レイアウト確認における、重要3ポイント。
■ 01. モニタ上で考えることをやめる。(※ 関わる人に失礼です)
…最終的にデザインが反映される、「原寸(100%)」の「媒体(紙)」で、必ず随時確認する。
■ 02. 先方様からいただいた資料(ラフ・原稿等)は、全てプリントする。
…「相手が何を求めているか?」俯瞰的に、効率的に判断できます。
■ 03. 対価をもらう前提で、責任ある仕事(デザイン)をする。
…今回のプロジェクトには、「ライター・モデル・カメラマン・編集者・メーカー・印刷会社」、
と多くのプロの人達が魂を込めて、仕事として、責任を持って、紙面をつくろうとしています。
・ あなたのレイアウトは、「仕事として、責任を持って、対価をもらえるデザイン」ですか?
・ プロの人達が用意した、「原稿・容姿・写真・企画・商品・紙面」を台無しにしていませんか?
対価をいただくレイアウト・デザインは、それらが生きる「最高の舞台」を用意することです。
たかだか、4〜5回の出力確認で、最高の舞台が用意できるわけがありませんよね。(断言します)
なんとなくの仕事は、関わるプロの人達に迷惑をかけるだけなので、端からやらない方がマシです。
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と、厳しいことを言いますが、就活が始まれば、外部の人は何も注意してくれません。
(注意する責任も義務も無く、1人1人の指導は労力がとてもかかる)
見せられたデザインが良か否か、まず、そこで判断されます。
めげずに取り組む、皆の姿勢は尊いです。
「最高の舞台」、形にしていきましょう。
人に向けた貢献は、やがて、自分自身の最高の舞台になります。
2016年11月26日 00:06 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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