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Food & Design Post。オッシャレー!

Food & Design Post、ってサイトを見つけた。

食とデザインにまつわる、クリエイティブな情報をお届けするライフスタイルマガジン。
クリエイターの毎日が、ほんの少しだけ豊かになりますように。

…オッシャレー!
デザイン視点で日常をグリグリ見ると、オサレ感が増すよね。
あーたまらん。こんな、素敵な日々。

を目指しながら、今日もボクは冷凍うどんを釜玉にして食べるんだ。
ササッと1分。冷凍うどんのくせにコシがきいてやがる。
ひょっとして、讃岐からきましたか?

 
 

青春ゾンビ。

青春時代。6年間男子校。
何をしてきたか。
何もしてこなかった。何もできなかった。
世間から見た、実のあること。

外部との接触を断たれている私は、二次元の世界に飛び込んだ。
目ん玉デカイ女の子に囲まれ、ウハウハ気分。
二次元につかっている間はいい。
ザバッと出た瞬間がヤバイ。

目の前に広がる、現実世界。虚無感。
もう一度、飛び込む。ウハウハ。ザバッ。

学校からの帰り道、女の子とチェリ2ケツで帰宅したり。
バレンタイン、お手紙と一緒に手作りスイーツ渡されたり。
学園祭でドッカンドッカン、色々ともり上がったり。
何一つない。

ゾンビになった。青春ゾンビだ。
最近しった言葉や。いい例えや。
ゾンビは死なん。ア゛ァーといいながら襲いかかる。
成仏できない念を込めて、襲いかかる。

この心構えを持っていると、ちょっとやそっとの困難なぞ屁でもない。
むしろ、困難でさえも楽しみに変換できてしまいます。
死んでも死なない。そしてニタニタ笑っている。
無双である。

青春時代、ろくに満足してこなかった人にこそ、成功してほしい。
これからが、今こそが、勝ち進む番。
期限切れの焼酎を久々に飲んだら、赤くなってきたよ。
きもちいいよ。これからだよ。

 
 

ソロソロ、20歳。

オーケストラモチーフ代表、日置駿。
若干20歳のヴァイオリニスト。
彼のリサイタルコンサートが行われた。

ソロ、だ。

個の強さを見ることができる、ソロ演奏。
ヴァイオリンから流れでる音を聴いていると、ぬぅ…心の底から美味いと感じるものを食べた時、に似ている。
目をつぶって堪能したい。

20歳。私は何をしていただろうか。
青春ゾンビの話しでもしようか。

つづくかな。

 
 

この年齢の時に、このような人になっていたい。

色んな職場環境があって、特にデザイン現場は、基本どれも厳しいものです。
私が考える「本当にできる人」ってのは、どんなつらい状況でも、
つらい感じを周囲にもらさず、淡々とこなせる人。
で、あまりにもおかしいと本心で考えるのであれば、
愚痴を言わずさっさと場を離れればいい。もちろん迷惑をかけない状態で。

気持ちやモチベーションが周囲の人にひっぱられるのはよくあることで、
できるならば、「この年齢の時に、このような人になっていたい」と
純粋に思える相手との時間により集中した方がいいでしょう。
そうゆう相手ってのは、どんな状況でも基本文句言わずに、楽しくやってきたと思います。

憧れの人、といったら現実味からはなれるかもしれないけど、
憧れる部分がある人、に近づくこと、近づける環境を自らつくること。
磨きをかける大切さ、みたいなもんはそーゆーとこにも含まれてんだー。

 
 

オーブン亭。ザ・チョイス。

普段あまりみかけないファミリーレストランには、妙な魅力がある。
ジャナサンやデニーズではなく、その名はオーブン亭、カプチーナ荻窪店。

なんの前情報もなく入り込み(といっても駅ビルの7階なので、思いっきりその場を目指しているのだが、)、席に着く。
メニューには、パスタ・ハンバーグ・グリルチキン・オムライス。
これぞファミリーレストラン。どれが強みだと主張するわけでもなく、チョイスする楽しさを感じさせてくれる。

