動くことで、もらう言葉。
今年度から日本タイポグラフィ協会へ入会し、初の総会と懇親会がありました。
重鎮、巨匠クラスの方々が集まる場。どうしても挨拶をしておきたい方がおりました。
奥村昭夫さん。大阪のグラフィックデザイナーの方。
学生を卒業し、就職したばかりの頃。
素材をレイアウトするだけの仕事に疑問を感じていた日々。
“若者によるエコ・メッセージ” ポスターデザインというコンペに入選し、授賞式に行った際、初めてお会いした。
会場を出るタイミングで奥村さんから声をかけられ、なんと一緒にご飯を食べることに。
運良くポートフォリオを持っていたので、ドキドキしながら見ていただいた。
その時言われた言葉は、今でも覚えている。
永井くん、もっと不器用になった方がいいよ。
デザイン = キレイにレイアウトすること。
当時、そう考えてしまっていた自分にとっては、目からウロコがボロボロとおちまくる言葉だった。
泥くささ、人間くささが感じられない。ボロボロボロ。
そっから、デザインとはなんたるや、と真剣に考え、会社の仕事という環境の枠を飛び越え始めた。
飛んで、飛んで、今に至る。無論、まだまだまだまだ成長し続けなければならない。
タイポグラフィ協会への入会は、いろんな意味が込められているが、
奥村さんへの挨拶は自分の中で重要なことの一つでした。
なんの気なしの一言が、人の後頭部を叩き、動く足まで響かせる。
まずは感謝。次は結果だ。ありがとうございます。
2014年4月20日 03:04 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
後ろで腕組むポリスメン。
警察ってのは、堂々と正義をつらぬく仕事ですよね。
なんでネズミ獲りみたいな卑怯な真似するんですか!
バイクで切符切られていた過去の話はおいといて、
銀座に行った流れで、警察博物館へブラリ。
白バイにまたがれたり、過去の重大事件一覧を見れたりと、
無料にしては、そこそこ楽しめる場でした。楽しめる = 勉強。
4階階にドライビングシミュレータなるものがあって、
閉館時間ギリギリにスタート。スタートした後に、館内のポリスメンが近づいてくる。
もうすぐ電源落としちゃうよ〜
シミュレータの後ろで腕組むポリスメン。
こんなに重圧を感じながら、車を運転することなんてあろうか。
よりによって、ランダム設定の状況は雪。
焦りもあって、スリップする車。クルクルクル… → ドッカン! ×複数。
こりゃあ免許剥奪されかねないと、途中で降りる。
5回ぐらい死んでたね
ニコニコ言いながら見送るポリスメン。
警察博物館。おすすめです。
2014年4月19日 02:43 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
映画タイトルデザインの世界。
行ってまいりました。
「赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界」。
タケシ映画を始めとした、映画タイトルデザインの数々。
おー! これも、これもか!
