諸行無常。
呉服屋さん。
春の衣装展DMをデザイン。
特別展示は、加賀友禅。
加賀友禅の特徴。
加賀五彩。自然。草花。虫食い。
色鮮やかな草花の上に、虫に食われた様子を墨で塗る。
自然万物、ずうっと美しいままでいれるものなどなく、いつかは廃れる。
しかし、それこそが自然ありのままの姿であり、
虫食いの表現には、諸行無常を感じる美しさが宿っている、という。
ビジュアルの中に、先に変化を意図してつけることで、
そのビジュアルが入った着物は、いつの時代も咲き続けることができるのだ。
なんとも粋な考え。抱いてっ!
こういった特色がすでに凝縮された味を、グラフィックデザインと混ぜ合わせ、発酵させる。
ダイレクトなメールでもって、ほのかな春の香りを届かせたい。
2014年1月9日 16:23 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
動物の病院。
犬を飼っているんだけど、15才という老犬で、お薬が必要なのです。
月に1回、病院に買いに行きます。
街の小さな病院で、そこで働く人、そこに来る人。
日常にある、一瞬の接する時間。
デザイン業界にどっぷり入っていると、やはり関わる方は皆々、
何かしらを表現・クリエイトしていることが多い。
で、お互い、どんなものを作っているか、とか、そっから入ることが多い。
動物の病院では、
「お前が何者かしらないけど、ちゃんと犬のめんどうは見てんのか? ん??」
まずはそっから入るし、そこしか見られないので、貴重なのです。
こういった緊張感はなかなかなく、心地良い。私がMだからでしょうか。
今日も病院のお姉さんに、なにか叱られることはないかと、ドキドキしながら待合室で待ちます。
よそさまの犬が、私の足下のニオイをかいでいます。
2014年1月8日 15:24 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
弁当。
フランスで、日本の「弁当」文化が流行っている、とのこと。
「BENTO」の愛称で、1つの箱におさまるフルコース料理、その多彩さが魅力なのだという。
弁当。自分が小学校の塾通い、また中学〜高校の昼時間は弁当だった。
彼女がつくってくれる、など幻想に近く、当然、母親の手作り、冷凍食品のオンパレード。
もちろん、とてもありがたいし、日本の冷凍商品文化もバカにできない。
骨付き唐揚げとか美味い。ABCポテトは幼稚園。ミートボール、ポン!
ただし、これだけはいただけない、という献立があって、椎茸の煮物。
これが入っていると、弁当全体に椎茸の香りが浸透していく、というパラサイト・イヴが起こる。
煮汁が弁当箱のすき間からもれ、学校指定のカバンに染み込んだ時には、
どこにぶつけていいのかわからない悔しさを感じていた。
自国では当たり前だと感じている文化が、外国から、なんて素敵なんだ!と思われることは、単純に嬉しい。
たまには、日頃、接している人以外にも、自分のやっていることを見てもらって、感想を聞くって大事なのですね。
自分にとっても。相手にとっても。それが、気づき合う喜びなのでしょう。
2014年1月7日 23:08 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
歩く旅。
映画「ゼロ・グラビティ」、周囲の評価がなかなか良かったので、
年末から見たいな〜と思って、昨日、見てきました!
3D映画を見るなら、断然、IMAXデジタルシアターだ。
IMAXデジタルシアター >>> (越えられない壁) >>> その他の3D映画館…
それぐらいの違いがある。
兄貴から、そんなことを伝えられ、IMAXデジタルシアターを探す。
ユナイテッド・シネマとしまえんに決定。
映画の感想は他レビューにおまかせするとして、
そこから、キ・カンパニーさんにお呼ばれした新年会に参加すべく、
徒歩で西台駅まで歩くことを決意。約1時間。
今まで歩いたことのない道を歩くのは楽しい。
もくもくと歩くことで、自身が研ぎすまされる。
もくもくと歩くことは、旅に等しい。
持論であるが、旅行と旅は異なる。
どこどこへいって、なになにをする、という明確な目的があるのが、旅行。
それでは、旅は?
明確ではない、なんとなくな行き先にむかう、まさにむかっている、
その途中こそが、旅、なのだ。
だから、ここで終点だ!と感じた時点で、旅は終わってしまう。
ヒートテックを重ね着してたから、歩き続けると、内側がホット、汗ばむ。
汗をかくって、旅の途中、いや、まさに “旅” な感じがしていいじゃないか。
都内でも、知らない道をひたすら歩き続けることで旅を体感する。旅費、浮いた!