悩む。これはいい悩みだ。どれも良さそうだと感じて悩む。
結果、出した答えは、「カキフライ定食」。まさかの和食である。
ページをめくる中、申し訳なさそうに佇むカキフライ。目を奪われた。

注文して、運ばれてくる前にトイレに行こうと席を立つ。
駅ビルの中なので、一度店の外に出るシステム。
向かう途中、衝撃的に和幸が現れた。

とんかつ専門店だから、カキフライはドストライクではないが、
揚げ物だったら絶対こっちだろう…とショーウンドウの前で立ちすくむ。
後悔、の二文字が頭の中に浮かびあがる。

放尿をすませ、席に戻る。
スタンダードなカキフライ定食をもそもそっと食べ、荻窪を後にする。
専門性の魅力に入り込めなかった自分。グツグツと記憶に焼き目をつけておく。

 
 

女子力、高まる。

アインソフの新宿店に行く。
白塗りの木・壁に囲まれた内装は、どストレートな女子受け空間。
店内を見回す。ちんこがついている性別は自分のみだった。

その中で天上のパンケーキとやらを待つ。
焼くのに20分かかる。1,400円。
ずいぶん強気なパンケーキだ。

待っている間にドリンクオーダー。
ウッディーピースのハーブティー。
かわいいティーパック。

先にきたハーブティーを飲む。
森の中にいるみたい!

20分かかったパンケーキを食べる。
心がふんわりつつまれる!

アインソフは本来の自分に戻っていく場所、がコンセプト。
メニューを食し、女子力が高まっていく。
元々、私は女性だったのではないだろうか。

そんなことを、これまたかわいいトイレの中、
立ちションしながら考えていた。

 
 

多目的という名の目的。

結婚式場から多目的カードをオーダーされた。
料理メニューを書いたり、式当日にメッセージを書いたり。
場内で繰り広げられる、様々なシーンを生かす多目的カード。

多目的、の一つ一つを整理してみる。
これが、やはり、ということなのかどうなのか、
シーンによって最適なデザインってのは変わってくる。

面としての見せ方もそうだが、紙質・サイズ・記載情報…。
汎用性を高めることは、独自性をそぎ落とすこと。
う〜んと悩みながら、複数提案。

これは、着替えのところに添えておいたら喜ばれそうですね!
これは、引出物バッグにされげなく入れたら驚きそうですね!

シーンを知り尽くす支配人の方ゆえの逆提案。
盛り上がってまいりました。
ビジュアルをはさんで、もりもり盛り上がる。

多目的という名の目的。
五目ごはん、食べたくなってきた。

 
 

ホットパンツを眺める景色。

気温はもう夏だろって季節。
ホットパンツをよく見かけるようになった。

地下鉄を降り、地上への階段。
のぼり途中の10段くらい先に、ホットパンツ。
ギリギリに攻め込む、ホットパンツ。

下から、Rを描くやわらかライン。
右へ左へと揺れるさまに、私の心もフリフリと揺さぶられる。

あのラインよりも、やわらかな孤を描けた時。
きっと、遠い青空に翔び立つことができるだろう。

 
 

結局のところ、ミラーマン。

仕事。
状況。
環境。
同僚。
後輩。
上司。
お客さん。

すべて、自分を映しだす鏡。
周囲にたずさわる人たちは、自分自身。
最高も、最低も、自分のレベル次第ってことだ。

結局のところ、ミラーマン。
特撮ものはよくわからないが、鏡にうつる自分はわかる。
明日はどんな顔、してっかな。

 
 