作品に対する敬意を払い、手書きにこだわる様。
書き、というより、描くというニュアンス。
映画の作り方のように、既成概念をぶっこわす表現。
書き順を守らない、とか。
文字の世界において、守る部分と、ぶっこわす部分。
うぬぬ。勉強になりました。
2014年4月18日 02:31 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
いつでも、新鮮に。
停滞すれば、純度は落ちる。
常に見る対象、見方に変化をつける。
いつでも、身も心も新鮮な状態で。
いきなり変化はつかない。
今日取り入れたとして、変化があるのは3ヶ月後。
だからこそ、毎日、毎日。
2014年4月17日 02:24 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
うちあわせ。
打ち合わせ。
と入力しようとしたら、
撃ち合わせ。
と表示されたよ。
ある意味、間違っていない。
西部劇のガンマンのように。
緊張感をもって挑みたい。
その緊張感さえも楽しめる。
ピースメーカーになるんだ。
2014年4月16日 02:20 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
HEN。佐藤藍子。
久しぶりにテレビで佐藤藍子を見た。
佐藤藍子といえば、アンビリーバボー、ではなく、HEN。
深夜、30分程のドラマ。中学の頃だったか。
テーマ曲はブリリアントグリーン。
そして、オープニングには…
佐藤藍子の手ブラ裸が現れるのである。
佐藤は女の子っぽい男の子という設定。
ホモドラマかと思いつつ、配役の大元はもちろん女性。
なんとも、モヤモヤモンモンとしたドラマなのでした。
このドラマを、彩度がいちじるしく落ちた、ほぼモノクロ状態のお下がり14型テレビで、
マジマジと見てたもんだから、視力も落ちてった。
そのかわり。
HENを見ていた数少ない学校友達と、極度の盛り上がりを影で分かちあっていた喜びは、かけがえのない想い出。
はたから見たら、まさに
2014年4月15日 13:01 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
何を伝えるべきか。何を学ぶべきか。
年を重ねる度に、よくわからない経験値を頼りに、
理屈っぽくなりがちなんだけど、
いつでも、まだまだ赤子っつーことをアピールしたい。
甘えたい。これでもかと積み減らして、謙虚に。
人間くっせぇーから、きっと人は寄ってくる。
ってことはだ。
必要な知識のプールにどぶんとつかり、
ザバッと顔をあげた時に見える景色はきっと煌いているだろう。
プールん中は苦しいけど、流れるままは楽しいだろう。
秋葉原にいた女子高生の生脚には、とてもつもないプレミアがあるのだろう。
それは手が届かないぐらいだから、ちょうどいいのだろう。
いい距離がいいのだろう。
白い生脚はいいんだけど、金髪なのがちょっと…
フリーランスのWebデザイナーの発言。
その見解は再考していただきたい。プンプン!
2014年4月14日 23:52 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
コレド室町。
和。わ!
出汁のカホリがすんごい一階。
飲食ブースは人の嵐。
帰り際の本屋ですかしっ屁をしたら、
となりの方に普通にバレて、お互いにおどろいた。
さすがコレド室町。
粋な街です。
あと、三越のニューバッグもいい感じですね。
歴史とか伝統とかとっぱらって、執念を感じる。
表現としての存在感。
そんなカホリをニワニワと出していく。
2014年4月13日 23:40 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
現地で撮影。気分はブルックリン。
デザインを色々と担当させていただいた、六本木焼肉 Kintan がオープン。
ニューヨークはブルックリンにある、超スタイリッシュな焼肉レストラン。をイメージ。
店内でツール撮影。
ツール撮影はホームでもいいが、やはり使われる場所で撮ると気持ちが入る。
グググッと魂がこめられるのだ。
映える映える蛍光特色。
窓から差し込む自然光。
ほんわりと光るコースター。
この街での活性に、一役かうことを願っている。
息子たちよ。
2014年4月12日 23:24 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
全体に向けて話す。伝える。
セミナー。全体に向けて話すこと。
真剣度合いや興味レベルは色々。
いいですね。
デザインをやりたくて、学校に入って。
具体的に動いてきた結果が今、ここである。
不安よりも期待の方が大きいか。
いずれにしても。
早速ここを見ているあなたの行動の速さ。
きっと、いいことがあるでしょう。
そしたらちょっと、わけてくださいね。
2014年4月11日 23:14 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
建物の傾斜によって。
建物の上の方って無理矢理、斜めになってたりするよね。
あれ、なんでだろな〜って思ってたんけど、ちゃんと理由があって、
これぐらいの間隔で日光を遮っちゃいけないよ、ルールがあるんだと。
まあ、なんとなく予想はできそうだけど、
ちゃんと考えたりもしたことなかったから、
専門としている人から聞くと妙に納得。
そして、そのさっき聞いた知識を、
さも自分のもののように、ここでひけらかす!