2014年1月6日 21:37 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
THE COLTS。
高校生の時、良く聴いていた、THE COLTS。
第二期の囚人服を着て、アメリカン・オールド・カントリー・サーカス・スタイル、
なのか、なんなのかはわかりませんが、とても、とても好きでした。
なぜだか旅情を感じる曲が多く、STEEDという中古アメリカンバイクにまたがり、
一人ツーリングで日本を回りながら、THE COLTS と共に旅をする。
東京を出たら、ここぞというばかりに、大声で歌うわけなんだけど、
ちょっとした信号待ちで、となりにとまった車、中には男女2ペア、
の方々と目が合ったりした時には、恥ずかしくて、恥ずかしくて、小声になったりした。
それでも歌い続ける。
下手くそな歌を唄い続ける。
気持ちが良くなるから、気持ちも一緒にのせていく。
2014年1月5日 23:10 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
サブカルで食う。
今さらながらに、大槻ケンヂさんの「サブカルで食う」を読む。
どうしようもない劣等感や悩み続ける状況。開き直るのではなく、どう生かすか。イカす!
そして、継続。なにを、なぜ、表現し続けるのですか。あなた様は。
イコール生き甲斐になるんであれば、もうこの上ない。今日を、明日を楽しもう。
お金はほしいよ。そりゃあほしい。でもそれを、人生の優先順位トップ1にするのは切ない。
人を蹴落としたり、人を騙すに近い(中抜きとかね)ことをやってるんじゃ、人に向けた表現者として本末転倒。
トップ1にするんであれば、バンバン回して稼げる業界にいった方がいい。
2014年現在において、デザイン業界は、めちゃくちゃ稼ぎたい!野心の方は、鼻息荒く入ってくるべきではないと。
かといって、先が暗いとはまったくもって感じてなく、
むしろ、もっともっと開拓できる業界だからこそ、面白いし、やりがいを感じるのだ。
たまらんね。あせらず、コツコツとやっていきますよ。素敵な日々を。
今日を楽しめない奴に 明日なんて来やしないのさ って THE COLTS も歌ってた。
2014年1月4日 23:28 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
青山ひかる。
デザイナーたる者、常に新しい情報にアンテナをはらなければならない。
今日は Twitter で見つけた、素晴らしい人物を紹介したいと思う。
その名は、「青山ひかる」さんだ。
http://ameblo.jp/hikaru06kon/(公式ブログ)
特にためらいもせずにリンク先を開いておどろいた方、
いないとは思うが、もしかしたらいるのかもしれない。
ただ、勘違いをしないでほしい。
私がこの方の素晴らしさを感じたのは、目だ。
様々な人に会う。まず目を見る。
ものの数秒、目を見れば、たいていの情報はわかる、わかってしまう。
そう、犬が犬の肛門を嗅ぐように。
目には今まで積みかさねてきた人生を語る、多大なる情報が集約されているのだ。
決して、胸だけを見ていたわけではない。
ちなみに、「青山ひかる」さんの目を見て感じたこと。
個人的にどストライク・大好物な顔立ちである。しかし、深入りすると超危険。
そんなリミッターがぶっ壊れそうな程、男性を惑わす、大きい振り幅をもったアイなのだ。
ブームがきてほしいと感じながら、自分だけのものでいてほしい。
そんな希望の狭間をいったりきたりさせる、素晴らしい人物だと私のアンテナがビンビン受信したのでした。
今、正月だぞ。
2014年1月3日 23:09 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
タイムラグ更新。
結構適当です。更新日と更新時間。
はっきり申し上げると、操作しています。
3日間、更新をすっぽかして、
一気に3日分を書いて、
更新日を3日前にさかのぼり、
1日ずつずらして公開し、
毎日更新している感を出す。
あーもう更新しないのかなーって思ったら、気長にまってみて、
ひまでひまでどうしようもない時にまた開いてみてください。
3日分ぐらい、一気に更新されている、はずです。
これからもそんな適当が続くと思います。
義務感が生じると、窮屈になってしまう。
わらってゆるしてほしい。
新年早々のお願いです。
2014年1月2日 23:58 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
年賀状。
グラフィックデザイナーとして、
人と交わう紙媒体のツールは本腰を入れなきゃならない。
そして、年賀状は一年の中でも、
グッと力を入れたい、入れなければならないツールなのです。
基本、デザインを行う上で、
なぜそのデザインが必要か、クライアントさまの目的を汲み取ることが必要となってくるのですが、
自分自身が制作する年賀状の場合、自分自身で目的を定める必要があるのです。
そんじゃあ、その目的は? 僕は「新年の抱負」にしています。
「新年の抱負」(後日、改めて発信します)を形にした後、入稿、自宅に納品。
納品した年賀状に、自宅プリンターで送り先の住所を印刷。
料金別納郵便なので、そのまま郵便局に持っていけば、送れるのですが、ちょっとまった!!