センスA・センスB。

センスとは筋力である。
生まれ持った能力を生かすためには、筋トレがかかせない。
そして、そのセンスは大きく2つに別れる。

センスA・センスB。

センスA:
“一般” を対象としたセンスの良さ。
一般の方に心から喜んでもらえる状況を絶やさない。

センスB:
“プロ” 中のプロを対象としたセンスの良さ。
土俵がプロしかいないので、その中で頭角を表すことに磨きをかけ続ける。

数いるデザイナーの中、心の持ちよう含め、
このセンスA・センスBってのに別れるんじゃあないか、って勝手に思ってます。
どちらがいいってわけではなく。

いずれにせよ。自身がどっち側か、明確に意識して、日々の姿勢に取り入れること。
なあなあでつくったデザインが弱いように、なあなあで過ごした日々は弱いんじゃないか。
でも、でも、頭でっかちにならないように、いったりきたりするんだ。

あなたはどっちですか?
いやまて、なあなあといったら、SURFACEだろ。
SURFACEといったら、まもって守護月天!それじゃあバイバイ

 
 

攻めましょう。

お客さんである、スタイリストの方。

普段はファッションにかなり無頓着なのだが、
スタイリングを行う場のブランディングに携わる機会。
勉強も兼ねて服をオーダーした。それが約1ヶ月前。

ラウンジを訪れ、オーダーで仕上がった、シャツ・パンツ・ジャケットを試着する。
おぉ、たしかに、既成品の服とはことなる品を感じる。
試しにと、高級カバンを持たしてくれた。鏡の前に立つ。
これは…高いデザイン費を取れそうな格好だ。素晴らしい。

すると、スタイリストの方がパンツ下部をひっぱる。
う〜ん、ここはもうちょっとしめた方がいいかもな…
よし、永井さん、攻めましょう。

攻める?どこへ? その発言の意図をたずねると、
「機能性が若干おちるかもしれないが、より好みに近づけてみましょう。」
(ちょっとつっぱりやすくなるかもしれないけど、よりタイトに仕上げましょう)
という意味なんですって。

なるほど。攻める。文字においても、
「視認性がおちるかもしれないけど、その分、独自性を高めよう。」
という行為はある。んな感じか。

攻め過ぎず、攻める。大事ですね。
2人で熱いカテキン茶を飲みながら、そう締めくくった。

 
 

次元の深さをもう一度。

竹尾ペーパーショウに行ってまいりまして、
紙の可能性を、たくさん、たくさん見てきました。

著名デザイナーさんが手がける作品の数々。引きこまれます。
もちろん、それらも素敵でしたが、なによりも私がハッとしたこと。
それが、紙における具体的な表現手法を紹介したコーナー。

飾る
型どる
封印する
したためる
ほとばしる

感覚を紙におとしこむ。
数多く紹介されており、同じ場で俯瞰して一覧すると、
次元が深いなぁ〜、と実感するわけです。

グラフィックを日々制作し続け、気づくと、
グイグイ、二次元寄りの考えに持ってかれそうになるのですが、
こういった再現可能な感覚。そして、次元の深さ。

大切にしたいですね。
ごちそうさまでした。

 
 

マークを生かす、カッケー、加工。

いってみたかった。
盛り上げたかった。
輝きたかった。

なんのこっちゃ。
後日、伝えさせてください。

形にして、みせます。

 
 

豆乳クッキー。なんか、いいね。

EPA+(エパプラス)豆乳クッキーのCMをご存知でしょうか。

モデルの森絵梨佳さんがふわふわっとクッキーほおばる。
明日のワタシは、今日よりキレイ。
天気のいい日。おしゃれな雰囲気。

まさに、「なんか、いいね。」です。

昨日、Facebookの話しをちょいとしましたが、
ここで出てくる「いいね!」は、ストレートすぎて強い。
誤解をおそれず言えば、ちょっと厚かましい。

ボクはね、SNSでポチポチ義務的に押したり、
いちいち声に出して伝える必要のない、
「なんか、いいね。」という感情を大切にしたいのです。

この豆乳クッキーCM、ふらっと流れてきて、
たまたま見ていたボクの心を「なんか、いいね。」と感じさせた。

デザインも、「いいでしょ!見てよ!」と露骨にアピールするのではなく、
たまたま通りかかって、たまたま目にふれた人に、「なんか、いいね。」と思ってもらう。
それで十分なんです。

