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いよいよ、汗ばむ。

浜松町から新橋、日本橋へ。
駅が変われば、人も変わる。
雰囲気。活気。

移動、移動。
帰りの東西線に乗った瞬間、鼻をくすぐるニオイ。

右に白ポロシャツの小太り男。
左に女子大学生2人組。
真ん中、自分。

ニオイの原因はオレじゃない。
オレじゃないはずだ。
君たち、そんな目で見ないでくれ。
ツライのはオレも一緒なんだ。

最寄駅。
なんだかんだで、落ち着きやがる。
汗ばむ身体も笑ってる。

 
 

熱は伝導する。

中高スキー部の先輩、Tさん。
アーティストのPVを撮影されるディレクター。

日々仕事をしている中で感じること。
それが、熱の伝導だ。

中心に立つ者。
この人物の熱(= 勢い・やる気・モチベーション)こそ、
皆を動かす原動力になる。

単純明快ではあるが、条件による企画倒れ、日々の忙しさ・疲れで熱は奪われがち。
そんな時こそ、アッチアチな熱を。

メラよりもメラゾーマ
ファイアよりもファイガ

アツー!

 
 

ゆるさとしっかり具合のハーモニー。

ショッパー。ロゴタイプの上下にあてるイラスト。
ロゴタイプはしっかりと安定させている。
コントラストをつけるため、イラストにはゆるさをかます。

ゆるすぎず、かたすぎず。

元のイラストの良さを生かしつつ、
ベストな塩梅に調整を。いい距離感。

 
 

ソフトなアイス。

立川。昭和記念公園手前にセブンイレブン。
アイスコーナー。お父さんと小さな娘さん。

わたし、ガリガリくんにしようかな。
オレはシューアイスにすっかな。
なんでおかーさんはハーゲンダッツなの?
…まー。ん〜…。

早くもハーゲンダッツが異次元にあるアイスだと知ってしまったのだろうか。
お母さんがどこにいるのか気になった。

公園から帰り際、出口付近でアイスを買う。260円。
ソフトクリームを食べたかったからだ。
なめると、なんかちがう。フワフワ感がすくない。
メニュー表をよく見ると、「ソフトクリーム」ではなく「ソフトアイス」。
まじか。これは「ソフトアイス」。「ソフトクリーム」ではない。

なんでよく確認しなかったんだと後悔しつつ、ペロペロと歩く。
すぐ近くのIKEAに着く。飲食コーナーを見ると、「ソフトクリーム 50円」の表記。
まじか。「ソフトアイス 260円」に対し、「ソフトクリーム 50円」。5本買えるぞ。

家についたら、チョコソフトが出たよ。

 
 

ポートフォリオに肘を置かれたので注意した。

専門学校内。授業終了後。
参考資料として持ってきた、自分のポートフォリオ。
それを勝手にペラペラとめくる男子学生。
しかも、目の前にいる女子学生と雑談をしながら。

はじめはチラチラと気になって、遠巻きに見ていた。
途中、ポートフォリオの上に肘をついた。
勝手に写真を撮ろうとした時、我慢の限界がきた。

近づく。肩をかる〜くたたく。
ハッ、と男子学生が振り返る。

君さ、さっきから見てたんだけどさ。
雑談しながら、人の作品に肘ついて、勝手に写真撮ってさ。
なんか一言ないの?
魂こめて、つくっている作品なんだよね。マジで。

無表情で伝える。
すぐに謝罪の言葉をもらう。

伝えること伝えたし、も〜いいや〜と思い、自分の席に戻る。
5分後。さっきの男子学生が。

さっきは本当にすいませんでした!
意識が足らなかったです!
あと、その着ているシャツ、かっこいいです。
フレッドペリー…。

なぜこのタイミングで、その発言が出たかわからなかったが、

それは、ありがとう。

と自分もよくわからない返し。一件落着。
デザイナーを目指す学校の場は、作品に対する姿勢もちゃんと伝えるべきだと思うのです。

 
 

