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パワースポット。

神保町駅から地上に上がり、
何をそんなに浮かれているのかよくわからない学生の群れを越え、
リバティタワーに着く。

本日は、大学生だった頃の校舎に来ている。

2階へ上がり、左手に進むと外に出ることができる。
庭園、と呼ばれるこの場所は、卒業してからもたまに訪れる私のパワースポットだ。

陽がよく当たるのである。
時間を気にすることなくできるひなたぼっこ。
横になれるベンチ。自販機、トイレも近い。
最高の場所だ。

そこで自分自身と会話をする。
もちろん携帯電話はオフ。

現状の環境。
今後の目標。
仕事と仕事外の仕事のこと。

目を閉じながら、あーでもない、こーでもないと考える。
素敵な時間。

ふと目をあけると、眼鏡をかけてリュックをしょった女学生。
格好がドストライクだ。

さっきまで心地よい真剣度合いで考えていたことなど一瞬で流れ去り、
その女学生に釘付けになる。

イカンイカンと冷静になり、
やはり視覚から入る情報は強いな、脳が持っていかれるな、などとつぶやきながら、
はなれていく背中を見送り、グイと背伸びをするのであった。

 

洗顔ペーパー。

肌男、などというフレーズが
フェイシャルペーパーのCMで使用されているが、少々疑問を感じる。

肌男、は向井理氏を代表とした、
サラサラして爽やか、日常の中で複数の女性が寄り添い、
そもそも、フェイシャルペーパーなど使わなくても全く問題のない男性を指すのだろう。

上記に該当しない男は、ただの男、ということか。
それはそれで、潔い。男。

肌など気にせず、
男として生きることができるのであれば、本望だ。

ところで、私は顔がよくテカる。
ゆえに、洗顔ペーパー(フェイシャルペーパー、とカッコつけて言うことに限界を感じた)をよく使う。

あのペーパー。なぜ、一回の引っぱりで2枚出てしまうのか。
頼んでもいない2枚目。
1枚目のみをめくり取り、2枚目を戻そうとするのだが、もう遅い。
戻らない。

もとに戻せない過ちは、次の何かに生かせるのでは。
そう思い、鞄・靴を拭いてみたのだけれど、拭きムラで逆に汚くなってしまった。

男は肌。
餅は餅屋。

学ぶことの多い1日だった。

 

ストロング・一目惚れ。

ふらりと寄った店。
一目惚れした財布。
武骨でシンプル、潔い。

口のうまい店員さん。

ん〜、普通、財布って年末か年始に買うんだよな〜、
と思いつつも、

“普通” ってなんだ??
という疑問に対抗する形として、買い替えました。

一番の決め手は、
店員さんの右手親指の爪が僕と一緒、
ボコボコしていた点です。

 

新宿のチュッパチャプス。

新宿。大学生の頃。

同じサークルの先輩・同期と自分を含めた3人で、
後輩の女の子がバイトをしているミスタードーナツへ冷やかし半分にいったが、
出勤予定と聞いていたその本人はいなかった。

本人が出てくるまで、店前で男3人待機としていたのだけれど、
ひょっとしたら自分たちが大分気持ち悪い行動をしているのでは…と思い始め、その場を去る。

近くのゲームセンター、お菓子を取るゲームにて3本のチュッパチャプスを獲得。
普段は食べることのないチュッパチャプスを、口の中で転がしながら、
「30分おまかせキャンディー、とかいってるけどそんなに持ちませんよね(笑)!」
という、今考えるとかなり痛い会話をしながら、アルタ近くの交番を通り過ぎようとした時、

「ちょっと君たち!待ちなさい!!」

振り返るとお巡りさんが、怒りながらも、見ぃ〜つけた的な感じで近づいてくる。

「カバンの中、見せなさい!!」

中野で買った私の斜めかけバックと、先輩・同期のバックの中身を思いっきり確認された。
犯罪の臭いがするような、たいしたモノが入っているわけもなく、すぐに解放された。

近くには、黄色いタンクトップに拡散されたヘアーをお持ちのライオン以上に危険(見た目が)なお方がたくさんいましたが、
そちらには全く眼中なく、なぜ、私たちだけにお巡りさんがお声かけくださるのでしょう?