やはり、手書きの味がほしいじゃあないですか。
こればっかりは、印刷技術がどんなに進んだとしても、
魂の込め具合の嬉しさは追いつかないじゃないのか。
特に女性。女の子の手書きは、もうなんともいえない念が込められております。
僕はクソみたいに字が汚いことで有名なのですが、
年賀状を送る時は、一通一通、手書きメッセージを書くようにしています。
ここで、気づいたことが。
仲の良い・気をつかわない相手ほど、伝えたいメッセージが湧く湧く。
まだ知り合ったばかり・緊張する相手ほど、形式ばったメッセージになる。
クソ当たり前のことのようで、そもそも、手書きでメッセージを書いたからこその当たり前の気づき。
この一年を通し、形式ばったメッセージをいい意味でくずせるような、そんな関係性を築く。
そんな一年になるよう、力を重ねていきます。
本年も何卒、よろしくお願いいたします。
永井弘人
2014年1月1日 23:47 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
キラキラ。
2013年。流行のキラキラネーム。第2位。
「黄熊」。読みを「ぷう」という。
これは実にキラキラだ。
他の上位にも、ディズニー関連の名前が入っていたが、
ディズニー好き = キラキラネームをつけたがる = DQN系統 ということなのか。
そんな名前をつけてかわいそう!