圧力で1位をとることなんかより、圧倒的賛同を得ることなんかより、
数少なくても、純粋に、心の中で、「なんか、いいね。」と思ってもらう。
結果、とってもいい効果があらわれる。

そう信じて、デザインと向き合っていくのです。
これからも。

 
 

しごと展とライターさんの話し。

しごと展にいってきた。
しごと展、ってのは、講師をつとめる専門学校の外部企業さんに向けたポートフォリオ展みたいなもんだ。
以前インタビューを受けた、フリーのライターさんと一緒にまわる。

熱心にアドバイスをきく学生に対し、こっちも熱心になる。
逆に、技術が高くても、謙虚さがない学生に対しては…。
私はストレスをためたくないのであ〜る。
きく姿勢、もデザインの一つよ!

見終わった後、ライターさんと神保町ドトールへ。
職業柄、いろんなデザイナーさんにインタビューするらしい。
後にFacebookでつながることも多いと。

某デザイナーさんとつながったが、タイムラインにあげられる記事が1日20以上を越え、
その内容、どれをとっても、自分の思想と180度異なる。
自ら申請をしたので、困ったもんなのです。とライターさんは笑っていた。

私はこういう話しを聞く度に思うのである。
Facebookにガンガン記事をあげる人の真逆、まったく記事をあげない人の話しこそ聞いてみたい。
知り合いに思想を垂れ流す人よりも、影でコソコソしている奴の方が面白いに決まっている。

なぜなら。それが私なのです。
ともだちください!ギャフン!

 
 

突破しますか。

そこに壁があるとする。
大きな壁じゃない。
越えようとすれば、越えられる。
ただ、ちょっと、おっくうだったりもする。

ん〜寝るか。どうするか。
休んでも壁はそのままだ。
低くなることもないし、うすくなることもない。
ボリュームそのまま。

んで、その壁を越えないと、次の壁は現れない。
いっことばしではいけない。スキップできない。

壁の手前でずぅーっといてもいいんだけど、飽きはくるわな。
戻る…こと、すでに見た景色をまた見ても、んなに感動しないだろう。

そしたらさ。
初見のエロ本が感動的なようにさ。
学ランでもエロ本売ってくれる、となり街の本屋さんまで自転車こいでったようにさ。
めんどくさいことをしよう。めんどくさいことを楽しもう。

突破する楽しみは、まだまだ、つづく。

 
 

ジャングル・ファイヤー。

やるべきことが重なり、
ケツに火がつく。

高校時代、スキー部合宿。
最後の夜、余興として、何かネタをやらなければならない。
ある後輩は、真面目な性格から、面白いネタを考えることが不得意だった。
余興の時間が近づく。ネタは決まらない。
すると、ある先輩がいう。

ジャングル・ファイヤー、やってみたら?

ジャングル・ファイヤー? なんのことだ?
よくよく聞くと、ちん毛に火をつける、という行為のようだ。
もちろん却下。結果、その後輩は、奇声をあげながら手をたたく、
というよくわからないネタをやっていた。こわかった。

人は追い込まれたら、普段からは想像つかないパワーが発揮される。
その状態を、ジャングル・ファイヤー、と名付けるか。

あ゛ぁー!! サイコウ!! サイコウ!!