…数日後。同期から、こんな話を聞きました。

「あの後、なんでオレたちが取り調べ受けたか、気になって調べてみたんだけど…シンナーをやっていると歯がボロボロになって、口の中の気持ち悪さを紛らわすためにチュッパチャパスを舐め続けるっていうのが、シンナー愛好者の中で流行ってるらしいよ!だから、3人共シンナーやってると勘違いされたんじゃないかな?」

なるほど。シンナー。
チュッパチャパスを舐めているだけで、シンナー愛好者と間違われるこのご時世。

思えば、人情を噛み締めるガム派になったのは、この時からかもしれない。

 

風習の哀愁。

家の裏にあるコンビニが閉店した。
チェーン系ではない、マイナーコンビニ。

よく菓子パンと野菜ジュースを買っては、
となりの公園ベンチに座って食べてた。
学校帰りに遊ぶ、地元の小学生を眺めながら。

その流れ、雰囲気がよかった。

冬はあんまん。
入れたてのパッサパサだったり、入れすぎのグッチャグチャだったり、
いい蒸し加減の時があまりなかったけど、それもまた味でした。

月並みだけど、地味に大切なモノやコトって、
なくなった後に気づきます。

 

ちょっとしたお金の話。

公園のトイレに入ったら、壁に、

「金は愛の力に勝ることができない。
しかし、金の力を借りなければ、愛を継続することができない。」

という落書きがされてて、なるほどぉ…と、
ぼんやりしながら用を足していたら、少し手にひっかけてしまったよ。

水の力を借りよう。
ハンカチーフもね。

セブンイレブンで、おにぎり100円セールってのがたまにやってて、
いつもは “ツナマヨ(105円)” を買うんだけど、
ここぞとばかりに “荒挽きソーセージ(138円)” を手に取る。

そして、食べた時に気付くんだ。

あぁ、ツナマヨの力は偉大だ。
お金は関係ないんだ。って。

100円セールがくる度に、同じことを繰り返しているんだ。

 

本当に大人になる時。

本当に大人になる時とはいつなんでしょうか。

世間では20歳になってから、ってことになっているけれど、
それは法律が定めた強制力のある一つの指針に過ぎない。

今までお母さんにやってもらっていたことを、やってあげた時。
と可愛らしい回答をくれた女性がいたが、なんとも素敵な答えである。

が、私はこう考える。
本当の大人になるシーン。
それは、銭湯で起こると(男性の場合)。

幼少期は皆、隠しません。
どこか、とは言われれば、あそこだ、と答える。

思春期、隠す時期を迎えます。
一番気にする時期。
もちろん、サイズだけの話ではない。
毛や皮といった、とてもデリケートな時期なのだ。

そして再び、隠さなくなった時。
知らないおじさまに囲まれていようとも。
となりにそんなに仲良くない知人がいようとも。
パーティションのない小型銭湯内であれば、もう完璧だ。

周りがこうだから、とか、基準や世間体を気にせず、さらけ出す。

オレはここにいる。

あ、大人になったな、って。
勝手に思ってます。

あまり他所様を気にしすぎて、
自分のがちっぽけに見えたら、かわいそうです。

かわいそう、かわいい。
デザインもそう。

チラチラと競合・事例を気にしつつも、最後は堂々とお客さんと一緒に見せる。
世の中に向かって。

オレはここにいる。ドーン!

