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モグラを叩く。

8月最終日。

こんな暑い日にはモグラ叩きをしたい衝動にかられます。
あの100円(場所によっては200円でしょうか)で、付属のハンマーを振りかざし、叩きまくるゲーム。
クーラーのきいた室内で、自然を感じながら汗をかく矛盾感。

ストレスがたまっているわけではございません。
動物は好きです。

なぜ人はモグラを叩きたくなるのでしょうか。
モグラを何かに見立てるのでしょうか。

「出る杭は打たれる。」

あのゲームはそういうことを示しているのだ。

自分が出る杭になれない苛立ちを隠せず、
ぶっ叩きにかかるのだ。

お気づきの方もいると思うが、
全てのモグラは叩けない。

叩きを逃れたモグラ。
それこそが出る杭。

出る杭はここぞとばかりに噛みついてくる。

出る杭になるには。
まず、土の中から頭を出す勇気を。
そして、ハンマーから逃れる俊敏さを。
最後に、噛みつきにいく剛毅さを備えるべきなのだ。

この世はとても、ワニワニパニック。

 

お楽しみ。

京王新線の浜町ってとこにあるスポーツセンターの前を通った時に、
ふと卓球がやりたくなって、スッと中に入って料金とか調べたら、なんと300円でできるとのこと。
しかも、ラケットとシューズを無料で貸してくれる。ボールは120円、別途。

久々の卓球にエキサイトした後は、お楽しみのパックジュース。
100%のグレープジュース。

スポーツした後のパックジュースなんて、いつぶりだろうと考えながらチューチュー。
相手のミスではなく、攻めて勝ち取った時の爽快感を味わう。

卓球は負けた。
満足だった。

 

ぐるっと。

バスに乗っている。
もうすぐ終点。

駅は目の前。
すっごい近い。

最終コーナーのロータリー。
この時間が命取り。

もうここで下ろして。
こっからは自分で歩くよ。

勝手な想いが車内に溢れかえっております。
いい感じです。

 

変換術。

気がふれちゃうほどにおかしな出来事。
笑いに逃げる、いやむしろ攻めるのだよ。そんな時は。

おかしいことをおかしいってストレートに言うと、
白い目をむけられちゃうもんだから。

笑いに変換する。
決して愚痴ではなく。

そうすっと、ネタを提供してくれてありがとう、って思うわけです。
ありがとう。ありがとう。

おかしな出来事たちよ。

 

誰もが初めては初めてだった。

演劇というエンターテインメント。
キ・カンパニー 第1回公演『出発』。
初めての演劇。

めまぐるしい日常に風穴をあけれられた。
そんな気分だった。

一体となった空間の中、生身の人間同士が、笑い、泣き、笑う。

映画やテレビでも味わえるけど、なかなか、たどりつけない領域。
雑誌にのるようなお洒落なカフェで過ごす時間、と、ほぼイコールな時間。

今は当たり前にやっている、その趣味も、
今は当たり前に聴いている、そのお気に入りのアーティストも、
ふれあう初めての瞬間があったと思う。

とても刺激的な瞬間。

キ・カンパニー 第8回公演『同族』は、
心のどこかで刺激を求め続けるあなたに、
“新たな楽しみ” という名の感覚を呼び覚ますことになるだろう。
(まだ、見てないけど。)

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キ・カンパニーさん、第8回公演『同族』のメインビジュアルを制作させていただきました。
9月6日(金)〜8日(日)は池袋、15日(日)・16日(月・祝)は新宿にて繰り広げられるようです。

◎ キ・カンパニー Webサイト 第8回公演『同族』詳細ページ
http://kicompany.biz/next/

 

空。

電線にとまっているハトを下から見上げたら、
すごく小刻みにバランスとっていて、
なんだか応援したくなったよ。

 

くだらない、とは。

くだらない、とはなんでしょうか。

一般的に “面白い” と感じることに反すること?
それならば、その “面白い” とは??