光、さしこむ。
2014年4月10日 01:27 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
まどろみの旅立ち。
講師を勤める専門学校の入学式。の前。
午前中、白金での打合せが少し早く終わり、
まっすぐ水道橋にきたわけだが。
昼飯を食おうにもどこも混んでる。
空腹、よりも眠気がすごい。
逆転生活が続き、起き続けたまま朝になり、ちょびっと寝て出発。
今にいたる。
文京シビックホールの3階まで上がり、
休憩ベンチで仮眠。
ちょっとの仮眠はポーションポーション。
まどろみを感じながら、
スタートの地へ旅立つ。
2014年4月9日 23:37 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
スタイリング。
ファッションラウンジのブランド構築。
そのお客様である、スタイリストによるスタイリング。
私に。だ。はじめての体験。
服屋の店員さんでなく、スタイリスト。
プロによるスタイリングを一般の方にも。新しい業態。
身体の細部を計られながら、質問をする。
ファッションを高めるために意識していることは?
印象と表現。
印象:Impression
表現:Expression
最終的にアウトプットされる表現は、
どのように印象づけたいか、その軸をしっかりと見出す必要がある。
だから、ちゃんとスタイリストがついて、綿密なヒアリングをすることが大切なんです。
デザインもほぼ重なると感じます。
あと、ほんっと身体の細部、細部の長さを計るとこなんか、
レイアウト構成の整え、の事前準備みたいに思えました。
奥ぶけぇ。
2014年4月8日 23:11 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
霞ヶ関。小畔川。
あるプロジェクトの現地リサーチ。霞ヶ関。
途中の角栄商店街。レトロな雰囲気がとても良い。
越えると小畔川。
夕暮れ近く。桜の散り始め。
花見を終えそうな、まばらな人。
親子で渡る、石畳。
畑の先から、長く長く照らされる。
遠く抜ける景色はとても綺麗。
こういった場所はとても大好きでございます。
まさに目指すべき、なんかいいな、が、
ギューっと、ギューっと、さりげなく、たくさんつまっているのです。
2014年4月7日 23:32 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
表現に一歩、二歩、余白を置く。
クライアントの方が一番避けたがっている、
パーキングエリアのお土産売場とかによく売ってそうなイメージが残っている。
なぜでしょうか。
思いつくアイデア → そのまま具現化…という、
「表現がストレート過ぎる」のが一因だと感じます。
例えば、“あなたのことが好きです” と伝える表現として、
流行のJ-popにありがちな「I love you.」という言葉。
夏目漱石は「月が綺麗ですね」と訳しています。
参考に(文豪たちのアイラブユー)→ http://picup.omocoro.jp/?eid=1763
表現に一歩、二歩、余白を置いたり、独自性を持たせることで、
なんだろうな??と足をとめさせ、「見る側に意味を考えさせる。」
そこに面白さがあるのではないでしょうか。
ガッチガチの模範的な人より、
ちょっとあぶねー、ユーモラスな面を持つ人の方が魅力的にみえる。
似ているかもしれませんねねねねね。
2014年4月6日 23:57 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
言語のみの頼り過ぎに注意。
報告・連絡・確認の際の注意事項として、
対クライアント・社内同士、どちらの共有においても、
「言語のみの頼り過ぎに注意」しましょう。
途中経過の簡易報告であればまだ問題ないのですが、
立ち上がり、方向性共有のかなり大事な段階なので、
ラフ画や参考画像を合わせて添付するのは必須です。
「グラフィック」デザイン、なので。
クライアントの方でも、言語だけでなく、
「こういうイメージを希望します」というデザイン事例を持ってきてくれたりします。
お客様でもやっていることを、デザイナー自身が手を抜くことはおかしいですよね。
めんどくさがると余計、めんどくさいことにならぁよ!
コツコツシコシコすりゃあ、ピュッピュと結果が出らぁよ!