周囲は言うかもしれない。
しかし、DQN系統から生まれた子供は、
その両親の遺伝子を持って生まれてくるわけで、
以外と、というか、普通に自分の名前を喜ぶんじゃないんだろうか。
2013年、最後の更新は、
好き勝手な想像でキラキラとさせて締めくくらせていただきます。
来年もよろしくお願いいたします。
永井弘人
2013年12月31日 23:26 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
ロゴ。
この桜丘カフェ。
とても雰囲気がいいのだが、こういうとこで残念なのが、
「ボク、こんないい場所で働いてるんですよ〜」的な店員さん。
バレないぐらいの上から目線で、注文を取ったり、水を入れてきたり。
少しばかりメジャーになったお店はキワドイですね。態度が気になる。
どんな状況になっても、謙虚にいきましょう。謙虚に。
それはそうと、常日頃、ロゴをリサーチし、レビューしている遠島さん。
以前、自分がインタビューを受けたので、今回は作り手ではない視点で、
ロゴに対する考えをぜひとも聞いてみたい、とお呼びしたわけです。
────────────────────────────────────
Q. 今後どのようなロゴが流行ると予想していますか??
競合サービスが多い業態内、スタートアップの段階で、
「どういった違いが見せられるか」「今までのイメージと真逆にいけるか」
といった、意識して差別化を図ったロゴマーク(例)が流行ると思います。
────────────────────────────────────
Q. 遠島さんにとって、ロゴとは??
ロゴを見て、ウキウキしたり、ワクワクしたり。
見方を変えることで、印象が変わる。
時代と共に、見え方が変わる。
ロゴとは、「一生、楽しめるもの」。
────────────────────────────────────
この「一生、楽しめるもの」には、エクスタシーを感じた。
気持ちよくて、思わずクラクラしてしまったよ。
作り手からは、あまり出てこないメッセージなのではなかろうか。
渋谷のど真ん中でエクスタシー。
言葉で昇天できる、そんな自分で、一生、楽しもう。
ムズムズする股間をおさえながら、帰りの山手線に乗り込んだ。
2013年12月30日 22:57 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, デザイン寄りの話の抜粋, 更新企画
バックアップ。
先ほど、WordPressの更新をかけたら、
途中でとまってしまって、
対処法を調べたら、
「.maintenance」ってファイルを消せば良いって書いてあったから、消したんだけど、
そしたら、ページ自体が表示されなくなって、
無性に腹が立って、無駄に爽快な空にも腹が立って、外に飛び出た。
PC、オンライン上ではとんでもないトラブルが起きてんだけど、
外の世界は何一つ変わっていない。小さい。
冷静さを取り戻し、めんどくせー!くさそー!と思っていた手動アップグレードに挑戦。
色んなサイトを見まくりましたが、ココの手順が自分的にはわかりやすく、めちゃんこ助かりました。
まさに1時間前の出来事なので、今正常に見れているこのページも、そのページのおかげです。
ありがとうございます。
何事も冷静さが大切ですよね。
んなことわかっているんだけど、気持ちが持ってかれそうな時は、
一度むりやり身体を外に出しちゃうことをオススメします。今回の件。
2013年12月29日 13:33 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
高円寺。
高円寺にて健太郎さんと会う。大学テニスサークルの先輩。
テニスはまったくもってやらない。二人とも。
今は小学校の先生をやっている。
コースはいつものコース。
態度の悪い(でもそれがいい)沖縄居酒屋「抱瓶」から、
女性二人組のお客さんばかりでウキウキなシャレオツ「Yonchome Cafe」。
ここで1年を振り返り、来年の抱負を語るわけだ。
という話はともかく、高円寺駅改札前で合流する前、
近くのバス停で、コンビニおにぎりを一粒ずつむしって食べている女の人がいた。
それはもう、色々と聞き出したかったが、寒いので素通りした。
具のところはどうすんだ。
高円寺は夢を追いかけ、まだまだ追いつかない、
追いつけない理由を語り合う人が多い。気がする。
それはそれでいい。なによりもファッションがいい。
ザ・古着屋から買ってきたと思われる、
何系ファッション。ボクは好きだ。たまらない。
己の道をいきながら、おさえるとこはおさえる。
とりとめもないこの文章も、高円寺であればゆるされる。
サブカルを目指すものとして、
この街をたまーに眺め、奥底にあるニーズを探るんだ。
あいもかわらず、てんやは美味かった。
2013年12月28日 23:20 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
地方にて。
打ち合わせにて、福岡にいってました。
地方に行くたんびに思うのですが、
その土地土地にいる若い女性は、
旅情を感じた上なのか、何割増しかでかわいく見えます。
かわいく見えるだけで、
どうこうするもんでもないのですが、
道なんかきかれたらどーしよ!
お前が旅人だろう、ってことも忘れて妄想するのです。
電車を待つ時間。
その一人遊びこそ、明日につながるイマジネーション。
2013年12月27日 23:20 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
おくりもの。
お土産で、どこどこに行ってきました、
ご当地お菓子をさりげなく渡せる人は素敵だと思います。
プレゼントで、相手の心の中で欲しがってたものをストライク!
気持ちよく当てることができる人は素晴らしいと思います。
照れはどうしても生じる。
頭に思い浮かんだ、ひょっとしたらこうした方がいいかも、
はすべて実行した方がいいのでしょう。
予想外のおくりものこそ、
デザインに近い活力となるのですから。