流行にのっかった趣向。
ゴールデンタイムに流れるテレビの企画。

それよりも、空気感を共有できる人にしか伝わらないこと。
思わず プフッ と笑ってしまうような、くだらなさ。
限られた時と場は貴重であると考えます。

くだる、は、くだらない。
くだらない、は、くだらなくない。

日常をくだらなさで魅せる。

それはもう一つの使命であると気付きました。
笹塚のエクセルシオールにて。

僕は旅立つんだ。

 

充電中。

陽に当たりながらの読書は最高だ。
光合成しながら、もういっこの世界に入り込めるなんて、なんともお得感満載である。

たまに水分補給をしながら、ページをめくる度に汗がポロリと流れ落ちる。
となりのベンチでは休憩中(サボり?)の警備員。

なんとなく目をやるタイミングが一致する。
目が合う。

蚊にくわれた。

 

プレイバック全力疾走。

青春パンクロックを聴きながら作業をガンガンと進行していたら(アァー!と歌いながら…)、
プツッと意識が途絶えていた。

騒がしい蝉の鳴き声とお洒落なJ-WAVEのBGMで起きる。
そのまま聴いている。

ラジドのテーマはプレイバック全力疾走。
今日もまた、走り出せそうだ。

 

美味しい時間の。

夏の夜は色々と考える。

我武者羅な状態は、文字通り後先も考えずに進んでいるわけだが、ふとした小休憩。
おいてけぼりにした、「自身の後先」とちゃんと向き合う時間を持つ。
笹塚駅のエクセルシオールにて。

長居してごめんなさい。

一杯目は美味しい時間の購入。
二杯目は美味しい時間の御礼。

おかげで答えが出ました。

 

音と歌とデザインと…(2013.05.12)


 

「高める」

たった一つの笑顔の為なら
僕らは何度だって涙流すんだ
悔しい時に  気付いた仲間

たった一つの旅の途中
僕らはどこだって行けるはずなんだ
つながっているから  どんなに長い道だとしても

さぁいこう  限りある人生の
限りない喜びと  ここにいる人たちと

さぁいこう  苦しみや悲しみで
その心止めないで  高めて歩き出そう
また笑い合える日までは

 

音・歌  箱守啓介
イラスト  吉田梓
デザイン  永井弘人

音と歌とデザインと…(2013.05.11)


 

「目で追いかけるだけの  EVERYDAY」

大好きなあの子の  部活の終わりを
調べて下駄箱で  待っている

こそこそと隠れて  君の姿を
声もかけられず  見てるだけ

Oh  こっちを向いてよ  もっと笑ってよ
声にはできない  言葉がいっぱい

僕の知らない  君を見たい
誰も知らない  君をもっと見たい

目で追いかけるだけの  EVERYDAY

 

 

「目で追いかけるだけの  EVERYDAY  ver.バラード」

いつも見てる  横顔ばかり
わかってるよ君の  視線の先は

だけど今日も  感じていたい
君と同じ空気  吸えるだけでいい

いつか見てた  ヒーローのように
さらわれた君を  助け出したい

君の好きな  彼のように
強くは  ないけれど
君をいつか  守りたい

だから見てる  君を見てる
法に触れない限り  君を見てるよ

ラララ…

話したことも  ないくせに

 

音・歌  箱守啓介
写真  服部恵介
デザイン  永井弘人

 

音と歌とデザインと…(2012.09.03)


 

作品解説 のようなもの

表裏といえば、
おせんべ焼けたかな…
という遊びを思い出す。

正直なところルールは全くわからないのだが、
リズムに合わせ、左右の手の平を、
表、裏と交互にクルクルやっていた。

おせんべといえば、
歌舞伎揚を思い出す。

甘塩っぱく何とも言えないあの味は、
難しいことを考えず、頭の中を空っぽにして、
バリバリと音をたてながら食すのに適していた。

 

音と歌とデザインと…(2012.08.15)


 

作品解説 のようなもの

風呂に長時間浸かり、バッと立ち上がると、クラクラと立ちくらみが起こります。

外に出れば、ほんのちょっと切ない夜風が火照った私の身体を包み込みます。

自身との対話の時間。きりがないのは理解できていますが、それほど嫌いではない時間です。

 

音と歌とデザインと…(2012.07.27)


 

作品解説 のようなもの

ハゲ散らかった木を見てから、バンザイする。

アイツとアイツとアイツには勝った。

(生い茂ったアイツのことは、なるべく見ないようにしている)

 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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