謙虚に。

仕事としてお金が発生する以上、心証良いまま、責任を持って最後まで進行する。
絶対ミスをしない人はいませんが、謙虚な気持ちを持ち続けることは誰でもできます。
傲慢な気持ちゆえに出る発言・行動は、接する人から心底怒りを買います。
謙虚に。謙虚に。コツコツと。覚えておきましょう。

 
 

手書き。打ち込み。

手書きは情緒的。
打ち込みは情報的。

真摯なメッセージを伝える時は、一度、自分の手・筆・紙を通してみる。
字はきたない。しかし、まぎれもなく自分の字。
感情が練り込まれているのだ。

特定の相手に、目的達成を意図したメール文であれば、パチパチとそのまま打ち込む。
不特定多数の人たちに、頭ん中のビジョンを伝える文章であれば、紙に書き起こす。

っていうのが自分に合っている気がする。
ちなみにこれは打ち込みです。

 
 

先の景色。東京モノレール。

東京モノレール
HKTとのコラボ。
席に座って、遠くの景色を眺める。

つもりが、眺める先の手前、
向かいの席のおばちゃん。
私のことを見ているんじゃないかと、
チラチラをコチラを見る。

ちがうちがう。
そこじゃない。
もっと先だ。もっと先。

先を見据えて、生きて行こう。

 
 

ブースで立ち止まり、見本誌を手に取るまで。

文学フリマ、初参加。一般。

コミケやコミティアなどといった場は、
作品ビジュアルがガツンと目に入ってくる。
文学フリマでは、文章で勝負する。

では、どこで、これは!感情を引き出すか。
ブースで立ち止まり、見本誌を手に取るまでの流れ、
実際にいいな!と思えた点をメモってきました。

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01. 内容
■ テーマ・コンセプトが明快
■ テーマ・コンセプトを一瞬で認識できる
■ わかりやすい、キャッチフレーズ
■ キャッチーなキーワード(例:仕事/人脈)

02. 姿勢
■ 売る時の姿勢、清潔感
■ 丁寧な接客
■ 攻めて見本誌を手渡す

03. 見せ方
■ 見本誌の中身を見せる(中面を折って、開いておく)
■ 中身の拡大コピーを見本誌として見せる
■ 立体物は目にとまる
■ 布と本の色のコントラスト
■ 机の上や背面でPOPで高さを出す

04. 装丁
■ クオリティではなく、想いがこもってるっぽいか
■ グラフィックより、文字タイトルをわかりやすく
■ 興味をそそるタイポグラフィ
■ 蛍光色ベタ全メン

────────────────────────────────────
…で、いよいよ見本誌をペラとめくるのだが、
ここで買う・買わないの判断をしなければならない。
といってもはじめて知る作家さんだし、
目の前で全ページ読むわけにはいかない。

────────────────────────────────────
05. 中身
■ 心地よい行間・字間が取られているか
■ はじめの1ページぐらいを読んで、続きを読みたくなったか

────────────────────────────────────
…んなことが重要に感じてくるのです。
当たり前じゃんか!と思うかもしれませんが、
「続きを読みたくなったか」は、個々の合性があるとして、
「心地よい行間・字間」は、結構残念に感じたシーンが多かったです。

やはり行間・字間がキツキツだったりすると、
ずっとワンサイズ小さい服を着せられたまま本を読む。
どうしても気になってしまう。そんなイメージじゃい。

っつー、勝手な客観的視点も含めて、色々と勉強になりました。
次回の文学フリマ、本日のアトオシとして初出展するつもりです。
 
 

ポスト投函。

書いた手紙を御茶ノ水駅から少し歩いた路地裏ポストに投函。

しばらく歩いた時、ふと思う。

あのポスト。だいぶダーティだったけど、ちゃんと届くか。

 
 

喜び。慶び。

手紙を書く。手書き。

真っ白い紙に手書き。試し書き。
慣れないことで、バランスわるい。
練習していく内に良くなっていく。

バランス感覚は反復練習でグングンと改善される。
的なことを武井壮がいっていた。なるほど。

書き出しのとこで、「およろこびもうしあげます」ってなる挨拶文。
この、よろこび。“喜び” と “慶び” がございます。

どっちを使えばいいんだ〜と調べたところ、
喜び:うれしい時:汎用的
慶び:めでたい時:新年明けた時とか
ざっくりなのだが、使い分けとしてはこんな感じか。

今回は、うれしい時なので、“喜び” でいかせていただきます。
…いかせていただきます? かしこまって〜フィニッシュ!