また一皮、むけました。
ありがとうございます。

 

バイク便バイト時代の話。

マンション内の貼り紙。「不審な人がいたら、『どちらへ?』と声をかけましょう。」

こんな声かけをする事例が本当にあるのだろうか、
その貼り紙前を通る度に感じていたのだけれど、
人生で一回、自分に向けて『どちらへ?』が放たれたことがあった。

あれは、バイク便バイト時代の話。

新宿の高い高いビルの中、配送先に迷い、小汚いライダー服でウロウロしていたら、
ボクシゴトデキマス風のお兄さんに『どちらへ?』(それこそが正義と言わんばかりに)と言われた過去の記憶。
結果、そのIDブラサゲテカッコイイデショ風のお兄さんに案内してもらいました。

当時、大学一年生。
バイク便バイトを始めたきっかけは、物凄くバイクに乗るのが好きだったからです。そのまま。

バイクに乗っているだけで、お金がもらえる!!
という単純過ぎる発想に申し込みをしたわけだが、実際に始めてみるとこれがまた “おいしい”。

【 バイク便バイトの “おいしい” 想い出話。 】
3位 真冬のクソ寒い、外での待機時間。あまりの寒さに電話ボックスに入る。(まったく変化なし。)
2位 これでもかと勢いづく台風の中、お台場に集荷に行かされた。(ライダー犬扱い。)
1位 豪雪の日、今日はさすがにないだろ…という期待も虚しく、電車で配送をさせられた。(もはやバイクでない。)

あと、東京郊外に突入した時の住所で、最後の番地が「00-0000」みたいな時は確実に迷子になってました。

なぜ急にそんな過去の記憶を書いたかというと、
先日久しぶりに、仕事関係でバイク便サービスを使わせていただいたからです。
様々な競合がある中、上に書いた想い出をふりかえりつつ、
自分が所属していたバイク便会社を指名させていただきました。

室内、そして、屋根がある素晴らしさを再認識しました。
オートバイに乗っている方であれば、共感いただけるのではないでしょうか。

壁に囲まれた空間の中、風になる術を見つけるべく、
僕は今もこの文章を打ち込み続けている。

 

僕は日本人だ。

二次元に二次元(異質なものではなく、ある程度のまとまりを感じる二次元)を重ねる。

それはもちろん、二次元に変わりはないのだけれど、
すーっとした奥行(とか)をやんわり感じさせることで、
説明的な三次元よりも、想像の余白を残した魅力的な二次元ができるのだろう。

そうなのだろう。
どうだろう。

私はグラフィックデザインを仕事としており、
平面媒体が御客様との共同作品となる事例が多い。
その平面媒体。告知を目的としたツールでいうと、DM・フライヤー・ポストカード…等がある。

デザインを通した後、その制作事例として、その媒体自体を撮影することがあるのだが、
ここで説明的に見せるのではなく、上記に書いた、二次元に二次元を重ねる、
ということができるのではないかと感じた。思いつきだ。

ある式場の告知ツールのデザイン、そして納品が完了し、
まさに今、それを行おうとしている。
べつに、大それたことをやろうとしているわけではない。
ただただ、式場のご好意と +α のやりたい感から生まれた思いつきだ。

先日下見とテスト撮影を行い、少し日が空いてしまうが、後日実施撮影を行う予定である。
式場の雰囲気を感じさせる良いイメージができれば、ここに載せたいと思う。
微妙であれば、載せない(!)。

そんな思いつきが、当たり前に過ぎ行く日常のモコモコッとした期待山となる。
やがて期待山は、連なることで期待山脈となる。

山脈の間を流れる川の水。
純粋無垢な、おいしい水。

その水でお米を炊いて、
気の合う皆でパクつきたい。

ただ、それだけだ。

 

目薬。

目薬さすと喉奥からくる甘い感じ。
あれ何なんでしょうか。

コーヒー飲みたくなっちゃうじゃないか。
ということで、サンプルでいただいたスターバックスのコーヒーを注ぐ。

いつものインスタントコーヒーよりしっかりとした味、
かどうかはよくわからないが、きっとそうなのだろう。

カップの表面をぼんやり眺めながら、
奥底からだんだん見えてくるやる気に引っぱられ、
またスタートするわけです。

 