2013年12月25日 23:53 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
飲み会の後。
一番いいのは、飲み会の後だよね。
合コンの後でいうのなら、反省会にあたる時間かな。
適当なコーヒー屋になだれ込んで、
生きてく上で、まったく無意味な話をする。
とっても有意義なのです。
この時間のために、さっきの飲みの時間があったんじゃないかと思うほど。
いい塩梅のアルコールを取り入れ、あたためておく。
そんな土壌づくりですよ。
そう考えると。
どれもこれも良かったんじゃないか。
一人で帰る、帰り道。
あん時はああ返すべきだった……と反省しつつ、
健康無視した缶コーヒーに口をつければ、ま、いっか。
と思える自分。
そんな自分が嫌いになるわけ、ないんですよ。
なんだか、きもちわるくて、きもちいい。
2013年12月24日 14:01 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
今、飲み会。
この時期って飲み会が多いですよね。
大学生の時からそーだったんですけど、
飲み会中、周りがやんや盛り上がっている時。
自分以外の景色がモノクロになって、
突然、虚無感を感じるんです。
あー、結局、人間は一人なんだな。なんて。
すると、別卓で、まったく関係ないグループの中に、
自分と同じようなことを感じている人と目が合ったりして。
実際はわかんないですよ。
でも、目が合ったりすると、会釈したりする。
一人なんだけど、感覚が同じ人はいるんだな、
とシミジミ思ったりするわけです。飲み会中に。
周りはやんや盛り上がっているのにね。
その思考は全く変わっていないんだけど、
そんな自分が嫌いなわけじゃないんですよ。
2013年12月23日 23:52 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
時代性。
十年以上前に完成した商店街は、
時代が新しくなるにつれ、どうしても古くささを感じてしまう。
一方、最近できた商店街は、流行・トレンドなども取り入れ、
今っぽい雰囲気をにおわすことに成功している。
流行、廃り。
元のサービスがどれだけ良くても、
パッと入り込める間口、時代性にある程度合わせること。
それは、元々の味をぶっ壊して、0からつくり始めるのではなく、
提供するサービスの良さを吸い上げ、時代性と練り込むこと。
長年生き残ってきたには理由があるはずだ。
その理由を現代に合わせ、具現化するデザイン。
最新の流行を取り入れた競合に勝つ、
というより、異なる良さを見せることが、
これからも生き残り、成長していく秘訣なのではなかろうか。
2013年12月22日 23:43 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
新宿三丁目。
オシャレスポット、新宿三丁目。
ブルックリンパーラーは激込み。
アボガドメインのご飯処に行くよ。
タランティーノ監督。
ツタヤでジャンゴ。復讐劇。
復讐というは、学生時代から最近に至るまで、
自分の中での成長のキーワードだった。
しかし、今は段々と薄れてきているのだろうか。
ふ〜ん、という感じで見てしまった。
バァンバァンバァンバァンバァン。
銃器で撃ち合うシーン。
人込みの多さと人とやり合う多さ。
1:1 をもっと掘り下げることで、ドラマは生まれる。
ババァーン!
2013年12月21日 23:48 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
カフェモカ。
吉祥寺のカフェに行ったんだ。
箱守くん(音と歌をやってる人)と一緒に。
夜中23時をまわっていた。
箱守くんはお酒が飲めないから、
僕もそんなに飲めないから、
2人でカフェモカを頼んだ。
ふわっふわのカフェモカが出てきた。
チョコソースが、こう、クロスしてかかってる。
くちびるをとがらし、ズズッと表面のあわをすう。
なんともやさしい味わい。
店内は無垢の白木に白い壁。
テーブルの上には、スタッフの手書きメッセージ。
お待たせしちゃうこともあるかもしれません。
でも、愛情こめてます。心地よい。
トイレに入る。
店内同様、清潔感があふれ、アメニティもしっかり。
いい感じ、いい感じ。
立ちションのため、様式トイレの上ぶたをあげる。
!!!!!!!!!!!!!!!!!
な、なんだこれは!!
本来、トイレの水がはっているところが、
あわ…あわだ!ふわっふわのあわ!
まさにさっきの………カフェモカ!!
帰り道、箱守くんと、
さっき飲んだカフェモカ、まさかトイレのあわじゃないよね!
とても最低で下品な会話をしつつ、ゲラゲラ笑いあう。
高校時代から僕たちは、
なにも成長していないことに、ほっとしたんだ。
2013年12月20日 23:01 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
キャラづくり。
髪を短かくしている時に、美容師のお姉さんが、
ふなっしーっているじゃないですか?
あれって別にゆるくないですよね?
と、突然、切り出した。
ふなっしーがゆるキャラなのかどうかはわからない。
ただ、メディアに出過ぎることで、マイナー・ご当地…
という印象面のゆるさがなくなってしまうことは確かにあるのだろう。
ところで高校時代、むさい男子校内。
影のうすい者たちが休み時間に集まり、毎日のように会議をしていた。
それは、「キャラづくり」について。
勉強できなく、運動できなく、かといってチャラくもない者たち。
特徴がない、という特徴の持ち主の集まり。
無理やりでも何かしらで目立ちたい、
という欲求を叶える、キャラづくりのための会議。
私は少し破廉恥な漫画を描き続け、
図書室で見知らぬ学生から声をかけられる(もちろん男だ)というポジションで成功した。
友人Sは、ファイナルファイトに出てくるような角材で自分の脛を叩き続ける、
というキャラを目指し、赤くなる脛を獲得した。
誰も狙ってないポジションって、誰も狙ってないからこそ、
むずかしく、おもしろいですね!