 
 

己をふりかえってみる。2014年春。その1。

作品、色々更新しました。
5月に入ったこともあり、数回に分けてプロジェクトをふりかえってみる。
表向きではなく、多少えぐった感じでいきます。

六本木焼肉 Kintan

記憶に残るのは、案が通ったデザインを、
いかに紙媒体(名刺・フライヤー)へ反映するか。
これが大変だった。

入稿データをつくって、メールで仕様をしっかりと伝え、
電話1本入れた日には、もうあっという間に夕方。
1人で進行する時間の限界値を感じていた。

濃いブラウン地色にオレンジピンクの蛍光特色を見せること。
当然といえば、当然なのだが、未晒・クラフト紙の上に蛍光をひけばくすんでしまう。
白インクをひいて蛍光特色か。
印刷所の方と何度も擦り合わせ、校正を繰り返す。

最終的に、白地の紙に、ブラウンと蛍光色を印刷することで解決。
うまくパキッと両色が見えた時は、もうブルックリンに行った気分になった。
月並みですが、できあがると苦労したかいがあったと思うのです。

クライアント・印刷所の方・自分がぐるぐると回って完成しました。
もっとうまく進行できた点もあったろうに、そこは次回にいかします。

 
 

ベンチで昼寝こいた。

早起きして、昼にラーメン食べたら、特別な睡魔。
家裏の公園ベンチ。ほとんど誰もいない。少し目をつむる。

………ハッ

多くの小学生たちが遊んでいた。
女子は上下黒いジャージを着ている私を見てあやしんでいる。
暦通りにいくと、今日は平日。

時計を見ると1時間たっていた。
陽がつよかったせいか、顔がいたい。
ベンチで昼寝こいた。たまにはいいじゃあないか。たまには。

 
 

デザイナーの仕事。

意図のない行動があれば、それはデザイナーとして大きな問題です。
相手の隠れた要望を汲み取り、行動に反映するのも大切なデザイン。

そういった、相手に喜ばれる、
ストライクゾーンの一つ上の球を投げ続けることが、デザイナーの仕事です。
言われていないから、やらない、では、一生オペレーターのままですよ。

────────────────────────────────────
ビジュアライズ = デザインではありません。
ビジュアライズはデザインの一部分に過ぎません。

最高の環境で、最高のコンディションで、最高の提案を行い、
お互いが笑顔のまま、提案が形になるように進行し、
皆が笑顔になれる、新たなシーンを築くこと。

関わる全ての事象が、デザインの意味に近い。
時にはザバッザバッと、時にはスイスイと泳ぎ続ける。

 
 

Do you Wanna Pop?

もうすこし、ポップな方向に近づけてほしい。
ポップ、ポップ、ポップ。
ポップとはなんぞや。

Do you Wanna Pop? を思い出す。
DOMINO88 だ。

明るい色を入れる。
欧文を入れる。
空洞をつくる。
間をつくる。

ポップになったか。
適度な軽さ。

ポップ、ポップ、ポップ。
と口ずさんでいると、次のビジュアル一手が見えてくる。

 
 

シャープなガム。

タバコを吸わない私は、
ブラックブラックガムを必ず毎日2枚以上は噛む。
アクセントとして、クロレッツをはさむ。

ブラック色のパッケージである、
クロレッツシャープミントになるものを購入。
噛む。

たしかにシャープだ。
意味を調べると「鋭敏なさま」。
これを噛んでいる時ぐらいは、シャープマンになろう。
ロックマンのキャラに加えてほしいな。

 
 