 
 

特殊加工、入稿時の注意エリア。

特殊加工がかかる時、注意が必要。
ここぞとばかり、オフ印刷部分。

加工指定の記載に気を思いっきりとられ、
印刷エリアの注意がもってかれる。

気をつけましょう。自分自身。
わすれないよーに、メモっとこう。

 
 

ラーメン。嗜好品に対抗。

昼飯か夜飯にラーメンを食べる人がいる。
そう、“主食” としてだ。

私は実のところ、そこまでラーメンが得意な方ではない。
誤解をしないでほしいのは、決して、嫌い、ではない。
むしろ、タイミングがくれば、好きになる。
すべてはタイミングなのだ。

そのよくわからない理由として、
ラーメンを “主食” ではなく “お菓子” としてみてしまうとこにあるのだろう。
味が濃く、栄養価を無視した、欲の塊。嗜好品。無論、いい意味でだ。

つまり。ラーメンは間食であるから、
「ご飯の中で何が好き??」というクエスションのアンサー土俵には入ってこない。
で、「お菓子の中で何が好き??」と聞かれれば、「チョコパイ!」と即答するので、
ラーメンは立ち位置として、非常に曖昧なのである。

京王新線、幡ヶ谷駅を上がったところに武蔵家がある。
横浜家系のラーメン。しょうゆとんこつ。
月に一度は食べる。時おり、ポテトチップスを無性に食べたくなる。あの感覚だ。

そして、先ほど食べてきました。
30を過ぎると、濃厚な脂に対して胃袋がきつい。
食べた後にやっちまった…と毎回、後悔する。
後悔を消すかのように、セブンイレブンでカゴメのトマトジュースを買う。
これでプラスマイナス。になるわけないんだろな〜とジュースをシェイク。

後悔する自分と、無駄な抵抗をする自分。
決して、嫌い、ではない。

 
 

義務を旨味に変換する。

やらなきゃいけないことだ。

その感情はすぐに周囲、相手にバレる。
義務感は、つまらない、という意識を生み出し続ける。
充実させるため、義務を旨味に変換する。

ワクワクすることだ。

そりゃあ、期待感を形にするのは大変だろう。
しかし、前のめりな姿勢は、場を盛り上げるだろう。
参加してよかった、きっと、そう感じさせることができるだろう。

2014年7月26日、土曜日。
共にうみ出し、可能性を拡げる日。
まずは、自らの企みを形にします。

 
 

流派。二流。

ナガオカケンメイさんの「二流でいこう 〜一流の盲点、三流の弱点〜」を読みました。

超絶一流と数多くの三流の架け橋となる二流、的な話しをされている本で、
Amazonレビューなんかを見ると、それこそ賛否両論でしたが、
自分としては共感、そして納得いった感じです。

グラフィックデザイナーにも色々な人がいて、例えば、
Macいじって生活できればOK!が、三流デザイナー。
国内外の賞を総なめ、文字通りトップに君臨するのが、一流デザイナー。
んじゃあ、二流デザイナーとは??

組織や誰かにゆだねない環境で、ちゃんとした仕事をして、
そこそこの評価を得ながら、そこそこの結果を出し続けることを目指す。
そして、唯一無二の特徴・クセがある。
…そういった意味では、私が目指す方向は近いかもしれません。
誰も目指していないだろう、「グラフィックデザイン業界一、いい塩梅のいい加減な人」。
別の言い方をすれば、「サブカル的な立ち位置」。まさに、二流です。

各々のライフスタイルにあった生き方、生き様。
結果を出し続け、誰も目指していない方向を目指そう。
デザインの間口を広げよう。

まったく関係ないですが、Bの流派を思い出しました。
よくみろよ チェックしろよ YO!Bの流派!とかなんとか。

 
 

疲れでちんこが腫れた話しをしようか。

そろそろ本題に入ろう。
ボクにとってデザイン会社、2社目。
そこで、疲れのあまり、ちんこが腫れた話しをしようか。
まぁ、待て。あせるな。へんな病気じゃない。
伝染らないから、もう少し近くで聞きなさい。