2013年12月18日 23:04 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
好きに生きている。
犬を風呂に入れたら、もずくみたいになった。
ふるえる、もずく。
風呂から出して、風邪をひかないよう、念入りにふく。
解放すると、布地に頭をゴリゴリおしつけ、自分でもふいている。
突然、何もない所へダッシュ。
風呂上りの犬は、テンションが高い。
きづくと、ウンチして、寝た。
ごくろうさん。
2013年12月17日 23:33 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
ほんわか系。
校正刷りの立会い。
刷り見本を、高い簡易イスに座って待っている。
印刷所のスタッフ、おばさんとメガネをかけたほんわか系お姉さん。
ちょっといい?
はい、なんでしょう??
今、インタビュー受けてほしいんだけど…
え!? なんのですか??
採用募集に載せる記事のインタビューよ。
なるほど〜。
もうリクルートの人きてるから。10分くらいお願いね!
え!? 今からですか!??
そのやり取りを目の前で見ている。
いや、正しくは、「一瞬で心をつかむ できる人の文章術」という本を読みながら、
いや、読むふりをしながら、会話に思いっきり聞き耳を立てている。
インタビューがはじまる。
爽やかリクルート野郎がユーモラスなことを言う度、
ほんわか系お姉さんが、うふふ、と笑う。
つられて、僕も、うふふ、と笑う。
メガネをかけていて、印刷所で働いている、
というだけで、喫茶店でコーヒー2杯は軽くいけそうだ。
慣れない受け答えをしている、照れの仕草もバッチリ。
おかげで本の内容があまりにも入ってこなかったから、
帰りの電車で同じところを読んだよ。
そして今、ちょっとだけ、文章術を試している。
2013年12月16日 23:05 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
スケールを突破。
今日やっていること。
日々やっていること。
丁寧に人と接すること。
信念にもとづき行動すること。
それらは本当に意味があるのか?
もし意味があったとしても、
自分が生きている時間の中だけじゃないか?
全然そんなこと想ってないのだけど、
ふと立ち止まった瞬間になだれ込んでくる複雑な気持ち。
を。消し飛ばしてくれるスケールの映画。
クラウド アトラス。
その行動一つ一つが、悠久の時を超え、意味を成す。
感動とともに、なんだか、ほっとした。あれもこれも意味があるよ!
って、気持ちに包まれたい方は、3時間集中して見てみてください。
ジャンルは一応SFでしょうか。いやはやノンジャンル。オモシロイ。
黒髪ショート好きな人にもオススメ。年末にゼヒゼヒ。
2013年12月15日 23:35 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
情報。
作業をしながら、流して聞いていたJ-wave。
DJみそしるとMCごはん、を知った。
食をテーマに、ゆるゆるな楽曲に合わせ、これまたゆるゆるな声が重なる。
本日のおすすめ、マカロニグラタン。
コアなアーティストや開催中のイベント。
ここまで生の情報が知れる、ラジオというメディアはとても優れていると感じる。
月並みだけど。
小学生の頃。
赤坂康彦のミリオンナイツという、TOKYO FMの番組によくFAXを投稿していた。
テスト用紙に落書きをしていたら、そのまま回収されてしまった…
そんなくだらない内容が読まれ、番組ステッカーが送られてくると、天にも舞い上がる、嬉しい気持ち。
一人暮らしの時。
ラジオのパーソテリティが語る言葉に、ツッコミを入れたりして、
あぶない会話を成立させていた。
聴覚のみの縛りゆえ、残された四感をフル稼動できるレディオ。
何かしながら、聴きながら、プラスαの要素をいただきます。
2013年12月14日 23:05 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
負け。
コンペで負けた。
仕事の合間を縫って挑戦した。
疲れが溢れ、じんましんを出しながら挑んだ。
が、結果負けた。
通常の仕事は、依頼を経て、進める。
互いにある程度の信頼をおいているので、関わりが長い程スムーズにいく。
もちろんいいことだ。
コンペは0から始まる戦い。
互いの情報が限られた中で、アウトプットされたものだけで判断される。まさに戦場だ。
その戦場で負けた。
…くやしいっ…くやしいっ…くやしいっ………だが、これでいい。
これは、カイジの劇中セリフ。
久しぶりに賭け事をやり、はっきりと負けを体感した時に出た言葉。
挑戦する心を忘れない。自分への戒め。
むしろ挑戦したからこそ、この感情を味わうことができた。
とはいっても、くやしいもんはくやしいので、夜のコンビニに駆け込む。
甘いもの(クイニーアマン)を買って、客で来ていた可愛い子を見て、デザイナー友人に電話したらすぐに復活した。
単純でよかった。
ちがう形でぶっこんでいこう。
2013年12月13日 23:46 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
お金とは。
なんかのテレビ。
あなたにとって、お金とは?