モグラを叩く。

8月最終日。

こんな暑い日にはモグラ叩きをしたい衝動にかられます。
あの100円(場所によっては200円でしょうか)で、付属のハンマーを振りかざし、叩きまくるゲーム。
クーラーのきいた室内で、自然を感じながら汗をかく矛盾感。

ストレスがたまっているわけではございません。
動物は好きです。

なぜ人はモグラを叩きたくなるのでしょうか。
モグラを何かに見立てるのでしょうか。

「出る杭は打たれる。」

あのゲームはそういうことを示しているのだ。

自分が出る杭になれない苛立ちを隠せず、
ぶっ叩きにかかるのだ。

お気づきの方もいると思うが、
全てのモグラは叩けない。

叩きを逃れたモグラ。
それこそが出る杭。

出る杭はここぞとばかりに噛みついてくる。

出る杭になるには。
まず、土の中から頭を出す勇気を。
そして、ハンマーから逃れる俊敏さを。
最後に、噛みつきにいく剛毅さを備えるべきなのだ。

この世はとても、ワニワニパニック。

 

お楽しみ。

京王新線の浜町ってとこにあるスポーツセンターの前を通った時に、
ふと卓球がやりたくなって、スッと中に入って料金とか調べたら、なんと300円でできるとのこと。
しかも、ラケットとシューズを無料で貸してくれる。ボールは120円、別途。

久々の卓球にエキサイトした後は、お楽しみのパックジュース。
100%のグレープジュース。

スポーツした後のパックジュースなんて、いつぶりだろうと考えながらチューチュー。
相手のミスではなく、攻めて勝ち取った時の爽快感を味わう。

卓球は負けた。
満足だった。

 

ぐるっと。

バスに乗っている。
もうすぐ終点。

駅は目の前。
すっごい近い。

最終コーナーのロータリー。
この時間が命取り。

もうここで下ろして。
こっからは自分で歩くよ。

勝手な想いが車内に溢れかえっております。
いい感じです。

 

変換術。

気がふれちゃうほどにおかしな出来事。
笑いに逃げる、いやむしろ攻めるのだよ。そんな時は。

おかしいことをおかしいってストレートに言うと、
白い目をむけられちゃうもんだから。

笑いに変換する。
決して愚痴ではなく。

そうすっと、ネタを提供してくれてありがとう、って思うわけです。
ありがとう。ありがとう。

おかしな出来事たちよ。

 

誰もが初めては初めてだった。

演劇というエンターテインメント。
キ・カンパニー 第1回公演『出発』。
初めての演劇。

めまぐるしい日常に風穴をあけれられた。
そんな気分だった。

一体となった空間の中、生身の人間同士が、笑い、泣き、笑う。

映画やテレビでも味わえるけど、なかなか、たどりつけない領域。
雑誌にのるようなお洒落なカフェで過ごす時間、と、ほぼイコールな時間。

今は当たり前にやっている、その趣味も、
今は当たり前に聴いている、そのお気に入りのアーティストも、
ふれあう初めての瞬間があったと思う。

とても刺激的な瞬間。

キ・カンパニー 第8回公演『同族』は、
心のどこかで刺激を求め続けるあなたに、
“新たな楽しみ” という名の感覚を呼び覚ますことになるだろう。
(まだ、見てないけど。)

────────────────────────────────────
キ・カンパニーさん、第8回公演『同族』のメインビジュアルを制作させていただきました。
9月6日(金)〜8日(日)は池袋、15日(日)・16日(月・祝)は新宿にて繰り広げられるようです。

◎ キ・カンパニー Webサイト 第8回公演『同族』詳細ページ
http://kicompany.biz/next/

 

空。

電線にとまっているハトを下から見上げたら、
すごく小刻みにバランスとっていて、
なんだか応援したくなったよ。

 

くだらない、とは。

くだらない、とはなんでしょうか。

一般的に “面白い” と感じることに反すること?
それならば、その “面白い” とは??

