魂を込める。
見積に魂を込める。補足説明にも魂を込める。
なぜ、ディレクション費・デザイン費がその金額か。
多くの方に、まだまだ理解されていないのが “普通” だと考えています。
一方的に合理的に説明しても、相手は聞く耳を持ってくれないでしょう。
まずは、「聞いてもらえる空気づくり」。
そこから、デザインはスタートしているのです。
で、ですね。
よく、まとめサイトなどに上がっている、
「デザイナーの仕事が甘く見られて、いやんなっちゃう!」
「他の職業だったら、ありえないのに!」
…って、デザイナー自身が言ってるやつ。
考え方は人それぞれなので、そのコメントに対し、多くは語らないですが…
私の考えを申し上げると。
ディレクション費・デザイン費に対し、多くの方から理解を得られていない状況は、
「デザイナーが120%悪い」です。(あすか120%じゃないよ)
私も含めた、デザイン業界全体の問題、そして、「改善」すべきことだと考えています。
そうです。上のコメントには、「具体的な改善策」が、なにも書かれていない。
だから、そんな愚痴を言ってても、何も解決しない。
デザイナーであれば、「問題解決への具体的な改善策を立て、実行」すべきですよね。
じゃあ、お前は何を考えて、何をやってんだ? よくぞ聞いてくれました。
私が考える改善策は、「わかりやすく! 親しみやすく! 楽しく!」
「デザイナーではない人、にデザインを伝える」こと。
そんな、「日常とデザインを拡げる活動」の1つがここっちゅーわけです。
ちなみに、私の周り、または、接していただける相手の中で、
クライアントさんも含め、「デザイナーの仕事を甘く見ている人」は存在しません。
どういうことでしょうか? また改めて、語っちゃうよ!
2016年10月11日 01:20 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, メディア掲載
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
-
- 2017年5月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年5月
- 2012年11月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月