問いに対し、各著名人が答える。
可能性。
いい経験を得るためのもの。
若い内には持たん方がいい。
結果を成した人だからこそ、発言できる言葉たち。
モノよりコトを買い、次に生かす。
共通しているのは、そんな感じだろうか。
ふと考える。
自分になってお金とは?
ちょいとネガティブに言えば、追えば追うほど逃げるもの。
= うまくいかなかった恋愛から、何度も学びました。
ポジティブだと、本当にやりたいことを後押しするもの。
= 菓子パンの100円〜120円ではかなり迷うのに、万単位の書体購入には一切迷いがない。
それがより良いデザインを生み出す明確な一因となるのであれば、お金はジャンジャン使いたいと考えている。
…すると、やっぱ経験を得るためのものか。
色々、モンモンと考えていた時に、妻が目の前を通る。聞いてみる。
あなたにとって、お金とは?
ほしい!!
2013年12月12日 14:51 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
早々。
結婚式場にてツール制作の打ち合わせ。
可能であれば、新年早々に納品希望とのこと。
なんでも、新年は1年の中で相談されるお客様がかなり多い時期。
年末にプロポーズや両親への挨拶があり、仕事がガッツリ始まる前、つまり、新年早々。
ここでツールがあると響く。
この式場、柱となる物凄い強いイメージをあえて持たず、
お客様が希望されるのイメージによって、どのような色も再現可能とのこと。
主役がどのような方向性を希望されるかは、初回相談のタイミング、
女性の服装を見ればだいたいわかるらしい。
服装。大事ですね。
先日、1年程のお付き合いをしているクライアントさんの元へ行ったところ、
「永井さん、1年通して同じような格好ですね!」と言われました。
いっつも黒ジャケットだからでしょうか。
(うおっ気づいていたのか…)と心の中で思いつつ、
「1年通して、地に足つけてます!」という、わけのわからない返しをしてきました。
年末。年越し。勢い良く師走と結ばれよう。
2013年12月11日 23:02 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
こうせい。
性格診断、なんてテストがありますが、
赤字の入れ方でだいたいの性格がわかります。
なぐり書きだったり、PDFの向きがおかしかったり、
一言、「なんども、なんども、すいません(汗)」って書いてあったり。
意思疎通がなかなかできなかった時、お互いにあやまり合う関係。
そんな意識を持ち続けると、ストレスなく日々過ごるのでしょうか。
Mなんで、逆境に対する無双であります。
しんどい時は、地獄でなぜ悪いを聴けばいいだけです。
赤字の色は、元気みなぎる、血の色です!
2013年12月9日 23:27 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
なとりの梅。
なとりの梅を久しぶりに見つけた。まちおかで。
チャック仕様になっていた。
昔は箱に入ってて、ビニールに入ってて、種つきで。
マンガもファミコンもない、たいくつなおばあちゃんの家。
それでも、なとりの梅は常備されていて。
やることないから、ずっとしゃぶっていた。
種を噛んで、中身も食べた。
しゃぶり過ぎると、口ん中が痛くなる。じんじんと。
なつかしい味とたいくつさを感じる痛み。
種を噛まずに捨てたのは、大人になってしまったからなのか。
それでも、総じてわるくない。
2013年12月8日 22:50 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
ペラペラ。
久しぶりにあった人に、太った?と言われた。
ろくに運動せずに過ごしていると、やはり身体に表れるのか。
いつも飲んでいる缶コーヒーをヘルシアコーヒーに変えてみるか。
痩せて、目指すはパラッパラッパー。
キック!パンチ!チョップ!ブロック!
教えて!タマネギ先生。
あとはヘルシアにおまかせです。
2013年12月7日 23:35 | カテゴリー:日常とデザインの間口を拡げる雑文, 更新企画
- 「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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