流行にのっかった趣向。
ゴールデンタイムに流れるテレビの企画。

それよりも、空気感を共有できる人にしか伝わらないこと。
思わず プフッ と笑ってしまうような、くだらなさ。
限られた時と場は貴重であると考えます。

くだる、は、くだらない。
くだらない、は、くだらなくない。

日常をくだらなさで魅せる。

それはもう一つの使命であると気付きました。
笹塚のエクセルシオールにて。

僕は旅立つんだ。

 

充電中。

陽に当たりながらの読書は最高だ。
光合成しながら、もういっこの世界に入り込めるなんて、なんともお得感満載である。

たまに水分補給をしながら、ページをめくる度に汗がポロリと流れ落ちる。
となりのベンチでは休憩中(サボり?)の警備員。

なんとなく目をやるタイミングが一致する。
目が合う。

蚊にくわれた。

 

プレイバック全力疾走。

青春パンクロックを聴きながら作業をガンガンと進行していたら(アァー!と歌いながら…)、
プツッと意識が途絶えていた。

騒がしい蝉の鳴き声とお洒落なJ-WAVEのBGMで起きる。
そのまま聴いている。

ラジドのテーマはプレイバック全力疾走。
今日もまた、走り出せそうだ。

 

美味しい時間の。

夏の夜は色々と考える。

我武者羅な状態は、文字通り後先も考えずに進んでいるわけだが、ふとした小休憩。
おいてけぼりにした、「自身の後先」とちゃんと向き合う時間を持つ。
笹塚駅のエクセルシオールにて。

長居してごめんなさい。

一杯目は美味しい時間の購入。
二杯目は美味しい時間の御礼。

おかげで答えが出ました。

 

制作者(2013.08)

制作者(2013.05)

音と歌とデザインと…(2013.05.12)


 

「高める」

たった一つの笑顔の為なら
僕らは何度だって涙流すんだ
悔しい時に  気付いた仲間

たった一つの旅の途中
僕らはどこだって行けるはずなんだ
つながっているから  どんなに長い道だとしても

さぁいこう  限りある人生の
限りない喜びと  ここにいる人たちと

さぁいこう  苦しみや悲しみで
その心止めないで  高めて歩き出そう
また笑い合える日までは

 

音・歌  箱守啓介
イラスト  吉田梓
デザイン  永井弘人

音と歌とデザインと…(2013.05.11)


 

「目で追いかけるだけの  EVERYDAY」

大好きなあの子の  部活の終わりを
調べて下駄箱で  待っている

こそこそと隠れて  君の姿を
声もかけられず  見てるだけ

Oh  こっちを向いてよ  もっと笑ってよ
声にはできない  言葉がいっぱい

僕の知らない  君を見たい
誰も知らない  君をもっと見たい

目で追いかけるだけの  EVERYDAY

 

 

「目で追いかけるだけの  EVERYDAY  ver.バラード」

いつも見てる  横顔ばかり
わかってるよ君の  視線の先は

だけど今日も  感じていたい
君と同じ空気  吸えるだけでいい

いつか見てた  ヒーローのように
さらわれた君を  助け出したい

君の好きな  彼のように
強くは  ないけれど
君をいつか  守りたい

だから見てる  君を見てる
法に触れない限り  君を見てるよ

ラララ…

話したことも  ないくせに

 

音・歌  箱守啓介
写真  服部恵介
デザイン  永井弘人

 

御挨拶(2012.11.12)