反骨心を力に。負のパワー。

めぐまれていない家庭環境。
となりの芝生が青くみえる病。
楽しんでいる周りにはぶられてきた。
とけこみたくないから、自らはぶられるようにしたり。

反骨心を力に変えられると強い。
ただの圧の強さではなく、ユーモアだったり、ポップな方向にふる。
周囲から見て、楽しそうでなんかいいな、と思わせたら “勝ち” だ。
端から見たら、独り相撲。最高の独り相撲。

今まで嫉妬してきた相手に嫉妬させるのだ。
毎日が楽しい。活き活きしている。
裏をのぞきこむと、負のパワーのおかげで成り立っていたり。
感謝!感謝!

 
 

感情の起伏。プレゼンシート。

プレゼンシートをつくる。
提案内容はできた。あとはどう見せるか。
これは映画でいう、撮影が終わった後の編集に似た作業だろうか。

時間優先、完結に見せた方がいい場合もある。
ドラマティックに、起承転結を見せた方がいい場合もある。

プレゼンシートで、感情に起伏をデザインするのだ。
ここできっと喜ぶだろな、なんてことを考えていると、
ニヤニヤ顔がたまにモニタに映ったりして。

曲はできた。あとは。
ライヴだ。

 
 

間とは何か。

ビートたけし「間抜けの構造」を読む。
間とは何か。

粋のいい、生きているテンポ。
はやければいいってもんじゃない。
一定であればいいってもんじゃない。

抜ける部分と高める部分。
その緩急こそが生き甲斐を与える。

だれければ、だれけたぶんだけ、爆発させよう。
爆発させた後は、これでもかというくらいとろけよう。

いったり、きたり。
それでこそ、循環が生まれるのです。

 
 

淡々と作業を行う。

アウトプット作業の一つ。
制作した作品、物撮り後の画像補正。
こんれがまた、時間がかかる。
数も多いので、淡々とやっていくわけです。

淡々と…たんたん…タンタン……ISETAN-TAN-TAN

このPV、いいっすわ。
矢野顕子さんの歌といい、うますぎないリアルスタッフさんの踊りといい。
ザ・なんかいいな。が、ここにある。
あなたも一緒に歌おう、ISETAN-TAN-TAN。

ヤベ、作業とまってた。

 
 

手書きの葉書だ。

先日行われた、タイポグラフィ協会の懇親会にて出会った方から葉書が届く。
手書きの葉書だ。

自分は今年の2月で会員になったばかり。
出会う多くの方々は、経験的にも、年齢的にも先輩。
Webサイトを更新してから、今週末メールにてご挨拶…
…なんてことを考えていた自分が恥ずかしい。

速攻でフワフワとした雰囲気のハガキを購入。
ちゃんと送ります。手書きで。

元教え子、永山くんの話。環境改善スタッフ(たしかそんな感じ)募集試験。
チェックされるのが、文字の丁寧さ。
綺麗、きたない、ではなく、“丁寧” か。そこを見られる。
極端な話、綺麗な文字でも、丁寧な文字じゃなければ不採用。
あれか。容姿は綺麗でも、性格わるい人みたいなもんか。

ところで、私の文字はきたない。
某アンケートに記入したところ、ダントツで解読不能です、と笑いながら怒られた過去がある。
発言した、回収者の目は笑っていなかった。
きたないかもしれないが、心はこもっている。本当だ。

あれだ。例えるなら、食えるウンコだ。
口臭はひどいけど、愛嬌たっぷりのウチの犬か。
よーしよしよし、クッセ! よーしよしよし!