くる日もくる日も徹夜続き。
社内で朝方寝てしまい、出社した人に叩き起こされ、そのまま仕事を続ける、なんてことがざらにあった。
疲れでミスが重なり、ミスを補うため、また徹夜。
ようやく負のスパイラルから開放された、一瞬。終電で帰る。
ろくに晩飯も食べず、泥のように眠りについた。

朝だ。起きる。シャワーを浴びようと服を脱ぐ。風呂場。
ジャーと冷水が温水に変わり始めた時、違和感に気づく。

ちんこが腫れている。

正確にいうと、カリ首の下、皮の部分が、プクーッと蛙の喉が大きく膨らんでいるイメージ。
大きさにしてピンポン球くらいだろうか。質感は水風船。

驚いた。生まれてから今までに、自分のちんこが見たことのない状態になっている。
いちおう、つんつんしてみる。痛くない。まったく痛くない。そこが逆に不安だった。
痛みはなく、破裂しそうな感じでもなかったので、とりあえず出社する。
唯一相談できそうな、歳が10上ぐらいの先輩デザイナーを屋上に呼び出した。

「Oさん、いそがしい朝にすいません」
「どうしたの?」
「実は…ちんこがめちゃくちゃ腫れていまして…(状態を説明)」
「誰かから病気もらったの?」
「いえ!そのような行為はここ最近(最近でもなく)、してません!」
「そうなんだ…」
「Oさん、なったことありますか?」
「ボクはないなぁ…ちょっと原因を調べてみたら?」
「…わかりました。ありがとうございます」

朝から相談相手に心底ひかれ、自分のデスクへもどる。
いよいよ心配になってきた。言われたとおり、原因を調べてみよう。

Google
「ちんこ 腫れた 皮 原因」

女性社員が真横にいる状況で、この検索ワードを打ち込む。
のぞき込まれたら変態だ。いや、大変だ。しょーもない。

そしたらですよ、Google先生はすごいです。
まったく同じようなお悩みをかかえた日記が出てきまして、原因判明。
ちなみに日記のタイトルは、「ミミズに小便かけたわけじゃないのに・・・・」。これもまた逸脱。

原因としては、
雑菌・疲れ・寝不足・ビタミン(特にE)不足・血行不良(足を組んでいてもなる)・ゴムかぶれ・・・・など
で、改善策としては、
ビタミンEってなにで摂るんだ?なになに、種子類(アーモンド・ナッツ)、非加熱油、アボカド、にら、大根の葉、マヨネーズに含まれてるのか・・・・・・
っちゅーことで、ビタミンEをとるのが、直近でできる方法らしい。

変な歩き方でローソンに向かい、ピーナッツクリームパンとおつまみナッツを購入。ナッツは多めに。
ポリポリと食べ続け、その日は早く寝て、またポリポリと食べていたら、ちんこは元に戻りました。
早速、先輩デザイナーに報告。

「…そ、よかったね」(コチラを見ず、Macカチカチしながら)

うわー、まだひいてるわー。
治ったら治ったで、笑い話しにしたくなり、後日、他の同期デザイナーに、こんなことあったんよ〜と打ち明けた。

「どぅわっはっは!永井ちゃんウケル!
ってか、そのちんこ腫れ、オレもなったことあるよ!
過去に2回ほど

あ、この会社は、ひょっとしてちんこ腫れ場なのか。
いや、場にいるデザイナーがちんこ腫れ人なのか。ふと感じた、20代半ば。
その後、幸いなことに、ボクのちんこは腫れていない。

 
 

粋な意地。エドスタイル。

三越7階、催事会場での打ち合わせ。
エドスタイル展のまっ最中。

100年以上続く伝統の集結。
客・職人の減少、今後の継承。
どこも似たような悩みを抱えているのだという。

けっしてはっきりと口には出さないが、
少しでも改善を望むことで、デザインを必要としてくれたのかもしれない。

粋な意地を生かし続ける。
爽やかコークを飲みながら、そう強く想った。

 
 