2014年4月5日 20:24 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
丁寧に伝える。デザイン費について。三話目。
お客様に、デザインが構築されていく行程、その内容を丁寧に説明する。
すべての行程を含めて “デザイン” なのであります。という内容を二話目にしました。
プラスして大切なのが、
デザインを取り入れる、というシーンがどういうことか?
これを伝える。
デザインを生活や仕事の中に取り入れる、という行為は、
毎日を過ごすことになる家の購入や、一生の想い出となる結婚式当日までの準備…
…などに近いシーンであると、私個人は感じています。
家の購入の数千万、結婚式準備金の数百万。
これらに比べれば、デザイン費は安いかもしれません。
でも、それぐらい重要で、それぐらい楽しいこと。
なにより、生活を豊かにすること。
それらをしっかりと伝えていくことで、
双方に良い緊張感が生まれ、より良いデザインが構築されていく。
グルグルグル、まさに正のスパイラル!
また感じることが出てきたら、ツラツラと書いたりするかもです。
2014年4月4日 20:15 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
きな粉からの。
きな粉。きな粉モチ。
甘いモチ。わりと好き。
和スイーツなどと、お互いの言葉通しが遠慮しがちな造語野郎をものともしない、モチ!
まるで、信玄餅にかける蜜が、粉をさけるかのごとく、サイドに、間に流れていく感情。
結ばれたいのに、いつまで経っても結ばれない。
残酷な運命を救うのは、そう、あなたの口である。
モチモチとした食感、そして、モチモチとしそうな触感。パクパク。
2014年4月3日 13:04 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
デザイン寄りの話の抜粋。
「日常をくだらなさで魅せる雑文」の中から、
「デザイン寄りの話の抜粋」というカテゴリ・タグを追加しました。
わりとデザイン寄り、デザイン関連、デザイン思考的な、お話しを実験的に抜粋していますが、
日々の全くデザインに関係なさそうな雑文も、もちろんデザインであります。
変にまとめず、だらだらと見るのが一番です。
雰囲気を泳ぐ。
新宿の J.S. BURGERS CAFE にて打ち合わせ。
ここは若い女性がたっくさんいるので、いつもテンションが上がる。
まわりがバーガー食っている中、
パッケージリデザイン進行中の「焼鮎の甘露煮」を取り出す。
アメリカンな雰囲気の中に魚。
若い女性の中に私。
いやはや。
世の中もまだまだ捨てたもんじゃない。
2014年4月2日 23:42 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
いいいいいいとも!
一応、叫んでおこう。
いいいいいいとも!
デザインっていいとも!
ロゴマークっていいとも!
依頼するっていいとも!
どさくさにまぎれ、検索ワードを羅列していいとも!
2014年4月1日 23:34 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
桜色。
桜の季節だ。
桜、といえば、やはり、カードキャプターさくら。
女性漫画家集団、CLAMPの作品である。
高校生の時、この劇場版にオタク友達と集団で見に行った、楽しい記憶がある。
集団には、集団で対抗するのだ。
個人でいると、ただのオタクは社会から見下されているという、
逆自意識過剰病で常にビクビクとしているのだが、
集団になることで、ちょっと強くなった気がする。
ヤンキーの気持ちが、ちょっとわかった。そんな春。
あなたの桜は、何色ですか?
2014年3月31日 23:28 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
九品仏。D&DEPARTMENT。
久しぶりに、九品仏の D&DEPARTMENT に行ってきた。
シャレオツなランチを食べるわけだが、ここの楽しみはなんといってもトイレ。
昔のオフィスビルそのままだから、トイレもそのまま。
網に入ったレモン石けんはさすがにないが、小学校の時を思い出す。
なぜ、学校のトイレでウンコをすることがいけないのか。
いや、いけなくなくはない。
ただ、恰好のネタとされる。ウンコをすることが、だ。
皆がする行為だろう。
なぜ、個室の上から、水を含んだティッシュゴミを投げ入れらなければならない。
(水ティッシュ爆弾なるものが流行っていた。)
女子はいい。全個室だ。
シッコだろうが、ウンコだろうが、バレない。んだよね?