 
 

就職活動は、あくまでも、通過点。

◎ 超具体的に、どのようなデザイナーになりたいか。
◎ そのデザイナーになるための通過点として、どのような会社に就職したいか。

今後、就職活動を行う可能性のある、デザイン学生の方々へ向けて。
上記をしっかりと把握し、意識し、具体的な対策を考え、実行していくことが大事です。

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学校内からは、デザイン「表現」部分の評価が高い学生。
就職活動に、得意の「表現」を中心に構成されたポートフォリオを持っていき、
「表現」に対して、をメインにした、会社からの反応を体感していく内に、段々と気づく。

「一体、なんのために就職活動をしているのだろう…」

とりあえず業界に入る、的な考えで漠然と進む人は、段々と無気力に近づいていき、どっかで折れると思います。
ゴールも見えないまま、給料も高くなく、肉体・精神をすり減らしていく毎日を過ごせば、そりゃあ折れます。

作品「表現」部分 “だけ” の評価は、個人の生き方・進み方に対して、そこまで重要ではないです。
だからこそ、「超具体的に、どのようなデザイナーになりたいか。」を見据える必要があります。
こういうデザイナーになりたいから、こういう考え方で作品を作り、そういった作品がたくさんポートフォリオに収まっている。

数少ない、競争率の高い、良いデザイン会社はそこを見て判断します。
自称デザイナーを消費物として扱っているような会社は知りません。

────────────────────────────────────
そういうてめえは、学校内で「早く就職が決まった学生!」と評価されたいがために、
先のことなど特に考えず、パパッと決めてしまいました。結果、遠回り。しかし、気づいたことももちろん多かった。
タイムマシンに乗って、ぜひ過去の自分に教えてあげたい。あの女には気をつけろ、と。

 
 

それじゃあ、マージマタンゴ。

夜通しの撮影。ツール物撮り。
カメラマン服部氏を見送る時。

疲れと眠気とで朦朧としながら、かけた言葉は、それじゃあ、マージマタンゴ。
それじゃあ、またね。にスパイスをかけたつもりなのだが、全く伝わっていないようだ。
マージマタンゴを知らない人はいないと思うが、念のため説明すると、ドラクエに出てくるモンスターである。

マージマタンゴ。マージマタンゴ。マージマタンゴ。
30過ぎた肉体に、徹夜明けの時間帯。この名称はクセになる。

別れ際、早く解散すりゃあいいのに、
服部氏と「ドラクエ4コマ漫画劇場」のなつかしトークで盛り上がる。

やはりこうでなくっちゃ。

 
 

動くことで、もらう言葉。

今年度から日本タイポグラフィ協会へ入会し、初の総会と懇親会がありました。
重鎮、巨匠クラスの方々が集まる場。どうしても挨拶をしておきたい方がおりました。
奥村昭夫さん。大阪のグラフィックデザイナーの方。

学生を卒業し、就職したばかりの頃。
素材をレイアウトするだけの仕事に疑問を感じていた日々。
“若者によるエコ・メッセージ” ポスターデザインというコンペに入選し、授賞式に行った際、初めてお会いした。

会場を出るタイミングで奥村さんから声をかけられ、なんと一緒にご飯を食べることに。
運良くポートフォリオを持っていたので、ドキドキしながら見ていただいた。
その時言われた言葉は、今でも覚えている。

永井くん、もっと不器用になった方がいいよ。

デザイン = キレイにレイアウトすること。
当時、そう考えてしまっていた自分にとっては、目からウロコがボロボロとおちまくる言葉だった。
泥くささ、人間くささが感じられない。ボロボロボロ。

そっから、デザインとはなんたるや、と真剣に考え、会社の仕事という環境の枠を飛び越え始めた。
飛んで、飛んで、今に至る。無論、まだまだまだまだ成長し続けなければならない。
タイポグラフィ協会への入会は、いろんな意味が込められているが、
奥村さんへの挨拶は自分の中で重要なことの一つでした。

なんの気なしの一言が、人の後頭部を叩き、動く足まで響かせる。
まずは感謝。次は結果だ。ありがとうございます。

 
 

後ろで腕組むポリスメン。

警察ってのは、堂々と正義をつらぬく仕事ですよね。
なんでネズミ獲りみたいな卑怯な真似するんですか!

