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デザインの価値は、「伝える」ことにある。

最近、気づいたことがある。
デザイナーになる。」のAmazonレビューが一つ増えていた。
嬉しい内容だったので、ここに全文共有しよう。

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本の存在は知っていたが、なかなか手が伸びなかったけれど別の本を読んで買わなきゃと思い購入。
なか見検索の段階でこれはいい! と思っていてその期待を全く裏切りませんでした

中身は3つのカテゴリーに分けてあって
作る前の心得から細かく説明してくれます。
右下にあるワンポイントアドバイスもとても有難い。

文字の口調も馴染みがあってとても好感が持てました!
まるで隣に本人がいるような気持ち良さです

正直もっと早く出会いたかった

もっとデザインを知りたい!! もっとデザイン力を磨きたい!! そう思っているあなた、ぜひ手に取ってみてください。
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これだ。この感想は、まさに求めていたこと。
ありがたいです。純粋に嬉しい。

デザインの価値は、「伝える」ことにある。

私が思うに、プロジェクト進行中、何かマズいことが起きたら、
それはデザイナーが120%わるいもんだ、そう思うようにしている。
デザイナーが言ったのに、クライアントは聞いていない、と主張。
どちらがわるい? もちろん、デザイナーだ。

ここで重要なのは、「言った」ことではない。
「伝わっていなかった」ことだ。
つまり、「伝え方」をもっと良くすりゃあいい。すべきだ。

レビューに書かれていた、「文字の口調も馴染みがあって」は、
本書における最重要ポイント。解説文は、かなりふざけて書いている。
こちらは、大真面目だ。真面目にふざけている。

真面目なことを、真面目に語る。
「言った」ことにはなるが、それが相手に「伝わる」かどうかは別問題。
そもそも、「伝えたい人」に聞く耳ができてなければ、そりゃあ伝わらないだろう。

だから、ふざけるのである。

ユーモアは共感につながる、最大のウエポン。
「あっ、この人の言うこと、聞いてみようかな」
その気持ちのデザイン。

私はそういった、「新たな伝え方」に心血を注ぐんだじょ!

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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