2012年11月10日(土)・11日(日)開催された「デザイン・フェスタ」、
本日のアトオシブースに来ていただいた方々、本当にありがとうございました。

また半ば強制的に、
リアルタイムサウンド・ビジュアルメイキング「偶然と奇跡の共演(音・写真版)」に参加させられた方々。
想い出をありがとうございました。

その際に制作した作品を随時更新していく予定ですが、
クオリティを上げた上での公開したいので、少し気長にお待ちいただけると幸いです。

簡単ですが、御礼のご挨拶をさせていただきました。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

ディレクター / デザイナー
永井弘人

 

Twitter
http://twitter.com/hirotonagai/
Facebook
http://www.facebook.com/hiroto.nagai/
 

告知(2012.11.05)

2012年11月10日(土)・11日(日)に開催される、「デザイン・フェスタ」に両日出展いたします。
新メンバー構成の「本日のアトオシ」としては、イベント初出展となりますので、ご都合がよろしければぜひお越し下さい。

「本日のアトオシ」から抜粋・その他、新しく制作した作品を展示予定ですが、
メインとしては、「偶然と奇跡の共演」と題した、リアルタイムでのサウンド・ビジュアルメイキング。
ブースにお越しいただいた方に合わせた作品をその場で制作し、プレゼンテーション・ライブを行います。

デザイン・フェスタ
デザイン・フェスタ 本日のアトオシ 紹介ページ

ブースナンバーは、「K-65」です。
様々な人とのつながりも大切にしていますので、ブースにてどうぞお気軽にお声かけください。

何卒、よろしくお願いいたします。

音と歌とデザインと…(2012.09.03)


 

作品解説 のようなもの

表裏といえば、
おせんべ焼けたかな…
という遊びを思い出す。

正直なところルールは全くわからないのだが、
リズムに合わせ、左右の手の平を、
表、裏と交互にクルクルやっていた。

おせんべといえば、
歌舞伎揚を思い出す。

甘塩っぱく何とも言えないあの味は、
難しいことを考えず、頭の中を空っぽにして、
バリバリと音をたてながら食すのに適していた。

 

マクロ・ミクロ・ブー(2012.08.29)

 

作品解説 のようなもの

消え入りそうな感情の中でもずっと考えていたこと

それは

やらしいこと

だった

なにをみても想像してしまう

なにかの病気じゃないかと思うくらいに

頭の中を映し出して街を歩こうものなら

すぐに捕まってしまうだろう

このイマジネーションパワー

もし世の中のためにつかえたら

世界を平和にする自信がある

 

つぶやきの肉巻き(2012.08.23)

[audio:http://today.atooshi.com/wp/wp-content/uploads/2012/08/2b2b986ad3d7537612367ee5c784715a.mp3|titles=髭]

伸びっぱなしになっていた髭を思いきって剃りましたが、
全く誰も気づいてくれません。

髪型を少し変えて、
何も言ってくれない彼氏に腹を立てる女性の気持ちが、
ほんの少しわかるような気がしました。

気がしただけで、おー!髭剃ったね!!
なんて元気いっぱいで来られても、それはそれで困る。

 

音と歌とデザインと…(2012.08.15)


 

作品解説 のようなもの

風呂に長時間浸かり、バッと立ち上がると、クラクラと立ちくらみが起こります。

外に出れば、ほんのちょっと切ない夜風が火照った私の身体を包み込みます。

自身との対話の時間。きりがないのは理解できていますが、それほど嫌いではない時間です。

 

告知(2012.08.12)

 

作品解説 のようなもの

プロフィール写真を更新しました。

東京から新潟へ向かう。
大雨の中を駆け抜ける車内で、エレクトリカルパレードが大音量でかかっている。
晴れろ、晴れろという願いもむなしく、外はどんよりとした天気。

県内に入った時、突如、陽の光が差し込んだ。
タイミング良くかかっていたのは、女子受けの良いモテ曲。
センチメンタルな気分になった。

 

本日のアトオシとは
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインを拡げる雑文集。」日本タイポグラフィ協会正会員。年鑑ベストワーク賞受賞。著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版。
カテゴリ 更新企画
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