バイクで切符切られていた過去の話はおいといて、
銀座に行った流れで、警察博物館へブラリ。

白バイにまたがれたり、過去の重大事件一覧を見れたりと、
無料にしては、そこそこ楽しめる場でした。楽しめる = 勉強。
4階階にドライビングシミュレータなるものがあって、
閉館時間ギリギリにスタート。スタートした後に、館内のポリスメンが近づいてくる。

もうすぐ電源落としちゃうよ〜

シミュレータの後ろで腕組むポリスメン。
こんなに重圧を感じながら、車を運転することなんてあろうか。
よりによって、ランダム設定の状況は雪。
焦りもあって、スリップする車。クルクルクル… → ドッカン! ×複数。
こりゃあ免許剥奪されかねないと、途中で降りる。

5回ぐらい死んでたね

ニコニコ言いながら見送るポリスメン。
警察博物館。おすすめです。

 
 

映画タイトルデザインの世界。

行ってまいりました。
赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界」。

タケシ映画を始めとした、映画タイトルデザインの数々。
おー! これも、これもか!

作品に対する敬意を払い、手書きにこだわる様。
書き、というより、描くというニュアンス。
映画の作り方のように、既成概念をぶっこわす表現。
書き順を守らない、とか。

文字の世界において、守る部分と、ぶっこわす部分。
うぬぬ。勉強になりました。

 
 

いつでも、新鮮に。

停滞すれば、純度は落ちる。
常に見る対象、見方に変化をつける。
いつでも、身も心も新鮮な状態で。

いきなり変化はつかない。
今日取り入れたとして、変化があるのは3ヶ月後。
だからこそ、毎日、毎日。

 
 

うちあわせ。

打ち合わせ。
と入力しようとしたら、
撃ち合わせ。
と表示されたよ。

ある意味、間違っていない。

西部劇のガンマンのように。
緊張感をもって挑みたい。
その緊張感さえも楽しめる。
ピースメーカーになるんだ。

 
 

HEN。佐藤藍子。

久しぶりにテレビで佐藤藍子を見た。
佐藤藍子といえば、アンビリーバボー、ではなく、HEN。

深夜、30分程のドラマ。中学の頃だったか。
テーマ曲はブリリアントグリーン。
そして、オープニングには…

佐藤藍子の手ブラ裸が現れるのである。
佐藤は女の子っぽい男の子という設定。
ホモドラマかと思いつつ、配役の大元はもちろん女性。
なんとも、モヤモヤモンモンとしたドラマなのでした。

このドラマを、彩度がいちじるしく落ちた、ほぼモノクロ状態のお下がり14型テレビで、
マジマジと見てたもんだから、視力も落ちてった。

そのかわり。
HENを見ていた数少ない学校友達と、極度の盛り上がりを影で分かちあっていた喜びは、かけがえのない想い出。

はたから見たら、まさに

 
 

何を伝えるべきか。何を学ぶべきか。

年を重ねる度に、よくわからない経験値を頼りに、
理屈っぽくなりがちなんだけど、
いつでも、まだまだ赤子っつーことをアピールしたい。

甘えたい。これでもかと積み減らして、謙虚に。
人間くっせぇーから、きっと人は寄ってくる。
ってことはだ。

必要な知識のプールにどぶんとつかり、
ザバッと顔をあげた時に見える景色はきっと煌いているだろう。
プールん中は苦しいけど、流れるままは楽しいだろう。

秋葉原にいた女子高生の生脚には、とてもつもないプレミアがあるのだろう。
それは手が届かないぐらいだから、ちょうどいいのだろう。
いい距離がいいのだろう。

白い生脚はいいんだけど、金髪なのがちょっと…
フリーランスのWebデザイナーの発言。
その見解は再考していただきたい。プンプン!

 
 

コレド室町。

和。わ!
出汁のカホリがすんごい一階。
飲食ブースは人の嵐。

帰り際の本屋ですかしっ屁をしたら、
となりの方に普通にバレて、お互いにおどろいた。

さすがコレド室町。
粋な街です。

あと、三越のニューバッグもいい感じですね。
歴史とか伝統とかとっぱらって、執念を感じる。
表現としての存在感。

そんなカホリをニワニワと出していく。

 
 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
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