かなりお腹がゆるい方なので、良くウンコが出る体質なのです。
会社時代も困りました。これでもかというぐらい、ブリブリ。会社のトイレで。
トイレ時間数がやっぱ長いから、あれ?ウンコかな?? と。
フリーランスになったのも、ゆっくりウンコができるから。
一因!一因!一因!一因!一因!
2014年3月30日 23:14 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
ライヴ。
上保さんのライヴ。
犬の歌。犬の歌はやばいよ〜。
ないちゃう!ないちゃった!
自分事におきかえられる感情は涙腺に響く。
私の涙腺はゆるい。ゆるゆるや。
ないちゃった!
2014年3月29日 12:44 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
東京。
引っ越しを考えている。
東京生まれ、東京育ちの自分としては、やはり都内がいい。
物件見ると、やっぱり、価格帯の振り幅。
状況と環境。今後の見通し。
ちゃんと考えて。ちゃんとやってこう。
いい機会だ。いい。
ちゃんとやってこう。よりね。
2014年3月28日 12:35 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
丁寧に伝える。デザイン費について。二話目。
B. デザインを取り入れるからには、しっかりとこだわり、納得したい タイプ
の方に、「なぜデザインを取り入れるということが、これぐらいの値段になるか?」…
をしっかりと伝えていく必要があります。という話を一話目にしました。
では具体的に。「なぜ、これぐらい」の話を。
初回の打ち合わせ。
ここで共有する、クライアントの「希望の方向性」。
方向性を聞いたタイミングで、デザイナーの脳は少なからずウネウネと動いています。
ふんふん、こういう方向性を望んでいるのだな。
こうあるべきだろうな、ふんふん。
その後、
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
01. リサーチ
02. コンセプト
03. アイデア
04. ラフ
05. 実施制作
06. 検証
07. 調整
(05〜07を繰り返す)
08. 「02〜07」を、ちゃんと説明するためにまとめる
09. プレゼンテーション
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
まで、一気に進行する場合もあれば、
途中段階でクライントに確認を取る場合もある。
さらに、その後、
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
10. 調整希望等の擦り合わせ
11. 調整希望等の反映・検証
(場合によっては、10〜11を繰り返す)
12. デザイン・仕様の決定
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
にて、ゴールの形が見える。
見えるんだけど、手に取る形(例:紙に印刷等)にする必要がある。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
13. デザイン・仕様を印刷会社の方に伝える
14. 校正印刷の確認
(場合によっては、13〜14を繰り返す)
15. 本印刷進行の管理
16. 納品
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
…と、カテゴリ名はだいぶざっくりとしてますが、
行程として細分化するとこんな感じになるわけです。
具体的に動く、時間がかかる、工数だけでも結構いきますが、
それらは決してデザイン外の “作業” ではなく、それらも含めて “デザイン” なのであります。
だから、ちゃんとしたモノ・シーンをつくるという意味での “デザイン” は、これぐらいの値段になるのです。
という説明を、デザイナー自身が、一人一人のクライアントに対し、しっかりと行う必要がある、と感じています。
そして、その説明も含めて “デザイン” かと。
ちなみに、決まったフォーマット型に情報を当て込んだり、
なんとなくの雰囲気で進める「05. 実施制作」のみで「○万円!他よりお得!」という判断になってくるのが、
一話目に登場した、
A. とにかく、どんな形でもデザインが存在していればいい タイプ
っちゅーわけでございます。その場合、自分の認識としては、 “デザイン” ではなく “作業” になりますね。
アプリケーションをいじれる人物であれば誰でもできる “作業” 。だからそっちは安価になる。
またまた長くなりそうなので、次回に続きます!(こんなの二回目!)
