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当たり前の日々と少し危険な期待感(2012.02.18)

 

作品解説 のようなもの

干物の国。
ここは本州最南端、串本。
さんさんと降り注ぐ太陽の光が広大な自然をつくりだす。
目の前は黒潮が流れる、日本を代表する美しい海。

港には四季折々に実に多くの種類の魚が水揚げされ、
一年をとおして魚市場はにぎわう。
世界遺産にもなった橋杭岩と呼ばれる景勝地のすぐそばで、
それはつくられる。
市場に水揚げされたものを熟練の技で丁寧に仕上げた干物。

天然水、天然塩を使い、タレは創業以前からの秘伝のものを使用。
昼過ぎには店頭に並べられ、街の商店街を彩る。
アジ・ハギ・カマス・サンマ・キビナゴ・ウルメイワシなど様々で、
サンマだけでも開き・丸干し・みりん干しなどバラエティ豊か。

そして忘れていけないのは、
パワフルに働くおばあちゃんたちの干物に対する愛情。
地元を元気にする大きな笑い声、笑顔。
だから、うまい。

串本の干物、日本の味をぜひ御賞味ください。

 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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