈夫。
10-FEET の Freedom を聴いたから。
転職の時、某有名デザイン会社を落ちた時もこれ聴いたよ。
歌詞で一番響く部分を引用させていただく。
一瞬で忘れろ 長い目で見りゃカスみたいな問題!
どうだい? 問題外! 振り返れば後悔も財産だろう!
長い目で見りゃカスみたいな問題。
後悔も財産だろう。
いえぃ、最高。
すべてを力に。
2016年3月3日 11:41 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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