2014年3月27日 12:19 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
丁寧に伝える。デザイン費について。一話目。
丁寧に伝える。なんの話かってーと、デザイン費の話だ。
業界にいた方からすれば、だいたいの相場を知っているから、
こちらが考えるデザイン費をパンと出しても、うん、そんなもんだよね!と。
しかし、今まで、デザインを取り入れていない方からすると、驚かれる場合も多い。
そもそも、相場がわからないので、とまどいながらの驚きに近い印象を受ける。
相場はあって、ないようなもん…だけど、大枠のラインはあるのではなかろうか。
このラインは一本線ではなく、複数の線があって、
一番手前に引かれるのが、「デザインにどこまで求めるか?」という線である。
クラインアントとなりうる方には、大きく分けて2通り。
A. とにかく、どんな形でもデザインが存在していればいい タイプ
B. デザインを取り入れるからには、しっかりとこだわり、納得したい タイプ
この「A」のタイプを例えるなら、
腹減ったから、昼飯食いたいな…近場で美味いもんあったけな…あっ、あそこにしとくか!
値段の割にはボリュームもあるし!
このBのタイプを例えるなら、
妻と結婚してからもうすぐ1周年。結婚記念日はどこで食事をしようか…。
美味しさは当たり前だけど、より良い想い出に残るのは個室?ローケーション?
まずはちゃんと調べよう!
…という、物を食べるという行為以外の「付加価値」を重視するか、しないかの違いである。
「A」の方は、とりあえずあればいいし、そもそも安価を基準に考えているので、
まっとうなデザイン費の話をしたところで、「そこまで考えてないない!」となるのがオチでして、
今後ちゃんと考えなきゃならないのは、「B」の方に向けて、丁寧に伝える。ということなのです。
長くなりそうなので、次回に続きます!(こんなのはじめて!)
2014年3月26日 01:06 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
さざめき。
同年代の方と打ち合わせ。
とってもとっても有意義な時間。
なにがっていうと、
好みのデザインをまとめて、
参考資料も持ってきて。
前向きな姿勢は場を盛り上げる。
静かに。確かに。
ギャーギャーという騒ぎは沈下も早いが、
森のザワザワというさざめきは期待感を生み出し、継続する。
純粋な嬉しい気持ちは、
意味あるものが芽生えるきっかけとなる。
土壌から空気へ。
深呼吸。いいことが起こりそうだ。
2014年3月25日 23:49 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
入稿時の真剣さときたら。
最終的な段階。入稿。
入を稿するわけで、ちがう、
稿を入するわけで、真剣そのもの。
紙とWebの神経を使い度の第一位、
といっても過言でもない(かな?)。
情報を間違わない中で、
最高に最適で気持ちいいポイントを、
エイエイと探る。
エイエイエイエイエイ。
あっという間に時間がすぎるわ。
プシューを入すれば、コーラでも飲みたいね。
2014年3月24日 23:42 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
サイン計画。
サイン計画の提案。
外部サイン。
距離をおいて見える印象。
わかりやすいのは絶対、なんだけども、
説明的すぎずても通り過ぎられる。
キャッチーに!わかりやすい!サイン!外部!
街を歩いてて、ひょんなとこでそんなサインに出会ったら、
ランダムウォーキングの楽しい一因になりそうかな。
2014年3月23日 23:38 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
屋上でサッカー。
ボクは中高6年間、スキー部でした。
当時よく聞かれていたのが、
スキー部って普段の練習、なにやってんの?
です。
答えはサッカー。
雪のまったく降らない東京。
部活動の時間。
スキー部の練習場所。屋上。
サッカーをやる。
これが、イヤでイヤでしょうがなかった!
なんだよ!サッカーって!球技苦手なんだよ!
屋上でサッカーって危ないよ。
何が言いたいかというと。
幸福を感じ続けるためには、
ストレスがたまらない場所を選ぶ、ということ。
場所を変えようとするのは労力がかかる。(割にはあまり響かない。)
であれば。
その場所から離れ、ストレスを感じない場所で、発信し続ければいい。
2014年3月22日 23:35 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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