その人を信じて、その人に託す。

私の言葉ではありません。
三井住友信託銀行のキャッチフレーズ。

用があり、この銀行を初めて訪れる。新宿駅。
名刺に始まり、パンフレット、記入用紙、ティッシュ、クリアファイル。
全てに、「その人を信じて、その人に託す。」が刷り込まれている。

何度もキャッチが、同じテンションで目に入ることで、頭の中にも刷り込まれた。
前向きなマインドコントロール。今度から、シンジル&タクセルにも注目しよう。

 
 

おしりをむちでたたいてくれた!

おしりの見えない、スケジュール。
むちでたたいてくれる、優しいS。

友人とフェチの話し。

後輩の女の子と普通に話していて(相手は敬語)、軽いボケをかました直後に、ちげーよ!いきなりタメ口使われた時。

が私のフェチ。

そうです。Mなんです。

 
 

マジカル亀甲。

亀甲。吉祥。
縁起を担ぐ紋。文様。

長寿。展望。
見通す先。発展。

予兆。公言。
いいこと起こりそう。

発することで始まる。
始める。

 
 

仮眠グスーン。

眠い時は眠い。
仮眠をとって、頭をリフレッシュ!

きづいたら、朝だった。

なんてことないように。
数時間後の私、よろしくお願いしますわよ。

 
 

生きると向き合う。

笛井事務所「岸田國士 Love Collection」を観てきた。

三編からなる愛の物語。
その中、「命を弄ぶ男ふたり」。

嬉しいことや、つらいこと。
おしっこちびるぐらいに笑ったことや、ちんちん腫れるぐらい疲れたこと。
日常を生きていると、本当にいろんな出来事がふりかかってくる。

当たり前だが、それらは “生きる” 上に成り立っている。
当たり前ゆえに、“生きる” 状態にはちゃんと向き合わない。

“生きる” からこそ、あれもこれもそれも感じることができる。

日常から切り離された空間で演劇を観ること。
日々通り過ぎる、当たり前と向き合える、いい機会。
その喜びも、“生きる” 意味なき意味なんだろう。

 
 

無限の情報。

無限の情報。
これは安部公房の言葉だ。

作品にテーマは設けない。
捉え方によって、情報は無限に広がる。
説明的な内容は、作品とは呼べない。

なるほど。
野生爆弾天竺鼠のコントもそうか。
見る側に考えさせる。

唯原ひなせはどうだろうか。
彼女から、様々なコスプレによる表現と、絶妙な表情が放たれる。
こちらの妄想力をグググググと盛り上げてくれる。
グググググググググググググググ。
そろそろ、現実に戻る時間だ。

感謝したい。感謝だ。
無限の情報に、感謝。

 
 

交渉のタイミング。

こちらからお願いすること。
交渉のタイミング。の直前はドキドキする。
打診して、どう思われるか不安だからだ。

そんな時は紙に書く。
交渉は何が目的で、何がゴールか。
明確にした上、今現在、不安なのはなぜか。

以外や、以外。
そうでもない。
そりゃそうだ。

交渉しよう、と思ったのは、
イケル、と感じた要因があるから。
あとは勢い。

交渉する相手は、人です。

 
 

ほうれん草の可能性を拡げる。

引っ越しの手続きを行うため、千歳烏山に行ってきた。
区役所出張所。そんなに込まず、スムーズに手続き。
帰り際、インドカレー屋に寄る。

メニューを見る。いつも迷う。
バターチキンかほうれん草か。
ほうれん草にした。

誰だか知らないが、ほうれん草をインドカレーに反映した人は素晴らしい。
ベッタリとした、グリーン色からは想像つかないマイルドさ。
食べてみると、独特の濃厚風味が口内を揺るがす。

こういった感じで可能性を拡げてくれるもんだから、
インド人のテキトーさもゆるせてしまう。
ごちそうさまでした。

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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